竜巻が発生した際に、オフィスにてあなたが取るべき行動とは!?
今年は普段と違う夏でしたね。気温が例年に比べ猛暑日が続き、ゲリラ豪雨が多数発生したり、竜巻が発生したり……自然の巨大な力に対して、人間の無力さを感じる夏でした。
そんな自然災害に対して、何か出来る事があるのでしょうか?実際、天気予報では予想しきれていないのが現状です。もちろん、大雨警報や竜巻警報などが出され注意喚起がされましたけど、正確な予測はまだ難しいのが現状の様です。ですが、それでも出来る事はあります。大災害で命を落として嘆くよりも、今自分が出来る事を調べましょう。
今回は、今まではほとんど発生していなかった竜巻について書いてみたいと思います。竜巻というのは、回転しながら上昇している上昇気流です。それが激しさを増して周囲の物を巻き込み破壊力を増します。そんな竜巻の対策について、再確認しましょう。そして、身の回りの人の被害を少しでも減らしましょう。
1:丈夫そうな建物の中に逃げ込む
竜巻は、風が渦を巻く現象です。これによって風に色々な物が巻き込まれ威力を増しています。その巻き込まれた物にぶつかれば、それだけで致命傷になるかもしれません。まずは、それらから身を守るために、建物の中へ避難しましょう。そして可能ならば、周囲へ大きな声で知らせましょう。
2:ガラスから離れる
丈夫な建物に避難すると安心して、外の様子を見たくなるかもしれませんが、それは危険な行動です。丈夫な建物であるから倒壊する危険は少ないですが、ガラスが破損する可能性は十分にあります。
そして自分の家などならば、雨戸を閉めましょう。もちろん、竜巻が至近距離に迫っているなら、それも危険なので駄目です。竜巻が遠くにあるうちに雨戸を閉めましょう。雨戸が閉まっていれば竜巻からガラスを守ってくれますからね。
それが出来ない場合、または雨戸そのものが無い場合には、カーテンを閉めましょう。それだけでも割れたガラスが部屋の内部に飛んでくるのを防いでくれます。
3:非常口の確認
それでも安心しては駄目です。本当にいざというときのために、非常口を確認しましょう。丈夫そうな建物であっても、倒れない保証はありません。
この点で注意なのは、そこで慌ててはいけません。パニックは人に伝染し、大規模なパニックはそれだけで死傷者が出ます。不要な言葉は不安を煽ります。
静かにゆっくりと確認を行い、状況によってはあなたが避難誘導を行いましょう。冷静なあなたが避難誘導を行う事で被害は最小限に押さえられるかもしれません。もちろんデパートなどに避難したときには、係りの人が誘導するでしょうから、そこは静かに冷静さのお手本の様に対処するのがいいでしょう。
いかがでしょうか。正直、出来る事は多くありませんが、それでも助かる可能性は十分に上昇します。同じ様に保育園の園長さんが同じ事を行い、避難してきた園児や働く職員さんが怪我もなく無事に済んだそうです。外では、その竜巻に巻き込まれ、保育園に置いてあった自転車などが宙を舞うほどの大きさだった様です。
これからも竜巻は増える可能性は十分にあります。可能性が高い事ではありませんが、知っておいて無駄な事はありません。