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人見知りを根本から改善!原因である「環境」を意識的に変える方法

自分から人見知りを目指してない!?

社会の中で、自分は人見知りだという人は沢山います。まるで、人付き合いの基本のように「人見知り」を口にする人がいますが、社会で生活をする上で、どこへいっても必ず人と人との関わりが必要になりますから、人見知りをいつまでも改善しないのは大きな損です。

もちろん、対人恐怖症になってしまったというのであれば、そうそう簡単には改善していけないでしょうが、人見知りはあくまでも傾向でしかありません。自分で自分のことを人見知りだと思うのであれば、それを改善しようとするべきですし、自ら人見知りだと言いふらすことで、知らず知らずのうちに自分から人見知りを目指してしまっていませんか?

こうした思い込みや生活習慣などが、人見知りを作り出す大きな要因なのです。「人見知りだからいいや」とか「仕方ない」と考えるのは自分に対しても他人に対しても良い影響を与えません。そうした考え方や決めつけは捨てていって、自分がどうというよりも、自分がどうなりたいのかを口にしていったほうが良いと思います。

普段から無意識のうちに内向的な生活習慣を送っているケース

人見知りは、こうした口ぐせなどからも作られます。知らない間に自分の脳に暗示をかけてしまっていることになります。たとえば、何かしらの社交の機会があった時に、「俺は人見知りだし、そういうのいいわ」などといったり考えたりすることによって、ただの思い込みが本当にあなたを人見知りにして人と関わることを苦手にさせてしまうのです。

自分のキャラ作りは大切ですが「人見知り」をキャラにしない方がいいだけではなく、人見知りだから同という考え方は捨てた方がいいです。

また、普段の生活習慣の中で、ついつい閉鎖的な生活を送っている人は多いものです。これは一人暮らしであれば、ある程度は仕方がないのかと思いますが、それでもひとりで何かをすることが多かったり、人の目に触れない閉鎖的な環境で生活を続けていることによって、どんどんと人と関わるのが苦手になっていってしまいます。

結果的に、人の多いところを避けるようになったり、人がいること自体に慣れ無くなってしまうため、緊張やストレスが増していってしまうのです。こうした生活の習慣や考え方の癖を変えていくだけで、人見知りの場合は驚くほど社交的で、驚くほど人になれていくことができるのです。

人の持つ環境適応能力をうまく活かしていこう

人間には環境適応能力というものが備わっています。この能力は、環境や条件に適応して順応していくことができる能力で、たとえば、四季のある日本では、真冬に氷点下の外を歩くのにも環境に適応していくことができますし、真夏の高温多湿の中でも生活をしていくことができます。こうした環境適応能力を、しっかりと良い方向にコントロールしていくことで無限大の力を発揮することができるのが人間です。人見知りに関しても全く同じことがいえます。

普段から閉鎖的な環境で生活をしていることによって環境適応能力がそれに順応してしまい、少し人の多いところへ行っただけでまるで大衆の前でスピーチでもしているかのような緊張に襲われてしまったりします。

また、普段から自分は人見知りだと言い放っていくことで、本当に人見知りになってしまったり、人見知りの生活に慣れてしまうこともあります。これらは悪い適応のしかたをしたためです。逆にこの環境適応能力を使って人と接することに適応していけば、人見知りを打破して、人に慣れていくことができます。

飲み会やコンパには積極的に参加しよう

環境適応能力をフルに生かす方法としては、飲み会やコンパなどの席に積極的に参加するというものがあります。もちろん、金銭的に余裕がないからという理由で逃げることもできます。しかし、この飲み会は、単なる付き合いではなくて自分を高めていくための場だと思って参加すると、非常に安いものです。

酒の席では、その人の本性が出ます。特に、色々な人が参加しますから考え方や話し方、盛り上げかたなどは人によって様々でしょう。こうしたより多くの人と会話をすることによって、どのような人とでも苦手意識を持たず会話ができるようになり、さらには「このタイプの人はこの接しかた」というような自分なりの法則が見えてくるかと思います。

人見知りが得をする場面もある

さんざん人見知りを打破する方法について説明してきましたが、人見知りは必ずしも厄介なものではありません。なので、どうしても人見知りが克服できないという人は、逆の発想をもって人見知りの自分を受け入れてあげるといいと思います。

全く人見知りをしない人は、そういうデリケートな性格を持った人の心理が理解できません。そのため、心ないことを平気で言ったり、調子に乗ってしまうことも多々あります。人見知りの人は、優しさを持ってみられますし、ガツガツした人間よりも親しみやすいというようなイメージもありますから、必ずしもそれがデメリットばかりになるわけではありません。

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