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隠れ低血圧に悩まされていませんか?毎日を快適で軽快に過ごすコツ!

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毎日身体がダルくて重かったり、日中なのに眠かったりと、それらの原因を全て寝不足のせいにしていませんか?現代人の多くは隠れ低血圧の症状を抱えています。どれだけ寝ても寝足りなかったりするのは隠れ低血圧のせいかも?解消法と健康的な生活習慣を考えていきます。

隠れ低血圧って?

隠れ低血圧とはどのような症状なのでしょうか?簡単に言えば低血圧の症状のことをいいます。しかし、隠れ低血圧の人の多くが低血圧なわけではなく、正常な血圧です。そのため病院に行って血圧計で測定をしてもとくに低血圧と診断されるわけではないので、正常だと思い込んでしまいます。

しかし、毎日身体がダルかったり重い、立ちくらみやめまいがする、日中に頭がボーっとして眠気がとれないなどは低血圧に似た症状です。低血圧でもないのにこうした症状が出るのが、現代人に多い隠れ低血圧です。

正確にいえば血圧が低いわけではないのですが、必要な時に必要な血圧や血流量が得られない症状です。そのため、活発に活動している時間帯などで本来は血流も血圧も上がっていないといけない時に、十分な血流量が得られずに身体や脳が一時的に酸欠状態となっていると言えるでしょう。

本来血圧や血流量は活動量に合わせて変動しなければいけないのですが、それがうまく調節できない状態になってしまっていることが大きな原因です。では、なぜそのような症状が出てしまうのでしょうか?

不規則な生活が原因!?

一番の要因としては、生活習慣があります。不規則な生活習慣によって自律神経が崩れ、身体のメリハリやサイクルが乱れてしまっているのです。また、オフィス中心の社会環境になったことで、慢性的な運動不足を抱えている人も多いでしょう。一日中動かない生活が続くことで必要な身体の能力がどんどん衰えていってしまいます。そして筋肉だけではなく、血液を循環させる心臓のポンプの力も弱まってしまうのです。

運動をすると血圧が上がって心拍数も上がります。結果心臓のポンプが強まってドクドクという鼓動が手に取るようにわかるのですが、こうした心筋の力が弱まってしまうことによって、必要な時に最適な血流の調節ができなくなってしまってます。

活動量に合わせて心筋が機能してポンプの力を強めたり弱めたりしなければいけないのですが、これができなくなってしまっているために十分な活動量に合わせた血流の調節ができなくなってしまっているのです。血液にはとても重要な働きがあります。身体の各器官に酸素や栄養素を送って活発に機能できるようにしていますし、疲労物質や老廃物を効率的に体外に運び出すのにもとても大切です。これらの機能が衰えることで身体が疲れやすくなるだけでなく、酸欠によって身体の器官が苦しい状態となってしまうために低血圧のような症状が起こっていると考えられます。

交感神経と副交感神経

そして、自律神経の乱れがこうした隠れ低血圧の症状と大きく関係しています。自律神経は私たちの身体を機能させて生命の維持をしていくのに欠かせない組織です。無意識のうちに酸素を吸ったり食べたものを消化する、心臓を動かし体温を調節するなどの生きていくのに欠かせない機能を担っているのが自律神経です。

そして、自律神経は私たちの生活習慣やストレスによって大きく乱れてしまいますし、またその逆に自律神経が乱れることによってストレスが溜まりやすくなったり、健康な心身を育めなくなったりと心身と大きく連携しあっています。

そして、交感神経と副交感神経は、自律神経系の中でも特に大切な役割を持っており、例えば交感神経が活発になると血流量が上がったり血圧が上がって心身の機能が活発に活動できるようになります。逆に副交感神経は寝る前やリラックスしている時に活発になることで、血流を穏やかにして安息感を与えたり、眠りに入りやすくする効果があります。これらの神経系が密接に連携していることで心身の健康バランスが整っているのですが、不規則な生活習慣などによってこれらの神経系のバランスが崩れることで、日中なのに副交感神経が活発になってしまって眠くなったり、夜の寝る前に交感神経が活発になって眠りに入れなかったりしてしまうのです。

規則的な生活と運動を習慣に

隠れ低血圧を予防していくには、やはり規則的な生活習慣が欠かせません。毎日同じ時間に睡眠について同じ時間に起きることがとても重要になってくるでしょう。現代人の多忙な生活習慣では夜が遅くなってしまうことも多々ありますので、必ずしも同じ時間に寝られるわけではありませんが、同じ時間に起きることで生活リズムを崩さずに済みます。また、1日の食事に必要な必須栄養素を意識した健康的に栄養バランスのとれた食事を規則的に摂っていくことや、適度な運動がとても大切です。

運動をすることで現代人に失われがちな身体能力を取り戻して、身体機能を維持していくことができます。特に、先にも説明した心臓のポンプの機能を維持していくためにもとても欠かせないものとなります。とはいえ、いきなり毎日の運動を習慣にしようとしても続かないでしょうし、何から始めればいいかわからないという人も少なくはありませんから、まずはラジオ体操を習慣にしていくといいです。体操といえども久しぶりにおこなうと、かなり息があがります。

太陽の光を浴びよう

また、太陽の光を浴びることは、私たちの本来の生き物としての健康に欠かせません。人間は日光を浴びることで自律神経が整い、体内時計も整うようにできていますから、太陽の光を浴びることで健康的な心身の状態を取り戻し、ストレスに負けない活発な心身と活動をしていけます。。体内時計が整うことで、夜は自然と心地よい睡魔によって眠りにつくことができるようになりますし、太陽の光を健康的に浴びていくことはとても重要です。

普段の生活から、なるべく座り込んだまま長時間いるということを防いで、可能な限り頻繁に立ったり歩いたりを繰り返すようにしていきましょう。座り込んでしまうと立ち上がるのが面倒になったり、身体機能が衰えていってしまいますから、座っている時間を極力減らすことが大切です。

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