面接で自慢ばかりする会社の社長に要注意すべき理由!
応募した際の電話連絡
この会社は応募の時、「早速面接をします」という事でした。面接の際に問い合わせの電話をしたところ、面接の話ではなく自分の自慢話をしていました。
自分としては、とにかく面接の日程を決めたいので、「いつ伺ったらよろしいでしょうか」と言ってみました。それに関しては「いつでも良いよ」という回答でしたので、「では、明日伺います。午前中の10時頃でよろしいでしょうか」と言ったら、「良いよ」との回答で次の日の面接が決まりました。
面接に3時間半
面接の為に会社訪問。履歴書を提出して面接がはじまりましたが、そこから社長の自慢話。「我が社は借金がない」という事を一生懸命自慢していました。
「他の会社の経営方針は間違っている」「社会は間違っている」という事をさんざん話して、1時間程経ってから社内を見学させてもらいました。見学が終わった後またしても長話。結局、午前10時に開始した面接が途中の数分の社内見学があったものの、終了したのが13時30分でした。
労働基準局の監督官を追い返す
自分が入社する数年前に労働基準局が調査に入った事があるそうです。勿論、違法労働させられて、嫌な思いをして辞めていった元社員が訴えたのがきっかけらしいのですが、その時に来た労働基準局の監督官に対し、鉢巻きをして、悪口雑言を浴びせ、追い返してしまったそうです。自分の取引先の会社の人達も集めて、一緒に追い返す運動をやらせたそうです。
取引先の会社の人達は断ると二度と仕事を回してもらえなくなるのです。そうなると、自分達の生活も危うくなってしまう為、渋々参加したそうです。
当時からいた社員の人達から聞きましたが、労働基準局の監督官は追い返したというより呆れて帰ったとの事でした。それが、自分の武勇伝になっているらしく、時々、「労働基準局を追い返した男」などといったタイトルで講演をやったりしています。
ハローワークからの求人票に偽りあり
求人票には「我が社は今まで一度も借金がなくやって来ました」と書いてあり、ボーナスは年2回(前年度)、土日祝日は休日となっていました。しかし、実際は違っていました。先輩社員に確認したところ「ボーナスは10年以上出ていない」と言われ、びっくりでした。
法律上は、「昨年までは出ていましたが、今年はボーナスは出せません」という事は問題ないのですが、昨年はボーナスが出ていたと堂々と書いてある事自体がまず問題なのです。
土曜日や祝日などは社長の気分次第。忙しい時期の出社は当たり前ですが、暇な時期でも「今月は祝日が多かったから今週の土曜日は出て来い」とか社長の気分次第で決まるのです。
土曜日や祝日に出社するのはともかくとして、その場合は休日出勤手当が出るのが当たり前のはずなのですが、この会社はそれが出ませんでした。社長の言い分は「会社の為に出るのが当たり前」「権利ばかり主張する奴はロクな奴ではない」だそうです。
どんな事があっても権利は主張すべき
この社長は権利を主張する人間を批判しますが、権利が主張できなければ、労働者は会社の言いなりにならなければならないのです。どんな事があっても自分の権利は絶対に主張して下さい。