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個人経営・家族経営の社長にありがちな、やりたい放題な職場について

個人経営・家族経営は身内贔屓

個人経営をしている会社の社長(特に家族経営をしている会社の社長)はとにかく身内贔屓です。身内に甘く、他人に厳しいのです。社員にはサービス残業や休日出勤(勿論無給です)は当たり前に対して、自分の家族(私がいた会社には社長の娘が働いていました)には一切残業や休日出勤はさせません。娘さんには、「お前は休日に出てくるな」と言う始末です。

ちなみに娘さんは毎日、他の社員よりも1時間~1時間半ほど早く帰っていました。夕方事務的な用事をお願いに娘さんのところに行くと、「もう帰った」と言われました。

逆らう事ができない社員は扱いが酷い

私のように、納得の行かない事に対して意見を言える社員ならばせいぜい無視される程度で済むのですが、意見も言えずにいる大人しい社員は社長の言う事に対して逆らう事ができません。白いと言えば白く黒いと言えば黒いと言わなければならないのです。その上、仕事上でのミスはその人を吊し上げるような感じでネチネチと嫌味を言われてしまいます。

経営状態が良い状態の時

経営状態が良い時は仕事が多く忙しくなり、その分社員はこき使われます。「仕事が沢山あってありがたく思え」「いただいた仕事は丁寧にやれ。しくじりは許さない」という事になります。

サービス残業当たり前。休日出勤当たり前。最終的には「自分を犠牲にしてでも仕事をこなせ」と言われます。社員は会社があって生活できる。会社の為に尽くすのが当たり前という考えなのです。

十数年前には、徹夜をして仕事をした人もあったそうです。朝普通に出社して、次の日の朝まで仕事をしたそうです。当時の事の話は聞いた話ですので、残業代をもらえたかどうかは不明です。

経営状態が悪くなると

経営状態が悪くなると、一言で言えばケチになります。営業マンはさんざん嫌味を言われます。社内で仕事をしている人達には失敗は尚更の事許されず、「失敗した場合は弁償しろ」とまで言われました。実際に弁償させられた人もいます。

朝礼では社長の雑談がすごく長くなります。もちろん、その中には社員の悪口、社員へのパワハラなども含まれているのは言うまでもありません。

挙句の果てに「この中(社員の人達の事です)には会社の事を考えてくれる奴は一人もいないのか」「給料を減らしても良いですと自ら言って来る奴はいないのか」とさえ言って来ます。すなわち、給料を払う事すら腹立たしくなって来るのです。

自分に甘く人に厳しい

社員が病気になると、「病気になるような人間はこの会社にはいらない」と冷たく言い放ちますが、自分が病気になると明日にも死んでしまうかのごとく弱気になります。もちろん病気が治れば、昨日までの病気が嘘のごとく元気になります。

全てがこのような会社とは限りませんが、個人経営や家族経営の会社に入社する場合はよく考えてから入社すべきなのです。

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