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うらやむは、昔「心病む」と呼ばれていた?うらやむと心の関係

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2014.04.15

「あの人の住んでいるところ羨ましいな」、羨ましいという気持ちは誰でも一度は思ったことがあるかもしれません。

「あの人のスリムな体型が羨ましい」「あの人の収入の高さが羨ましい」「あの人の成績が羨ましい」、あなたはどんなことでどんな人に羨ましいと感じるでしょうか。

羨ましいは、心病ましい?

羨ましいという言葉は昔、心病ましいと使われていたという話があり、身なりなどの表面が面(おもて)、心などの内側が心(うら)と呼ばれていたそうです。

今では羨ましいという漢字ですが、心病ましいという漢字ならあまり良い気持ちはしないかもしれません。

ですが、その漢字を見るとニュアンス的に伝わるものがあり、他人の何かを羨んでばかりいる人はそれだけ自分にはないところばかり見ているため、欲求不満が強くなり文字通り心病むこともあるかもしれません。

というのも、人はどんな状況でも自分が持っているものに意識を向けるのか持っていないものに意識を向けるのかは人それぞれ自分次第で、沢山のものを持っていても持っていないところに目が向かう人もいます。

「自分はこれだけのものを手に入れたけど、自分より沢山良い物を持っている人がいる」となると羨ましい、勝ちたい、自分はそれを持っていないという欠乏感が原動力になり、何かが欲しい気持ちが欲求不満を生み、心病む状態になる人もいるでしょう。

本人は気付いていない、もしくは周りから見れば成功しているように見える人でも、なぜそこまで頑張るのかといえば競争心、足りないという欠乏感が原動力になっているならどうでしょうか?

そしてそれが癖づいていると、テレビや雑誌などのメディアで見る限り素敵な人に見えても、実際に会って話してみると競争心が強くイライラして気持ちのバランスが偏っている人ならどうでしょうか。

どんな人生を生きたいかは人それぞれ自由ですが、競争ベースの人生は勝っている時は優越感や安心感を感じても、また自分の勝利を脅かすような裕福な人、何かの実績を出している人を見ると敗北感が自分を動かします。

感じたいから生きている人、感じたくないから生きている人

人は自分の感じたい気持ちを得るために行動すること、そして自分の感じたくない気持ちから逃げるために行動する人といます。

誰でも一度はそのどちらも経験したことがあるでしょうし、毎日の行動がそのどちらかになっている人が多いと思います。

人はどれだけ頭で考えたメリットが実行出来ても、そこに欲しい感情、欲しくない感情がないとそのメリットを心で感じることが出来ないようです。

例えば、10万円欲しいとして誰かからお金を盗んだとしても、10万円手に入ったという事実、メリットは変わらないのに盗まれた人の悲しんでいる姿を見て罪悪感が喜びよりも大きくなるかもしれません。

人は感情を抑圧して、そういう気持ちを感じないようにすることも出来ますが、それをすればするほど後から溜まった感情のエネルギーがドカンと出て、急に怒りだす人や泣きだす人、人によっては思いもよらない行動に出る人もいます。

この羨ましいという気持ちも「自分にはない」という欠乏感から出るもので、欠乏感を感じたくないから羨ましいと思ったものを手に入れることで欠乏感を感じなくてすむと感じる人は、何かを手に入れるために行動します。

そして、理想のものが手に入って満足感を感じたとしても、欠乏感は何かを手に入れたから無くなるものではなく生きているうちはずっと出てくるものなので、また出てきたら振り回されることになります。

無いところばかり見ると心病む?

どんな人生を生きるかは人それぞれなので、欠乏感から逃げるために何かを得て満足する人生を生きるのも1つです。

ただ、どんな気持ちを感じて生きたいかという視点から見ると、そこには幸せよりも不安と安心の行ったり来たりを繰り返して、心の平安を感じる人生プランではないかもしれません。

心の平安を感じようと今までの仕事をちょっとでも休もうとしたら、自分より仕事で実績を上げている人が目について、休みたくても休めない忙しい人生になるかもしれません。

なので、実績を出している人の中には働くこと、動くこと、考えることを止めない人ではなく止まらない人もいて、自分で止めようとすると感情が湧き出てくるので止まれないということがあります。

それは実績がなくて無限の可能性を持ってスタートする自分より、実績がないから早く自分を満たそうとする自分のほうが強く出ていて、自分の無いところばかり意識が向かうといつまでも欠乏感を満たすパターンから抜けられないこともあります。

何もない自分にも持っているものがあるところに意識を向けて欠乏感が出ても行動する前に感じ尽くそうとすると、欠乏感は和らいでいくことを実感出来ると思います。

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