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辞めたい人が続出する接客業。そもそも向いていない…という人の特徴

仕事には向き・不向きがあります。どんな仕事でもOK!なんていう完璧な方はいませんから。

数ある業種の中でも最も向き・不向きが顕著に表れるのは、接客業。向いてない人が接客業に就いたところで、悲劇しか生みません。無理をせずに、他の業種に就いた方が良いに決まっています。

ここでは、そもそも接客に向いていないという方の特徴をご紹介します。是非、みなさんも自分が当てはまるかチェックしてみてください。そして、今後の仕事選びの役に立てていただければ幸いです。

大きく分けて2種類の接客がある

この2種類…同じ接客業と言っても、求められるものは大きく異なります。

まずは、「人」として接客するもの。キャバクラに行き「◯◯ちゃんに会いにきたよ~」というのがこれに当たります。

◯◯ちゃんでは、わかりづらいので仮にレイコにしましょうか。レイコ目当てで我々はキャバクラに通います。レイコの「個」に我々はお金を払います。この時、店はただの箱でしかありません。レイコが店を移ったら、我々も店を移るでしょう。レイコはキャバクラ嬢なので、レイコの職業はもちろん接客業です。

個人として接客をし、それを求めて客がやってくるというパターンですね。これはレイコに限らず、ホストであったり、個人経営の飲食店のマスターであったり、こだわりの店の店主などにも通じる話です。こういった接客業の方に求められるのは、人としての味であり個性です。

次にもう一方の接客業についてお話ししましょう。これは「店員」として接客するもの。大手チェーン店をはじめとする、普通の店員の接客です。接客業の9割はこちらですね。彼らに求められるのは非個性です。マニュアル通りの対応、接客用語など、店の一部として動くことが求められます。

この違いを誤解してしまうと、接客業はわからなくなってしまうでしょう。接客業に就いている方の多くは、店の一部としての働きを求められます。みなさんそれぞれの個性はまったく求められていません。

接客業に向いていない人、とは?

まず、絶望的に接客に向いていない方の特徴をご紹介します。個性的で、自分を殺すのにためらいがある方。これです。そんな方は接客業に向いていません。

何故なら、そのような方は店員になりきれないからです。自然と素の部分が顔を出し、客に嫌な思いをさせてしまいます。というのも、多くの客は店員に個を求めていないのですね。形通りの接客を求めているのです。

ユーモアのある店員が好むのは、ごく一部の客だけです。「人」であることを否定する客も多いです。彼らは人間に接客してもらう必要性を感じていません。だから、最近は人ではなく機械でレジをやるスーパーマーケットが増えているのです。

ですので「接客が好き!」という方も実は接客に向いていないのです。「接客が好き!」というような方々は、人と人のふれあいが好きなだけであって、機械のような接客が好きなわけではありません。彼らがやりたいのは個の接客。ですので、勤め先を間違えると失望しか感じないでしょう。

さらに接客業に向いていない方の特徴を紹介します。自分の価値観を他人に押しつけがちな方。こういう方も無理ですね。店員の意見や価値観など客にはありがた迷惑なだけです。

最後に、接客業の店員としては絶望的な要素を紹介します。それは、せっかちな方です。せっかちな方は周囲にもスピーディーな対応を求めます。ノロノロしている人を見るとイライラしてくる。そんな方は多くの客にイライラしてしまいます。そのイライラ感情は、隠そうとしてもやはり出てしまうもの。客に不快な印象を与えてしまいます。そもそもせっかちな方のほとんどは、仕事が早いはず。ならば、他の分野での活躍の方がよほど期待できるというものです。

接客業は辞めたい人が続出する

どうでしょうか?多くの方がいずれかの「接客に向いていない特徴」に、あてはまってしまったのではないでしょうか?

向いていないのですから、辞めたいと思う方が続出するのは当然です。世の中には接客以外にも職業は数多くあります。接客の仕事を選んでしまったのは、ただ数多く募集していたからではありませんか?こだわりや、やりがいを感じないのであれば、一早い転職をした方が身のためかもしれませんね。

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