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これまで以上に海外旅行を楽しむためのコツとは

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2014.04.29

旅行って楽しいですよね。日常から離れて非日常の世界に身をおくことは、日々の生活を送るだけでは決して気付けなかったようなことに気づかせてくれ、私たちの人生を豊かにしてくれます。

特に文化や気候が大きく異なる海外への旅行では新たな発見も多いもの。海外旅行が珍しかった時代ならともかく、現在は年に数回出かける方も少なくありません。

海外へ出かけ始めた当初こそ目新しくて何もかもが楽しかったものの、最近はどこへ出かけてもちょっとマンネリ気味。そんな方も多いのでは?そこで今回は海外への旅行をより一層楽しむためのコツについてご紹介しましょう。

歴史・文学に触れよう

旅行の準備として一般的なのがガイドブックの読み込み。お得な情報から、各地の特色や目玉情報まで多種多様な情報が得られて便利ですよね。しかし最初のうちは便利でも、ガイドブックに載っているところを訪れても、本の写真通りであることを確認するだけではちょっとつまらない。

そこでオススメなのが、旅行に出かける前にその土地の歴史・文学に触れておくことです。もちろんガイドブックにも有名どころは押さえてありますが、紙幅の都合もあり、与えられる情報はどうしても断片的なものにとどまります。その情報だけで該当する場所や物を観たところで、「ふーん、これか」という感想ぐらいしか抱けませんよね。

例えばイタリアのローマには、アッピア街道の一部が当時のまま残されており、ガイドブックに写真が掲載されていることも多いのですが、今は生活道路として他の道路と同じように車が走っていますので、「ローマ時代の道」という情報だけでは、特段の感動は得られなさそうです。

しかし歴史的にはこのアッピア街道は紀元前312年に建設されたローマの軍道で、あのシーザーもここを通ってエジプトへ進軍した道なのです。かつてともにローマの政治を担った盟友ポンペイウスを討つためにこの道を通ったシーザーの気持ちに思いを馳せるとどうでしょう。とたんにただの小さな遺跡が悠久の時をつなぐ偉大な鍵にも思えてきませんか?

また別の例を挙げてみましょう。フランスのパリ、セーヌ川にかかるポン・ヌフという橋は17世紀に建造された、現存するパリ最古の橋であることはガイドブックの情報からも知ることができます。ポン・ヌフが「新しい橋」という意味であることも比較的よく知られているようですが、これだけではやはりあまり印象に残らないのではないでしょうか。

しかしフランスが生んだ大作家、アレクサンドル・デュマの名作『三銃士』を開いてみると、ポン・ヌフの上で主人公ダルタニャンが、恋人(この時点ではまだ片思い中ですが)のコンスタンスと一緒に歩いていた男に後ろから喧嘩を吹っ掛けるシーンがでてきます。

実はこの喧嘩を吹っ掛けた相手がとんでもない大物で、ダルタニャンの運命が大きく動くことになるのですが、これは『三銃士』を読んでからのお楽しみ。のちにこの相手への取次ぎを頼むとき、ダルタニャンはポン・ヌフで喧嘩を吹っ掛けた若者だと自己紹介をします。こんな話の舞台になった橋だと思うと、また違った興味を持てますね。

英語だけに頼らない!

私たち日本人が海外旅行へ出かける際、日本語は通じないものと諦めていても英語ならなんとかなると思っているもの。確かに英語を母語としない国の観光地でも英語はかなり通じます。さすが国際言語といったところですが、だからといって英語にばかり頼るのも考え物。できるだけ出かけた土地の母語でコミュニケーションをとるようにしましょう。

そんな面倒事を背負いこまなくても英語で事が足りるのに、と思われるでしょうが、旅を楽しむためにはぜひ少し時間を割いて覚えましょう。旅行で使う会話の種類には限りがあります。思ったより時間をかけずにマスターすることが可能です。

日本人旅行者の多くが第一外国語である英語でコミュニケーションをとりますので、基本的には日本人は英語を話すものと思われているようです。観光地だと何も言わずとも日本人と知れただけで英語のメニューを渡されたりしますよね。

そう思い込んでいる場所でこそ、その国の母語で簡単な言葉を話すだけで非常な驚きをもって迎えられ、大抵喜ばれます。「なんだ、あんた日本人なのに話せるのか!」と、相手が突如としてフレンドリーになることも多々あります。こうなれば語彙が足りずに後は英語になってしまっても、会話は弾み、きっとよい思い出が作れます。

相手の母語による会話は相手にとって非常に好ましいもの。意味が通じることも大切ですが、相手を知ろうとする姿勢があることを知ってもらうのもまた大切なコミュニケーション手段なのです。

旅行先の国の歴史・文学・言葉を調べるのは確かにちょっとした手間です。しかしちょっとした準備で旅行が楽しくなるのですから、今度からは少し、準備してみませんか?

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