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せっかくの予定を面倒に感じる貴方へ。プライベートを本気で楽しむ方法

現在、私のサラリーマン生活において「今度、飲みに行きましょう」→「ええ、是非」という口約束の数はすごいことになっていると思われる。しかし、実際に行った経験となれば100分の1・・否、嘘は止めておこう。10000分の1あるかないか。

比して、30年来になる腐れ縁の悪友どもと飲む場合、これは無理せずに年に1回あるかどうかになる。忘年会だ。不惑(40歳)を過ぎる年齢になってもこれは非常に楽しみだ。

また、以前は「一泊旅行」などもやった。どこに行くのか、を話すだけでも十分楽しい。どうやって行って、そこでなにをするのか、になれば大いに盛り上がる。これも1週間後とか、日が迫って来るとテンションが上がったモノだ。まあ、このあたりがマックスだ。

「物事は計画しているとき」が最も楽しい。その次は「それを待っている時間」だ。

仕事に関連する飲み会などは所詮が「仕事」なわけだから、計画しているときから楽しくない。店も選ばねばならないし、そのあとのことも考えたり、邪魔臭いことこの上ない。

「接待される側」であってもそう。無下に断るのもアレだし、それなりに用意してくれたと想像するから、楽しんでいるふりも邪魔臭い。とはいえ、根っから楽しんで隙も見せられないし、さらりと早く終わらせて「飲み直す」こともあると察する。

しかし、せっかく「仕事に関連しない飲み会」だ。計画中のテンションを維持して、人のことはともかく、自分は当日も楽しみたい。それにはちゃんとコツがある。

つまり「計画中」と「待ち時間」が盛り上がるなら、それを「作ってしまう」のだ。例えば、私なら「忘年会の会場」付近に何か探す。可能な限り「その日」はオールフリーにしておいて、前から気になっていた店や場所、観光地などを回る。少々なら電車に乗って移動するのもいい。

相手と時間の都合が合えばデートでも良い。「忘年会が19時だから18時まで付き合って」でも結構だ。また、悪友の中でも「こいつは別格」がいるなら、そいつと時間を合わせて一緒に行動したり、も楽しい。不惑を過ぎれば普段、なかなかできないことでもある。

そうすると「最初の目的」が「モノのついで」になる。「邪魔臭い」が緩和される。ついでだし、まあいいか、になる。当初の期待値が逆転している。これは楽しい。

それから「所用」をつくるのも手だ。一緒に片づけてしまう。前から思っていたけど忘れていた買い物とか。こういうとき女性は非常に優れているから、ここは素直に妻を頼るのもありだ。何か探してでも「所用」を言いつけてくれる。

あとは「何か用意する」も効果的だ。久しぶりに会う悪友に何か買っておく。会場入りする前、どこかに立ち寄って用意するのもいい。子供の頃に好きだった漫画とか、玩具でもいい。悪い冗談でヘンなモノを買うでもいい。

ただ「時間潰し」みたいな無意味はよろしくない。楽しめるなら別だが、例えばパチンコなどで「時間を消費」するのはお勧めしない。それなら「邪魔臭い」に「無意味」が重なる。出ればマシだが(笑)、何万円も火傷すれば否応なしにテンションも下がる。いろいろともったいない。

せっかく「計画した日」であるから、その日くらいは「計画的なこと」を用意するに限る。それに人間は誰かを喜ばせよう、と思った瞬間、もう自分が喜んでいる。自分に使う1万円と他人に使う1万円なら、他人に使う方が多幸感は増すともわかっている。

つまり、自分が楽しもう、だから飽きてくる。そうではなく「みんなを楽しませよう」と考える。仕事が忙しくて何も用意できなければ「自分が楽しむこと」で「みんなを楽しませる」ことはできる。物事を主体的に、能動的に考える。積極的に考える。

本当に「楽しいこと」は参加意識の先にある。

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