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卵と玉子の違いが分かりますか?様々な日本語の豆知識

様々な日本語の豆知識を紹介します。あなたは卵と玉子の違いが分かりますか?前者は調理前、後者は調理後を意味します。そんな言葉を紹介します。

「卵」と「玉子」の違いとは?

卵と玉子。読み方も同じですし、鳥から産まれるあのタマゴに変わりは無いはずなのに、字が違う。この二つの感じは一体どう違うのでしょうか?

実は卵の方は調理まえの状態であって、玉子の方は調理後を表しています。ですので生タマゴは卵で、だし巻きタマゴは玉子という事なんです。

「なおざり」と「おざなり」の違いとは?

「なおざり」と「おざなり」は、どちらもいい加減という意味ですが、実は少々状況が異なります。「なおざり」の方は、一応はやっては見たものの、そのやり方がいい加減という意味です。「おざなり」の方は、それをやる事すら無かったっていう意味なんです。

ですので、なおざりな製作っていうのは、製作はしたけれど適当に作ったという意味で、おざなりは製作すらしていないという状態です。

「特徴」と「特長」の違いとは?

「特徴」とは目立った所という意味ですが、「特長」とは目立った長所という意味です。ですので、例えば事件などがあった時に犯人の特徴というのは正しいですが、犯人の特長というのは間違った使い方となります。

「元日」と「元旦」の違いとは?

元日とは、1月1日の事です。では、元旦とはいつの事なのでしょうか?実は1月1日の朝の事なんです。ですので、元旦の朝という表現はおかしいのです。元日の朝という表現でしたら成り立ちます。

「お身体、ご自愛下さい」っていう表現は合っている?

「ご自愛下さい」という言葉は、目上の人にも男女問わず使って問題が無い言葉です。自分の身体を大切にして下さいねという意味ですから、広く使う事が出来ます。例えば、「季節柄、ご自愛下さい」という風に使う事が出来るのです。

では、「お身体、ご自愛下さい」というのは正しい使い方なのでしょうか?実はご自愛下さいという事が、自分の身体を大切にして下さいという事ですから、既に身体という意味合いは含まれているのです。ですから、「お身体、ご自愛下さい」の「お身体」は不要となります。

「御中」と「様」の使い方は?

よくある間違いがこの「御中」と「様」の使い方です。例えば「ABCD株式会社 営業部」という宛先の場合は「御中」を使って、「ABCD株式会社 営業部 御中」と書けば良いわけです。そして、「営業太郎」という人物が宛先の場合は「営業太郎 様」と付ければ良いわけです。

しかしよくある間違いがこのパターン。「ABCD株式会社 営業部 営業太郎」に対して書く場合に「ABCD株式会社 営業部 御中 営業太郎 様」とする方がいらっしゃいます。もしも人物まである場合は「様」のみで結構です。「ABCD株式会社 営業部 営業太郎様」となります。 

「しおどき」とはいつの事?

よく間違えられて使われる言葉に「しおどき」というのがあります。間違えられやすいのは、もう引き際であるという意味合いに勘違いをされているという事です。例えば、恋愛がもう終わりかけだと感じた時に「もうこの恋はしおどきだなぁ」という様な具合です。

しかし、しおどきというのは、漁師さんが潮を見て、漁をするのに最高のタイミングであるという事が本来の意味ですので、先ほどの例でいうと、恋は最高のタイミングであるという意味になってしまいます。

この様に、現在使われている言葉は、知らずに使っていたり、間違って使っていたり、場合によっては全く逆の意味で使われている場合があるのです。言葉の意味を学んで、正しく使わないと恥をかくかも知れません。

しかし、一般に間違った知識が広がっている場合は正しい使い方をした方が間違えていると思われる場合がありますから、その当たりの取り扱いには注意が必要ですね。

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