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ビルの上の巨大クレーンはどう降ろす?巨大建築のウンチク

男なら誰しもプラモデルを作って遊んだ経験があるのではないでしょうか?試行錯誤してパーツを組み合わせたり、長時間かけて作業したそれが完成したときの達成感は何物にも代えられません。

何かを作り上げるという経験は、多くの人を惹きつける魅力がありますよね!今回は、街で見かけるビルの建築にまつわるウンチクについて着目しました!

都会の空にそびえ立つ巨大クレーン

満員電車の中から窓の外を見ると、巨大なクレーンが地上高くに見える・・・。みなさんはそんな光景を目にしたことはありませんか?私はあのクレーンを長い間、好奇の目で見つめていました。というのも、あんなに大きなクレーン、どうやってあの高いビルの上まで運んだのだろう!?と疑問に思ったのです。それに、ビルが出来上がったあとはどうやって降ろすのだろうか、と。

クレーンはいくつかのパーツに分解できる!?

まず、あのクレーンはどうやってビルの上に乗っているのでしょうか。建設現場で働いた経験のある先輩に尋ねてみたところ、クレーンはいくつかのパーツに分解できる仕様になっていて、ビルが建てられていくのに従って、クレーンは徐々に形を変えながら上に上がっていくということでした。

大変な作業ですね。でも、なるほど。それならあんなに大きいクレーンでも上まで運んでいけるわけですね。

降ろすときは仮設エレベーターを使う

上まで運んだクレーン。上げ方は分かりましたが、いつまでもビルの屋上に置いておくのもおかしいですよね。降ろし方について尋ねてみました。

これには色々なやり方があるそうなのですが、複数のクレーンがある場合は、クレーンが他のクレーンに吊られて降ろされていくそうです。そして最後に残ったクレーンは分解され、仮設エレベーターでパーツごとに降ろしていくということでした。

なるほど~アッパレです・・・。というか、仮設エレベーターの存在すら、筆者の想像の及ぶところではございませんでした。

奥深い建築の世界

最近では東京ゲートブリッジやスカイツリーなど、大型の建築物が話題をさらっていますね。古くはエジプトのピラミッドやスフィンクス、国内においても名だたる建築物が、何世紀もの時を越えて未だに現存しています。

今回筆者が感じたのは、建築という世界の奥深さでした。いつの時代、どこの世界にも、一流の技術や知恵を持つ人がいて、その人たちの努力の上に、現代に生きる私たちの豊かさや喜びがあるのですね。

当たり前のように使っている乗り物、橋、建物。今、こうして使用しているパソコンやスマホだって、人間が蓄積してきた知恵の結晶です。あらためて感謝の気持ちを持って、この恩恵に授かろう!そんな気持ちになりました。

みなさんも、ビルのエレベーターで気になるあの子に会ったら、何気なく(!?)そんな話をふってみてくださいね!

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