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失敗することが多いスピード婚を成功させる秘訣とは!?

盛り上がった勢いの結婚だったり、思わぬできちゃった婚だったりした場合、結果的に自分でも驚くほどのスピード婚になってしまうことがあります。

盛り上がった分、冷めるのも早いようで、その後スピード離婚へまっしぐらの人もいます。しかし、長く続いている夫婦もあるのです。では、失敗するタイプ、成功するタイプの特徴をとらえて解説しましょう。

昔のお見合い結婚は、超スピード婚です

昔のお見合いは、親の決めた相手と形式的なお見合いをし、顔合わせをしてお互いの印象が良ければ即結婚へとお話が進んでいたと聞きます。

戦争中は、召集令状(通称「赤紙」)が来そうな適齢期の男性は、お見合いの翌日に結婚式を挙げてしまうようなこともあったのだそうです。戦争に行ってしまう前に跡継ぎを残すというような考えもあったでしょうが、昔の女性は、いつ召集令状が来るかわからなくても、それまでの時間を大切にし、お互い愛を育んでいたのだそうです。

お見合いは、周りがお世話して下さるものなので、お相手の人柄や家柄は周囲が上手くいきそうなお相手を選んで紹介して下さるものです。その当時の結婚は、家と家のご縁ですから、本人の好みは後回しだったのです。しかし、子供の幸せを願わない親はいませんので、人柄はじっくりと見極めます。

家を守るためだけの結婚や愛する人がいるのに無理やり引き裂かれた場合でない限り、結婚は、与えられた運命として幸せになろうとします。つまり結婚してからお相手の良い所を探してお互いに幸せになろうと愛を育み、一生添い遂げる覚悟をするのです。

「女は三界に家無し」と言われるように、一度嫁いだら二度と実家へは戻らない覚悟をするのが習わしでした。

スピード婚は昔の結婚と同じ!?

今の時代、通常このような結婚はあり得ません。しかし、スピード婚も同じようなものなのです。お相手をよく知らないまま結婚して、結婚してからビックリすることがたくさんあると思います。良い所も悪い所も一緒に生活していく上でわかってくるものですから。

「運命」を感じて盛り上がっている2人には、冷静な判断力はありません。少しでも離れて暮らすことさえ苦しくなって、少しでも早く一緒になりたいと願うのです。但し、一旦結婚するということは、お互いに一生添い遂げる覚悟をしたカップルは多少の性格の不一致を感じてもそう簡単には離婚しません。

通常、スピード婚に対して親は反対するものです。しかし、できちゃった婚の場合は、例外的に孫を父親のいない子供にしないために、子供が生まれる前に結婚をすることを仕方ないと諦め認め、親はスピード婚に協力します。

この時に、親の反対を押し切ってまで自分と結婚してくれる女性に感謝し、女性の人生を背負う覚悟があれば、或いは女性も親の反対を押し切って、最悪の場合、親を捨てる覚悟までできた男性なのですから、男性と一生添い遂げる覚悟をするでしょう。

さらに、できちゃった婚の場合は、既に順番が逆ということで、女性の父親の夢を壊しているのですから、男性はその父親に「一生必ずお嬢さんを大切にします。遊びでこうなったわけではありません」と誓うでしょう。誓った以上、男性は女性を大切にします。

妊娠してしまった娘も親を悲しませた代わりに幸せになることを、幸せになって孫を早く抱かせることで、親を喜ばせることに専念するでしょう。このように、親を大切にする誠実な心があったなら、スピード婚をしても、相手の結婚前に知ることができなかった面も含めて、お互いに愛を育み幸せになる努力をするのです。この精神は、昔の結婚のあり方と似ていると思いませんか!?

育った環境が全く違う2人が、一緒に日常を暮らしていくのです。共感できない事、驚くこと、信じられないこともたくさんあるでしょう。そこを自分のやり方で押し切るのではなく、相手を受け入れ妥協することで仲良くやっていく努力をすれば、慣れるというものです。

そして、そういった看過できない部分よりも、それにも増して嬉しいことや相手の良い部分を探していくと、必ず幸せを感じることができるのです。小さな思いやりは気付いてあげることで喜びに変わり、そして小さな幸せを一緒に喜び微笑むのです。こうして2人はいつの間にかしっくりいく夫婦となるのです。

このように幸せを探し育み分かち合うことができる思いやりがお互いにある優しいカップルは、スピード婚であるにも拘らず、おしどり夫婦として成し遂げるものなのです。辛抱強い優しいカップルは長続きすると言っても過言ではありませんね☆

失敗するスピード婚の場合

スピード婚をすると、相手をよく知る前に結婚してしまうわけですから、スピード離婚になるケースが多いと言われています。このようにスピード婚をしてしまう人の多くは、結論を早急に出してしまう人が多いのです。

一般的には勢いで盛り上がっても、いざ結婚となるとたとえ結婚を決めた後でも、マリッジブルーが現れるように不安になるものです。それでも結婚してしまうカップルは、「運命の相手だから」「愛が大きい」等感じ、2人の愛に酔ってしまう場合も多いのです。現実を見ていないんですね。

一概には言えませんが、結婚の決意を早急にする人は、離婚の結論も早急に出してしまうのです。結婚は夢ではなく現実です。現実の生活で、嫌な所が目立ってくると良い所がかすんで見えなくなってしまうのです。良い所を見ようとせず、相手の人間性を決めつけてしまえば、終わってしまうのも時間の問題でしょう。

スピード婚をした人は、新婚旅行から嫌な部分が目立ち始め、「自分は十分に辛抱した」と思っている人がほとんどでしょうが、その間に良い所を見る努力はほとんどしない場合が多いのです。

こうして、恋人時代と同じように幸せな結婚生活が続くと夢見てスピード婚をし、妊娠したり赤ちゃんが生まれたら余計に女性はナーバスになりますから、男性のよほどの思いやりが無い限り、カップルは不仲になります。

男性も恋人時代と同じ夢のような幸せな生活を母になった女性に求めるだけでは二人の気持ちにズレが生じるのも無理はありません。この場合、男性に父としての自覚が無く、恋人気分なのですから仕方ないのかもしれません。

こういった場合、もはや幸せになる努力より、相手を自分の思い通りにさせようと戦いになるでしょう。そうなってはますます険悪になるばかりです。こうして心が離れてしまっては、一緒になんていられません。別居も親には事後報告でしょう。親の気持ちや相手の事を思いやる余裕がお互いにないのです。

喧嘩は心をぎすぎすさせ、疲れ果ててしまいます。だから少しでも早く楽になりたくて女性は離婚したくなるのです。女性の妊娠中の配慮の無さも原因の一つでしょう。多くの場合、女性が離婚を切り出します。男性は納得できないので、親権や慰謝料問題で泥沼にもなるのです。

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