「結婚したらこっちのものさ!」と思ってる男性は後で泣きを見ます~前編~
大人しく優しい女性とお付き合いしている男性は、ついつい女性に甘えてしまうものです。結婚してしまったらどうにかなるさ、我慢してくれるさ、なんて軽く考えていたら、とんでもないことになります。
実は、大人しく優しい女性の方が、思慮深くて賢いのです。気がついたら反対に、女性の思うがままに動かされ、自由がなくなってしまうかもしれませんよ。
警告!男性は人の好い女性を甘く見がちです
「結婚したらどうにかなるさ」なんて都合良く考えているのは、女性をバカにしている証拠です。
確かに、愛しているのかもしれませんが、女性の優しさに甘えて、自分の思い通りにしてくれるにちがいないと考えて、結婚を決めてしまいます。大人しい女性が黙って従っているのは、何も感じていなくて、どちらでも良いのではなく、言えずに我慢しているだけなのです。
おとなしくて優しい女性を本当に愛した男性は、大人しい分主張をあまりしない女性が我慢しないように、本当は普通より気をつかうくらいの心がけが必要なのです。
少なくとも、「何でも許してくれる女性」ではないことだけは理解しておかなければいけません。
しかし、いつも優しく許してもらうことに慣れ過ぎて、ついつい都合の悪い事は事後承諾となりがちになってしまいます。そんな事をしていると、いずれ女性は爆発してしまいます。
もしあなたが、結婚前に「そう言えば1度も喧嘩をしたことがないな」と、思ったなら、少し考えてみましょう。あなたが全部決めていませんか?
「これでいいよね」とか「○○だよね」とか断定的な物言いをしていませんか?
女性は厄介なもので、その時は「まあ、あなたがそうしたいならあえて言い張るまではない」と思っていても、そういう気持ちが積もり積もって積み重なると、愛するが故の小さな我慢も、大きな反抗となって爆発することだってあるのです。
今まで喧嘩一つしたことがないのに、突然結納後に結婚をドタキャンされるような男性にはこういう場合が多いのです。男性が悪いのではなく、女性の些細な気持ちに気付かないあなたとの相性に、女性が疑問を持ち始めてしまうのです。
女性はお願いしてやってもらうより、気付いてほしいものなのです。理由もなく、いつも男性に合わせてばかりいる自分に突然気付き、急に不安になるものなのです。
「自分の気持ちなんてどうでもいいのでは?」「自分の気持ちは彼にとってどうでもいいのかな?」「一生私が従う人生?」とかいった感じです。こういう不安が生まれたら、もう結婚なんてできません。そしてあなたの事を急に横暴に思えてきて、愛が冷めてしまうこともあるのです。
怒って感情が爆発するなら、まだ救いがあります。あなたが気付いて改めればいい事なのですから。
十数年以上前、『ふざけんなよ』という3本立てのオムニバスサスペンスドラマが流行ったことがありました。
人のよさから小さな我慢をしながら、いつも振り回されてばかりいる自分に気付き、それを当たり前に思っている恋人や夫や姑やママ友に、最終的には爆発して「ふざけんなよ!」と小声で呟き始め、最期は大声で今まで我慢していた事等不満の全てをぶちまけ、「ふざけんなよー!!」と叫ぶのです。
その結果、周囲がビックリして今までの事を反省し、彼女に気をつかい始め、お互い快適に仲直りしていくというお話です。
普通は、爆発して「ふざけんなよー!!」と、こんなにまくしたてたら人間関係が終わってしまいますが、そこはドラマで、「みんな調子に乗ってお互い相手を思いやるのを忘れないようにしましょう」というような社会への注意喚起のドラマです。