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男性の鬱をも乗り越える、女性の愛と強さ!~その1~

もし旦那がウツになったら、妻はどうすればいいのか。とにかく容赦なく家族のあり方が変わります。ウツを乗り越えるには時間がかかります。それを乗り越えるには妻の愛と強さが必要です。

「旦那がウツになった」時の女性の気持ち!?

妻が旦那のウツを初めに気付くのは、「なんだか様子が変」という感覚です。それは例えば、「食欲が無くなった」「何か物思いにふけっているような目に力が無い」等々、具合が悪いんじゃないかとまず体調を心配します。

会社が忙しいのかと少し休むように言っても「大丈夫!気にしすぎだよ~」と力なく言われ、妻が強引に休むように言っても、一般的に聞き入れてくれなくて夫は無理して会社に行ってしまいます。

一般的に、ウツになる人は、「○○しなければ・・・」と思うような真面目で意志力の強い人が多いのだそうです。「自分が休むと迷惑がかかる」とも思うのでしょう。ここで折れたら自分に負けた様な使命感があるのかもしれません。

こうして限界を越えると人はウツになります。体が強制的にリセットをかけるのです。そうなって妻が病院に連れていくと医師から「ウツです!心の休養が必要です」と診断されます。

妻はここで凄い衝撃を受けてしまいます。そして、「あの時、会社を強制的に休ませれば良かった」と凄く後悔します。だって、旦那の変化はわかっていたのです。あれがウツの初期症状だったのです。「あの時だったらここまでひどくならなかった・・・・!」と思うのです。

また、「これからの生活はどうなるのか!?」「自分はどうしたらいいのか」「旦那は本当にウツ状態から回復するのか!?」とか頭の中をいろいろな事が駆け巡ります。不安と動揺がいっぺんに爆発します。心の中で夫が地雷をバンバン踏みながら、爆風にあちこちへ吹っ飛ばされながら、それでも頑張って前へ進む姿を想像するかもしれません。

そして、妻は茫然と病院で会計を済まし、頭の中が真っ白になって夫と一緒に家路をトボトボ帰るのです。妻が現実を受け止め戦闘態勢に入るためには、妻にも少しだけ現実逃避する時間も必要かもしれません。

妻の心の整理~旦那が働けない場合~

家に帰ると旦那をとにかく休ませます。一人になった妻は、しばらく茫然として、現実に戻った時にこの先の事を考え始めるのだと思います。もし私だったら、取り敢えず寝ちゃうかもしれません。これが私の現実逃避状態なのです。人それぞれですが、私の場合、目覚めた時には意外に落ち着いているものです。

さて、現実に戻ったら、自殺しちゃう人もいるのですから、その前にわかって良かったと思うでしょう。ここからが女性の強さです。「こうなったからには仕方ない!」と思うのです。とにかく昔の元気な旦那に戻ってもらうために医師の指示に従ってウツの改善を目指さなければなりません。普通ウツの改善には、心の安静でしょう。お薬を飲んで、ストレスを与えない事が大事でしょう。

旦那に頼らず生活をして行かなければなりません。会社を休職して、会社から休職手当がもらえればいいのですが、リストラや辞職が余儀なくされるかもしれません。それでも、健康が一番です。「なるようになる!頑張れ!自分!」と現実を受け止め前へ進むことを考えるでしょう。

まず、この先どうなっても良いように妻は職を探すでしょう。そして、旦那の家族に相談し、仕事をしている間に旦那の食事の世話をしてくれる人を探さなくてはなりません。世話をしてくれる人がいない場合は、旦那から目を離すことはできないので、貯金等を切り崩し生活するしかないかもしれません。

その場合、特技があれば自宅で仕事ができる人はまだいいでしょう。でも、貯金もなく、妻が働いている間に夫の世話をしてくれる人のいない場合は、心療内科に入院させることも一つの手だと思います。

こんなふうに、とにかく、妻は腹をくくります。すぐに将来のことを考え、ぐずぐず泣いたりしません。泣いても何にもならないと自分を叱咤するのです。だから「大丈夫よ!あなたはゆっくり休養してね♪」と明るく言うことができるのです。

妻の心の整理~旦那のウツが軽症で働ける場合~

まだ、旦那のウツが軽傷で働ける場合は、会社に事情を話し、楽な部署へと異動を願い出ましょう。エリートコースからは外れるでしょうが、そんなことを言ってはいられません。それが難しいなら、妻は「会社辞めたら?」と言っちゃうかもしれません。

旦那のウツが軽症なのですから、家でゴロゴロするなり、趣味に専念させるなり、好きな事をさせて長年溜め込んだストレスを解消させることが一番大切なのです。だから、妻は即仕事を見つけ、家計を支えようと焦ります。とにかく、旦那が働く気になるまで安心して好きにさせなければなりません。妻はただ、夫が元気でいてくれるだけで、それだけでいいのです。

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