夫より妻の方が強いのは、妻には夫にない心の余裕があるからです~前編~
「男性は左脳の生き物」と言いますが、「世の中、物理的・論理的に生きているだけでは面白くない!」と女性は思っています。クダラナイことこそ大切だったりするのです。
女性にはこの、「クダラナイ心の余裕」があるから器が大きいのではないでしょうか!?
我が家はクダラナイ夫婦喧嘩が多い!
我が家で夫婦喧嘩をしても、怒っているのはいつも私だけで、夫は私が怒っている事にも気付いてさえいない時もあります。
私の顔は元々口角が上がっていて、いつも笑ったような顔をしているらしく、昔から怒っていることに気付いてもらえない事が多いのです。
しかも、怒りは長く続かず、すぐに話しかけちゃうので、家族はもとより、夫にも完全になめられているのだと思います。「どうせすぐ機嫌が直る…」って感じに。
私が怒っている事は、確かに「クダラナイ」ことかもしれませんが、女性にはそのクダラナイことが大切だったりするのです。それを「聞いたからわかってるよ」ではなく、見て喜びを共感してもらいたいのです。こう思うのは私だけでしょうか?でも、うちの夫は学習しないので、いつもこの事で喧嘩になります。
例えばこの前、私「ほうしょうらん」の書いたある記事の前編と後編の両方が、人気記事のダントツ1位と2位になったのです。私は嬉しくて、帰って来た主人に一番に報告しました。私はすぐに見て欲しくてパソコンを開けて待っていたのですが、主人は疲れていたらしく、「良かったね。すごいじゃん!お風呂入ってからでいい?」という返事でした。
私は疲れていそうだから「後からでもいいや」と少しがっかりしながらも夕飯の準備をして主人がお風呂からあがるのを待って一緒に食事をしました。ところが、その日は本当に忙しかったらしく食事の後は書斎に入ってしまいました。
「私のパソコン覗くのに何秒かかるんだ?……私の記事が初めて1位になったのに、『よかったね』は口だけ!?(怒)(怒)(怒)」と悶々と独りで夕飯の後片付けをして、テレビを見ていました。
0時を少し過ぎたころ主人がリビングに下りて来たので、「私の記事1位になったのよ。見てよ」ともう一度言いました。今度は見てくれたのですが、何と日付が変わって、ランキングの上位が削除されてしまっていたのです。
私はショックで頭に来て「早く見てくれないからなくなったじゃない!」と文句を言っているのに、「聞いたから大丈夫!1位になったって知ってるよ。おめでとう!」と落ち着いている夫がいるのです。
私は理解できませんでした。「妻の快挙(おおげさかもしれませんが、私には何しろ初めてのことだったので)を見たくないのか!?」心の中で声を大に、プルプルきていました。ふてくされている私を不思議そうに「何!?」って感じで私の記事を読んでいる夫。
どうやら夫にとっては、記事の内容と読者の評価が重要なようでした。
「今日は、珍しく『いいね!』がないね」と大切な事に気がつきました。夫は私の快挙の現場を見逃し、一緒に喜んでくれることも無く、ガッカリしている私に、衝撃の事実も教えてくれちゃいました。評価「0」ばかりという事実は初めてで、もっとショックだったのです。
私は大きなショックを受け、そのストレスが全て夫に向い、またもや我が家恒例の大喧嘩になりました。はっきり言って八つ当たりです。(続く)