大器晩成!真のリーダーになる為に必要なマインドとは?
真のリーダーとは何か?何かをまとめ上げないといけない時、リーダーは欠かせない存在だ。本屋でも、リーダーに関する数々の本が並び、真のリーダーが一体どんな人物でどんな考えを持っているか?そこが曇り空の様に淀んで分からなくなっている。
しかし、真のリーダーとは、曇り空が風で吹き飛んだ後の青空の中にある太陽の様な人ではないだろうか・・・。そして真のリーダーが完成するには、まさに大器晩成のごとく時間がかかるのかもしれない。
今日は、現在リーダーを務めている方、またこれからリーダーになる方に真のリーダーとは何か?それを問いかけながら、一緒に考察して行きたいと思う。
どんな状況でも率先模範して取り組む
これまでの歴史を見てきても、真のリーダーと呼ばれる人達は、状況が有利・不利に関係なく自らが率先模範して行動を起してきた。これは時代が変わっても共通の事だと思う。
何事も「一番最初にする」という所に難しさがある。それは「勇気」がいるからだ。失敗を恐れない勇気、状況を瞬時に読める洞察力や観察力、それが備わっているのがリーダーなのだ。
自分の得や利益だけを考えて、打算的に行動しているだけでは真のリーダーとは言えない。そんな事をしていても、分かる人にはすぐ分かるものだ。
一番怖いのが、自分の打算的な所がバレているにも関わらずそれを騙せていると勘違いしている人だ。大抵そういった人は環境が変わると崩壊する。先ほども言った通り「どんな状況でも率先模範する」これが真のリーダーの為の一つの条件だと言える。
素直な心の持ち主である事
先日、日本映画の「のぼうの城」を見た(かなり遅いが・・・)。これは天下統一を目前とした豊臣秀吉がのぼうのいる城を攻めようとする所から始まる。
この中で、「人を動かすには何が必要か?」という事を学ぶ事が出来る。実際、この映画をご覧になられた人は分かっていると思うが、素直の心を持って周りの人達を愛する事が出来る人は、必ず真のリーダーになれる。
悪口ばかり言ったり、人によって行動を変えたりするのも良くない。真のリーダーは全くそれとは異なる人物である事を心得ておこう。
みんなに特別な物を与えられる人であれ
ところで、周りの人にあげられる特別なモノってなんだと思いますか?正解かどうかは分かりませんが、「特別なモノ」に焦点をあてて考えてみると・・・。勇気や情熱を与えたり、夢や希望を与えたり・・・。そういうモノが特別というものではないでしょうか?
これを「皆に与える」事が出来るのが真のリーダーだとしたら、そう簡単ではない事が良く分かって頂けるかと思います。だからこそ、特別な物を与えられる人は真のリーダーの資質を持っていると言えます。
自分ばかりの考えでは、周りの人に特別な物を与える事は出来ないからです。本当に人が好きで、誰にでもへだたりなく素直に接する事が出来る人が、自然と周りに勇気や希望を与えているのです。
最後まで諦めない姿勢を見せる
仕事でもプライベートでも、並大抵の努力ではどうする事も出来ない事にぶつかる事があります。そんな時、何もせずにすぐ諦めてしまう人をリーダーと呼べるでしょうか?
答えはNOです。そんな時こそ、真っ先に困難に立ち向かう人こそ、真のリーダーと呼べる人です。こういう時は結果ばかり気にしてしまう人達が多いです。しかし、必ずしも結果が全てという訳ではありません。大切なのは、乗り越えられない様な大きな物事に対して、どこまで一生懸命挑戦したかです。
これを、やるだけ無駄とかやる前から答えは出ていると言っている様では、人はついて来ないでしょう・・・。一人で出来ない事でも皆で取り組む事で、出来る可能性は高くなります。最後まで信じて努力する事に意味があって、仮に結果が悪い物であっても、貴方が真剣に取り組んでいる姿を見せれば、後も必ず人はついて来ます。
名ばかりのリーダーはこの世の中にごまんといます。貴方が本当に真のリーダーにふさわしいかは、常に自分自身に問いかける事を習慣にしないといけないでしょう。
そして、貴方は何故リーダーになりたいのか?収入の為?地位の為?皆に好かれたいから?色々な理由がそこには存在しているかと思います。しかし、自分だけの幸せを考えていて本当に真のリーダーと言えるのでしょうか?自分の胸に手をあてて問いかけてみたら、その答えが分かるはずです・・・。
心から周りの人達の事を想う事の出来る貴方だからこそ、真のリーダーになれるのです。今はまだ、未完成かもしれません。自分にはそんな資質はないと思っているでしょう。しかし、そんな貴方だからこそ、自ずと真のリーダーの器になれるのだと思います。