ヘコんだ時はこれを観よ!パワーを貰える映画3選!
子供の頃、映画を観ていてその登場人物に「嗚呼、こんな男になりたいなー」と憧れを持ったこと、皆さん一度は経験があるでしょう。これは子供だけに与えられた特権ではないのです!社会人となり、良い歳の大人になった後でも、映画を観て、「こんな男になりたい!」と憧れることは許されています!
今回は、私が是非とも大人の男にこそ目指してほしい、そして憧れてほしい“男の映画”をご紹介致します!是非とも映画を観るだけではなく、その後の生活で、その“男”になるべく日々の行動を変えてみてはいかがでしょうか?
不運な状況にこそ思い出すべき映画
職場で、時計は午後6時前、終業時間まであと少しというところで上司から仕事を頼まれた経験、皆さんありませんか?プライベートで、浮気相手とのメールが保存されている携帯電話を彼女が見つけて、修羅場になっちゃったというトホホな経験、あなたにはありませんか?
とてつもなくツイていないタイミングでツイていない場所に居合わせてしまい、「嗚呼、俺ってとてつもなく不運な男だーーー!」と叫びたくなったときには、映画「ダイ・ハード」シリーズの鑑賞をオススメ致します!
ブルース・ウィリス主演のアクション映画であるこの作品を「どうせハチャメチャなアクション映画なんでしょ!?」なんてバカにしてはいけません!ブルース扮する刑事は、非番なのにもかかわらずテロリストに不運にも遭遇しまくり、そして非番なのにもかかわらず事件解決を迫られます。
どんなに不運な状況でも、不死身の肉体と精神でその場を乗り切り、最後には英雄になるのです!仕事やプライベートであなたが不運なシチュエーションに遭遇したら、腐ることなくブルース・ウィリスを思い出すべきなのです!不死身のブルースを目指して、「最後は俺も英雄になってやる!」と心で叫び、修羅場を乗り切ってみてはいかがでしょうか?
モテない男が見るべき映画
学生時代、新社会人時代、そして結構社会人生活も続けて、会社ではもう中堅クラスになった現在、そのすべてを思い返してみて、「嗚呼、俺、モテたという記憶がない!」という方に是非とも観ていただきたいのが、ウディ・アレン監督の作品群です。
このウディ監督、見た目は、ハゲてて、メガネで、かなりのおチビちゃんなんです。しかしながら、自身の監督・主演作のみならず、プライベートに至るまでモテ続けの人生を歩んでらっしゃいます。志村けんさんのような魅力を持ってらっしゃる、と言えばご存じない方も想像しやすいのではないでしょうか?
監督作には、よくご本人も出演されるのですが、劇中のヒロイン(かなりの美人女優!)に言いよられ、そして付き合い、しかしながら浮気をしてしまう、というかなりの色男ぶりを熱演されています。それは映画の中だけではありません!プライベートでも数々の女優と浮き名を流し、数十年に渡りモテ続けているのです。
「俺がモテないのは、容姿が悪いからだ~!」などとお嘆きの方には、是非とも彼の作品を観ていただきたいです。二枚目だとは決して言えない彼は、知識、センス、ユーモア、音楽など、その他の分野で他の追随を許さない魅力を持ってらっしゃいます。
「モテるモテない」は「見た目」じゃなく「中身」なんだ、という至極当然のことを面白おかしく教えてくれるのが、ウディ・アレン監督の映画なのです。
怒れる男が見るべき映画
学校で、会社で、そして社会で、「こんなおかしいことがまかり通っていて良いのか!?」と憤りを感じたことがある方はたくさんいるんじゃないでしょうか?
次に紹介するのは、日本の映画業界に対して怒りを感じている園子温監督の映画「冷たい熱帯魚」です。園監督は「今の邦画界には、女の子や子供向けの作品が多すぎる!」と思い、そんな邦画界への憤りを表した映画として「冷たい熱帯魚」を製作したそうです。
その内容は、確かに最近の日本映画ではなかなか観ることができない、過激で、不謹慎で、そしておもしろいストーリーでした。「男が楽しめる映画がもっとあっても良いんじゃないのか?」という映画界への怒りは、見事に傑作へとその容貌を転じたのです。
仕事など日々の生活で、どうしても憤りを覚えることは私たちの身に降り掛かってしまいます。そんな時は、ただただ怒ってその結末を迎えるのではなく、園監督のように怒るエネルギーをあらたな一歩に繋げてみてはいかがでしょうか?怒れる男にこそ、観ていただきたい映画。それが「冷たい熱帯魚」です。