忙しいオトコの健康で効率的な食事法!朝食ディナーを習慣に
多忙な現代に生きる皆さんであれば時間がいくらあっても足りないでしょう。特に近年では男女ともに一人暮らし者の割合が多く、食事も外食や買い食いで済ませてしまうという人も多いと思います。
しかし、食事は生き物にとって欠かせないものですから、しっかりとした食生活を心掛けなければなりません。そこで多忙な現代人におすすめの朝食ディナー法をご紹介します。
朝食ディナーとは?
ディナーという言葉を聞けば、夕食だと思う方がほとんどでしょう。日本を始め、多くの国では夕食をディナーと呼びます。しかし、ディナーの語源には、1日のなかで最も豪勢な食事の事を指します。
つまり、日本では夕食が一番量が多くて品数も多いためディナーと呼んでいますが、朝食をディナーにしてしまおうというのが筆者の考え方です。つまり、朝食ディナー法では、朝食を1日のなかで一番量が多く品数を増やした食事にする事で時間を最大限に活かし、健康的な生活を送ろうというものなのです。
食べたものの消化でかなりの体力を消耗する
食事を摂ると、体内で食べたものを消化して不要なものは便として排出され、必要な栄養素は体内に吸収されます。このプロセスの過程で食べ物の消化にはたくさんのエネルギーを消費する事になります。
昼食をいつもよりたくさん摂って腹が膨れると、とたんに眠くなってきて仕事の効率が落ちたという経験は誰にでもあるかと思います。その間、体内では無意識のうちに活発な消化活動がおこなわれており、血液が胃や腸に集中するため、脳の活動が衰えて集中力が低下したりしてしまうのです。
多忙な現代社会で時間をうまく使って活発な活動をしていくには、効率的な栄養摂取が大切になります。そこで朝食ディナーがいきてくるのです。
夜は寝るだけなのでたくさん食べても意味がない
朝食は非常に大切です。朝食を毎日しっかりと摂っている人とそうでない人では心身の状態やストレス度、一日の作業効率などに大きな差が出てきます。そのため、朝食は抜かずにしっかりと摂らなくてはなりません。一方昼食はあまりとりすぎてしまうと集中力が低下したり、眠気が襲ってきて作業効率が低下してしまいます。
お昼時は、1日のなかでも折り返し地点となり、少しずつ疲れが見え始める時間帯ですから、サラッと食事を済ませるのがベストでしょう。さらに言えば、夜はどうでしょうか?家に帰ってから夕食を摂って、後は寝るだけという事がほとんどです。これから寝るだけの時間帯に最も多くの食事を摂る必要はあまり感じられません。
むしろ、食事をとりすぎてしまうと消化活動が活発になって快適な睡眠の質を妨げてしまう可能性もあります。という事からもわかるように、朝食を一番多く摂って、昼食はいつも通り、夕食は少なめに摂るというのが多忙な現代人にとって一番最適な食事方法なのではないかと思います。
1日に必要な必須栄養素とは?
わたしたちの食事には毎日しっかりと摂らなくてはならない必須栄養素というものが合計46種類も存在します。必須栄養素はビタミン類とミネラル類、アミノ酸類からなります。これらはどれも体内で作り出す事のできない栄養素か、もしくは作り出す事が難しい栄養素と言われており、必ず食事から摂らなくてはいけないのです。
たとえば、アミノ酸は脳の働きや筋肉・神経などの働きを正常に保つ栄養素で、主に肉や卵などから多く摂る事ができます。ビタミン類は言わずと知れた野菜や果物から多く摂る事ができます。ミネラル類は、免疫力を高めたり血液や骨などの生成を助けるなどの重要な働きがあり、魚介類や海草類などから多く摂る事ができます。
どんなに多忙な生活をしていても、これらの必須栄養素はしっかりと摂らなくてはいけませんし、ストレスが多い社会に生きている場合は尚更です。
サプリメントとうまく併用していく
一人暮らしをしている男性では、なかなか自炊が難しくて外食や買い食いで済ませてしまっている方も少なくはないと思いますが、調理済みの食品ではこうした栄養素が加熱や調理によって失われている可能性も多く、しっかりと食事を摂っているつもりでも栄養素がしっかりと摂れていない事があります。
そこで現代人におすすめなのがサプリメント食品です。サプリメントは錠剤で手軽に栄養素が取れてしまうもので、スーパーや薬局などで販売されています。必要な食事はなるべく自炊をして摂るのが一番ですが、それでも摂りきれない栄養素をサプリメントで素早く効率的に摂取していくという方法はおすすめです。
朝食ディナーによって規則的な生活を
朝食ディナーを始めるにあたって、当然朝食をしっかりと摂るには準備も必要ですし、いつもより早起きが必要になるでしょうが、その分朝の貴重な時間を優雅に過ごす事ができるようになり、一日の生活の質も上がります。
朝の時間に焦ってイライラするよりも、素早く起きてゆったり食事を摂りながら余裕を持って出勤した方が、はるかに生活の質が上がりますよ。