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親子で遊べばたちまち少年の心に!紙ヒコーキの折り方3パターン

テレビゲームや携帯ゲームがはびこる今日、子どもでさえアナログな遊びとは縁がなくなりつつある。とは言っても子どもは遊びの天才。たとえ素朴な遊びでも、大人が新しい遊びを提案すれば子どもはたちまち目を輝かせて夢中になって遊ぶこともある。

私達も最近は画面ばかり見つめて、相手の顔を見て一緒に遊ぶことを忘れがち。そんな時には昔どんなことをして遊んでいたかを思い出してみよう。今回は、子どもの頃誰もが遊んだことがあるであろう「紙ヒコーキの折り方」をご紹介。

やり始めたら懐かしさで子どもより自分がのめり込んでしまう可能性大だ!

手指を使うことで脳に刺激を

手先を器用に使うことで脳に刺激を与え、脳の発達を促すことができる。紙ヒコーキは折ることでも飛ばすことでも手指を使うのでオススメの手軽な遊びだ。

また紙ヒコーキを飛ばす時の指の格好はペンを持つ形とも共通しているため、指を器用にすることの訓練と捉えることもできる。一緒に遊ぶ紙ヒコーキは、ポストに入れられていたいらない広告などを使って作ればムダがなくコストがかからない。

まずは小さい子どもでも自分で折れる簡単な「基本型」の紙ヒコーキの折り方から。今回は白いA4の紙を半分に切って使った。面がわかりやすいように片面にはペンで斜線を入れておいた。スタートは画像の左上、出来上がりは右下だ。

(1)まず紙を縦方向に半分に折り、左側の端を中央の線に向けて折る。
(2)左側の先端を右端の中央に合わせて折る。
(3)また左側の端を中央の線に向けて折る。
(4)右側の中央にできた三角の部分を左側に折り返し、全体を半分に折る。
(5)左側の斜めの辺を下の直線に合わせるように折って翼を作り、反対側も同じように折って翼を広げれば、「基本型」の紙ヒコーキの出来上がり。

次は基本型にひと手間加えるだけの「進化型」の折り方。先程できた画像左の「基本型」の翼を、両側とも半分に折り返す。こうするだけで画像右の「進化型」に一気に変身!

最後にちょっと変わった「帽子付き型」の折り方。今回は正方形の紙を使って作る。

(1)まず紙を縦方向に半分に折り、左側の端を中央の線に向けて折る。
(2)左側の三角の部分を半分反対側に折り返す。
(3)左側の端を中央に向けて折る。
(4)全体を裏返して半分に折り返す。
(5)左側の斜めの辺を下の直線に合わせるように折って翼を作り、反対側も同じように折る。
(6)先端の内側に入っている部分を引き出して翼を広げれば「帽子付き型」の紙ヒコーキの完成。

紙ヒコーキで遊ぶ

紙ヒコーキで遊ぶ時は、くれぐれも人に向けないように注意することが必要だ。また狙った所に飛んでいくとも限らないので、屋内外問わず周りの障害物に気を付けよう。

今回は3パターンの折り方を紹介したが、紙ヒコーキの折り方は無数にあり、どれだけ飛ぶかを実験しながらオリジナルの折り方を開発していくのも醍醐味。できた紙ヒコーキに自分で絵を描いて楽しむこともできる。誰のどんな紙ヒコーキが一番飛ぶのか、家族で楽しい時間を共有しよう!

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