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過去を思い出せなくする目の使い方を使って、余計なことを忘れる方法

過去にあった嫌なことが自分の気持ちを暗くするということはありませんか?これは人によって思い出が違いますが、多かれ少なかれ誰しもが持っていることでしょう。

そして、それを思い出すたびに嫌な気持ちを感じ、忘れようとしても何か気持ちが暗いなと思ったら、ちょっと前にそのことを思い出したからということがあります。ですが、人は面白いもので体の使い方を変えるだけでその出来ごとを思い出せなくすることが出来ます。

目の使い方を変えて、思い出せなくする

これは簡単で、「嫌なことを思い出して」と聞いて思い出してもらった時に、過去の記憶にアクセスするために目が動きます。その時の目の動きを見ていて、次に逆のほうに目を動かしてもらい「もう一度思い出して」というと、思い出せません。

これは、嫌な出来事を思い出すときだけではなく過去をイメージすること、未来をイメージすることによって目の動きが変わるのです。これを使うことで自分が思い出したくないことを思い出せなく出来ます。これによってその時のイメージだけではなくその時に感じた感情までも感じなくすることが出来ます。

いつでもどこでも使える便利な方法

これは、目の使い方を変えるだけではなく体の使い方を変えるだけでも効果があります。たとえば、嫌な経験をしてしばらく嫌な気持ちが続いていたときに、自分が楽しいと思うことをやるといつのまにかその嫌な気持ちを忘れていたということはありませんか?

目の使い方はその応用バージョンで、人間が感じる気持ちはその時の状態によって決まります。その時の状態を変えるだけで気持ちを感じなくさせることが出来るという単純な方法でもあります。

より深いプロセスで気持ちを癒す

とはいっても、これは付け焼刃にしかならない場合があります。その時に感情を感じなくしても、いつそれを思い出すか分かりませんし、人間は5感から情報を取り入れているので、視覚だけではなく、嫌な経験をした時の雰囲気なども同じであれば、いつのまにか嫌な気持ちを感じていることがあります。

そういう場合は体の動きを使って気持ちを変えるのはその時だけで、消えることはありません。ですが、その気持ちを癒すことで感情を感じにくくすることが出来ます。それには、感情に向き合うことが大切です。その感情を感じたくないと思っていればいるほど、どんどんと感じることになります。

これは脳の機能で、脳には否定の言葉は理解できず、全て肯定としてとらえてしまいます。つまり、嫌な感情を感じたくないと思うと、感じている自分をイメージするために、余計感じてしまうことになります。

なので、こういう感情を感じたいというイメージでいると、感じたい感情を感じることが出来ます。感情を癒すというのは、このように感情と向き合うことになります。まず嫌な気持ちを感じていたら、その感情のまま行動するのではなく、その感情を体全体で感じるようにします。

すると、感情によって行動が決められていた自分の行動パターンを壊すことが出来ます。また、感情を全身で感じると意外にもどんな感情でも同じ感覚になることが分かります。次に、嫌な気持ちを経験した時に相手がいたのであれば相手の気持ちを考えます。

相手が自分に対して嫌なことを言うと、大抵の場合は相手に対して反発心が出てくるものです。ですが、相手の本当の気持ちをその時に考えている人は少なく、本当の気持ちが分かっていれば反発心は出てこないでしょう。

怒っている相手はその場をどうにかしたいけど、どうにもすることが出来ず、怒りという方法で対処するしかないという行動に出ることがあります。また、いつも落ち込んでいる人は落ち込まず無理やり頑張っている人の気持ちをエネルギーレベルで吸い取ってあげることで相手を助けていることもあります。

このように、目には見えない心の世界では、意外にも愛と呼べる素敵なことが起こっています。ですが、ほとんどの人はそれが分からず、相手の対応にありのまま反応してしまうことになります。それはなぜかというと、防衛反応が働いてしまうからです。

その防衛反応は、相手の気持ちまで考えるという機能はなく、あくまで自分を守るという機能によって動いています。なので、相手を本当に理解するには、自分の防衛反応と上手く付き合うことが大切になってきます。

ありのままの自分でいい

自分を守るのは、自分を傷つけられたくない、自分が正しいという気持ちを守るためといえます。ですが、それは真実ではないということが分かれば、ありのままの自分で生活出来るという初めて心が平安な状態で過ごせるようになります。

どんな人が偉くて偉くないという判断を超えて、どんな状態の人も支え合っているということが分かれば、自分に自信がない人も自分がいるから相手が自信が持てているといった自尊心も自然に出てくるでしょう。このように、感情と真剣に向き合うことで、人生で怖いものがなくなってきます。

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