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仕事を頑張りすぎているサイン:「私と仕事、どっちが大事なの!?」

「私と仕事、どっちが大事なの!?」ドラマでも聞くことがあるセリフですが、現実でも言われる可能性の高い言葉といえます。こういわれると、大抵は反発したくなるので「誰のために働いてると思ってるんだ!」などの言葉で返すことが多いようです。

これは、どちらが正しい間違っているということではありませんが、もしかすると仕事を頑張りすぎているサインかもしれません。

周りの反応は意外と正しい!?

よく、自分の考えていることと周りの考えていることが違うと感じることはありませんか?自分は真剣にやっているのに周りの人はふざけながらやっていたり、自分が怒っていると周りはオドオドしたり。

自分の意見と違う人が周りに多いという人はいませんか?それとは逆に、周りの意見が一緒の時というのは、周りが穏やかに見えるかもしれません。人は鏡のようなもので、自分の心が荒立っていたり落ち込んでいたりすると、それに合わせて周りの人の反応も変わってきます。

なので、自分の状態が良いのか悪いのかは周りの反応で分かります。ですが、大抵周りの反応は自分の期待したものではないため、もっとネガティブな感情が出てきてしまうことが多いです。こういうときはどうすればいいでしょうか。

みんなも同じことを感じている

周りの人を見た時に自分の期待通りの反応をせずに嫌な気持ちを感じたことはありませんか?喜んでもらえると思ったからプレゼントしたのに、相手のためになると思ったから言ってあげたのに、など人によって違いますが、相手に期待したことと違う反応が来ることは多いでしょう。

相手と自分が違うということは、やはり期待通りの繋がりは感じられませんが、もっと深いところを見てみると、相手とつながっているということが分かります。言葉や考え方としては、全く違うかもしれませんが、お互い感じている感情は同じということがあります。

でも、なぜ期待通りの反応をしてくれないかというと、その感情に対しての反応の仕方が違うからです。たとえば、お化け屋敷にいって怖いと感じて動けなくなる人もいれば、怖いと感じて思い切って行動しようとする人もいます。

このように、同じ感情を感じても、それをどうするかは人によって違います。このように、行動レベルで見ると分かりませんが、感情レベルでみるとお互いが一緒の感情を感じているということが分かります。

パートナーが教えてくれること

こういうことから考えると、「私と仕事どっちが大事なの!?」という言葉は、自分と全く違う言動とはいえ、自分と感じていることは同じということが分かります。

相手からすると寂しいという気持ちを感じていますが、仕事ばかりやっているほうも、仕事をすることで相手から認められて寂しい思いをしないで済むといった気持ちがあります。

このように、行動の仕方が違うので全く違うように感じますが、それに対する反応の仕方が違います。そして、仕事ばかりしていても相手から認められないということが分かります。自分が思い込んでいたことは違ったということになるでしょう。

このように、自分の思っていることは実は違ったということに直面しないためには、相手の反応を観察し、感じることです。相手が寂しいと思っている感情が裏側にあるような発言をしたときは「自分も寂しさを感じているのを教えてくれているんだ」と、相手に感謝することが出来るでしょう。

パートナーだけではなく、自分と深い関係になった人はこのように感情を支え合うようになっています。家族や友人、仕事の仲間などがそうです。ですが、大抵は自分の期待した反応と違うので、喧嘩や言い争いになったりします。人によっては事件にまで発展することも少なくないでしょう。支え合っているのになぜこのようになるのでしょうか。

自分と違った反応

大抵の場合、人は人に期待してしまいます。それは、自分の考えは正しいということを証明したいがためです。ですが、期待した通りに動いてくれる人は少なく、いたとしても全ての行動が期待通りに動いてくれるわけではありません。

自分と違った反応をすると、自分の考えは間違っているということに直面せざるをえないため、ネガティブな感情が出てきます。ですが、違った反応が出ても、深いところでは同じ感情を感じているんだということが分かれば、相手の本当の姿が分かってきます。

そこが分かれば、相手と話が上手く出来なくても相手を理解でき、深いつながりが出来ます。これは、期待というよりも信頼するということになります。

期待は上手くいかず、期待外れな場合が多いですが、信頼をしていると表面的な期待と違い、最も深いブレない部分を理解しているため、期待のように感情のアップダウンを経験することはありません。

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