自分の失敗を責めるたびにヘコんでいく人が出来るヘコまない方法
「あぁ、なんでまたこんなヘマしたんだろう」「なんで私はこんなことも出来ないんだ」そうやって自分を責めるのがクセになっている人はいませんか?自分で自分を責めている時は、やはり自分が一番苦しいです。
しかし、それをしている時にやらなくていいこともあり、自分で自分を責めることで今の自分を保っている人もいます。
自分を責めるとどうなる?
自分を責めても、人によって違う反応になりませんか?自分を責めるのがクセになっている人は、それによって他にやらないといけないことから目を背けるために使っている人もいるかもしれませんし、責めたくないけど責めてしまい、落ち込んでいる人もいるかもしれません。
自分を責めるなんてありえなという人が自分を責めるとイライラして、自分には価値があると思えるような行動をするかもしれませんが、自分を責めるよりも他人を責める人もいるかもしれません。
そうして自分を責める理由や条件は人それぞれ違いますが、自分を責めることによって自分をヘコませてしまう人は、どうすればヘコまなくなるのかという角度から見ていきたいと思います。
自分を責めることでやらないといけないことから目を背けるタイプの人は、自分は本当は何を見ないといけないのか、何から目を背けるために自分を責めているのかを見ていくと、必要以上に自分を責めることより、やることに目が向くようになると思います。
ですが、何かに打ちのめされたように自分を責めてしまう人は、それによって自分への信頼や自信などを弱めてしまうことがあるかもしれません。そんな時に出来るシンプルなやり方は、違う方法でプラスの方向に進むためにはどうすればいいか?他の人が同じような失敗をした時、同じように責めるだろうか?と、自分に質問してみるといいかもしれません。
人は自分に質問した答えを自然と考えて答えを見つけるところがあり、もし他の人が同じようなミスをしたら、それが自分の親や大切な友達、恋人だとしたら同じように責めるでしょうか、それとも慰めたり励ましたり、落ち込まないようにするでしょうか。
自分を大切にすることの大切さ
他の人を大切にするのと同じく、自分を大切にするのも大切ではないでしょうか。というより、自分を大切に出来ていないと、他の人を大切にすることも難しいものです。また、自分はどうでもいい、どんな扱いをされてもいいと思っている人は、他の人が大切に扱われているのを見ると、本当は自分も大切に扱って欲しいという気持ちがあるのに見ないようにしている人は、イライラしたり嫉妬したりします。
ですが普段から自分を大切にしている人は、自分を大切に扱うのと同じように他の人を扱うのは当たり前で、自分が困っている時にお金を使って何かをするのが当たり前な人は、他の人が困っている時にお金を使って何かをしてあげたくなるかもしれません。逆に普段から自分に厳しくお金を節約するのが当たり前だと思っている人は、自分と同じように厳しい状況にいる人を見たら、厳しく節約することを教えるかもしれません。
なので、普段から自分を責める人は同じような状況の人がいる時に責めるのが当たり前と思うかもしれませんし、そんな時にほんわか適当な人を見ると「自分はもっと頑張るのに」とか、「自分は許せないのに」といった自分への気持ちが他人に見えてしまうかもしれません。
その人がどう生きたいかによって、自分を大切にする方法は変わってくるかもしれませんが、自分を責めないことが大切に扱うことなら、責めないためにどうするかを考えてみるといいでしょう。
プラスとマイナスのバランスを取る
自分はヘマをしたと思う時にさらに責めてしまうと、ヘマをしたというマイナスと、自分を責めるというマイナスとで、大きなマイナスになると思いませんか?
人は気持ちのバランスをとることを自分の中でも周りの人とも行っていますが、そのバランスが偏ってしまうと、人や自分の気持ちを感じにくくなって行動ばかりする人になったり、感情を感じすぎて鬱のような状態になったり、イライラして人をコントロールしていじめたくなったり、オドオドして人と接するのが怖くなったりします。
自分を責めるというのもマイナスにマイナスを加えるようなもので、それを続けていれば気持ちのバランスが偏って自分がやることは上手くいかないと最初から思いこんでしまい、やりたいことが出来ない状態になるかもしれません。
人生をどう生きるかは人それぞれなので、そう生きるのも自由ですが、才能を発揮して幸せな自分らしい人生を生きるなら、心の中のプラスとマイナスのバランスがとれた状態で、感じること、考えること、行動することを大切にすると、より自分らしい人生が生きやすくなるでしょう。