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本当にやりたいことを見つけるには4つ以上失敗しないと見つからない?

自分が本当にやりたいと思っていることを仕事にしている人は世界中を見てもまだ少数ですが、その人たちもすぐにそれが見つかったわけではないようです。中には運よく最初に見つかった人もいるかもしれませんが、ほとんどの人が4回5回とやりたくないことを経験して、方向修正をしてやりたいことを見つけているようです。

5回も失敗しないといけない?

ですが、そう聴くと「5回も失敗したくないよ」と思う人もいるかもしれません。その失敗は仕事を5回も変えることとなるとそんなの考えられないという人もいるかもしれません。ですが、飛行機も1度飛ぶ事に小さな修正を1000回以上こなしていることもたとえですが、自分らしいやりたいことを実現するには細かな調整も必要になってくるでしょう。

失敗という方向から考えると嫌かもしれませんが、自分のやりたくないことをやっていたら残り4回違うことをすればやりたいことに辿り着けると思えれば、逆に頑張れる気持ちになる人もいるかもしれません。

人それぞれどこまで人生を追求したいかにもよりますが、自分らしい人生に近づくほど、楽しさやワクワクが高まってくると思います。それが近づけば、失敗の回数よりももっと自分らしい人生の実現のために方向修正をすることが楽しくなってくるのではないでしょうか。

ただ歌を歌っているよりも自分で作詞をしたり楽器を作ってみたり。1つのやりたいことだけじゃなく複数の才能ややりたいことを掛け合わせることでその人しか持つことが出来ないオリジナルな価値を生み出すことが出来ます。

そう考えると、5回の失敗は自分にとって何がやりたいことでやりたくないことか、それをより細かく分かるための必然的な出来事と考えることも出来るでしょう。

最短は良いこと?

ビジネスでは最短で結果を出すことが重要視されることもありますが、本当にそうでしょうか。もちろんビジネスによってはそういうところもあるでしょうが、しっかりとしたブランドを作ることや自分しか提供出来ない価値を生み出すには、最短で利益を出すことには繋がらないこともあるでしょう。

5回も失敗しているとビジネスや仕事の才能がないと思わず、それだけ失敗して自分らしさを追求していることを考えると、やりたくないことを無理やりやって最短で結果を出している人よりも自分らしいオリジナルなブランドが出来る可能性を持っていると考えることが出来ると思います。

やはり、どんなビジネスでも分野ややり方があることから考えれば、どれだけ最短で結果を出せたとしてもそれが自分らしさから遠ざかっているならストレスを感じながらやらないといけないと思います。

自分が好きなブランドでも「これはたった1年で完成したブランドです」というものと「これは10年以上も時間をかけて完成したブランドです」というものがあれば、内容を言っていないにも関わらず、年数が違うだけでそのブランドに対する思い入れが伝わってくると思います。

最短で結果を出すと聞くとそれだけ思い入れがないように聞こえることもあるでしょう。もちろんビジネスで最短で結果を出すことに情熱がある人はそれに思い入れがあると思いますが、全ての人にそれが当てはまることはないと思います。

自分に合ったものに時間をかけるからこそ価値が生まれ、もしそこに辿り着くまでに沢山失敗したとしても、そこまで辿り着くまで頑張り続けたストーリーが、そのブランドのコアを作ることにもなります。

ブランドにはストーリーがある

本当にやりたいことを実現している人、ブランドには独自のストーリーがあり、そのストーリーに人は惹きつけられるようです。

たとえば頑丈な革製品を扱っている商品があったとして「これは偶然すぐに出来ました」というストーリーか、「これは、何度もテストを重ね、失敗を繰り返しながらもより頑丈なものを追求していく中で、どんなものよりも頑丈なレザーバッグが完成しました」というちょっとしたストーリー、それも自分たちの事実を書いているだけでもそのブランドに対する思い入れが伝わり、頑丈さならこれ、というブランド意識を持ってもらうことも出来るでしょう。

なので、5回失敗したとしてもそれをストーリーとして語ることで、ほとんどの人は諦めることでもそれだけ自分の好きなことを追求し続けた人がその商品サービスに対する情熱は他の人にはないものだ、と思ってもらえる可能性が高くなり、より強いブランドが出来るきっかけになる出来事になる可能性があります。

どれだけ最短で商品サービスを作っても、そこに他と差別化出来るようなストーリーがなければ、利益も短期的で終わってしまうかもしれません。人は心が動かされた分だけそれに価値を感じることもあり、人によっては値段はどうでもいいという高い価値を持ってくれる人もいるようです。

なので、失敗の数が多くて悩んでいる人は、それが実は他の人がそこまで辿り着けない自分だけのブランドを作る道のりと考えれば、わくわくした気持ちが出てくると思います。

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