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周りの人の言葉を別の角度から見て受け入れるメリット

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「ちょっと何してんの」、「もっとちゃんとやりなさい」、そんなことを言われたら批判されたり嫌なことを言われた気がして落ち込んだりイライラしたり、怒ったり悲しくなったりしませんか?

「お前嫌い」とか「なんだよあいつ」、そんなあまり聞きたくないようなネガティブな言葉も、自分の解釈次第で自分への攻撃じゃなく愛情を持ってくれている、と受け止めることも出来るようです。

言葉だけに惑わされるな!

愛情の裏返しは無関心、とはよく聞く言葉ですが、愛情を持っている人をイメージすると、ポジティブやプラスのイメージがあります。

じゃあネガティブやマイナスのイメージでいえば、怒りや悲しみ、恨みや憎しみなどがあるように思いますが、それらは愛情の裏返しにはならないのでしょうか。

そう考えると憎しみや嫉妬などのネガティブな感情も、愛情と似ている、愛情にすることが出来ると考えることも出来ます。

もちろん憎しみが強くて肉体的精神的に相手にダメージを与えるのは、バランスが偏っていますが、怒りや悲しみを表現することで他の人と深く繋がったような経験もあるかもしれません。

喧嘩するほど仲がいいともいい、ポジティブに考えてほんわか生きている人からすれば、そんなの怖いと感じるかもしれませんが、自分と他人がなぜ違うのか、なぜ自分はそこで怖くなるのかといったことを客観的に見られるようになると、怖いものも怖くなくなってきます。

臭いものにフタをしても根本的な解決にはならず、だんだん臭いものが強くなって溜まるだけですが、フタをせずに向き合ってアプローチすることで解決策も見えてきます。

周りの人の言葉だけを聞くと、「あいつひどいやつだな」とか「なんでそんなこと言うんだ」、「許せない」と思うこともあるかもしれませんが、なぜそれを言うのかを深いところから分かれば、憎しみや怒りに感じる言葉にも、愛情を見いだせるかもしれません。

周りに見えることは自分のこと?

ネガティブなことだけが受け入れられないかと思いきや、人によってはポジティブなことが受け入れられなかったりします。

うつの人を励ますのはいけないといわれるように、凄く落ち込んでいる人に「大丈夫だ!」とか「君ならやれる!」という言葉は、ポジティブな側面から見た言葉です。

ネガティブな面から見て、その人の気持ちを考えたら言葉がけも変わってきますが、何でも行動で解決しようとする人からすれば、ネガティブな人を見ると励まして行動させたくなるし、逆にネガティブな人がポジティブな人を見れば、もっと気持ちを感じて生きなよ、と思うかもしれません。

そう考えると、どれが良い悪いではなく、自分がどう感じるかが周りに見えること、それが自分を振り回す原因といえます。

そしてそれは、人によって変わることは、他人が悪いというより自分をどう変えるかです。「周りの人の見え方が変わってくる」と考えるほうが、「変えられないものに気持ちを振り回される」より、変えられる自分を変えた方が楽ではないでしょうか。

周りの人が嫌だと思ったら、なぜ自分はその人のことを嫌だと思ったのか?別の角度から見たらその人は自分にどんなメッセージを伝えているのか?と考えることも出来るのです。

周りの言葉を自分なりに翻訳する

周りの言葉は自分の気持ちのバランスを取ること、自分の幅を広げてくれることなどに応用することが出来ます。

そして、根本的な考え方に「出来事には意味がなく、中立だ」というのがあり、どんな出来事にも、ポジティブから見ることも、ネガティブから見ることも可能だと考えると、出来事自体に意味があるのではなく、それを見る人によって見え方が変わるということです。

そう考えると、周りの人がネガティブに見えたら、自分はその出来事をポジティブに見ていたのにと考えることも出来ます。

相手が弱々しく見えたら、自分が無理に強くなろうとして頑張っていることも見えるでしょうし、自分がイライラして周りがオドオドして見えたら、意味の無い出来事に対して、自分は管理してコントロールしないといけない、と思っていたことも分かるかもしれません。

出来事には意味がないこと、そして周りの人は自分の気持ちのバランスを取るためにポジティブ、ネガティブな両面から発してくれることから考えると、表面的な言葉の裏にどういう気持ちがあるのかを考えれば、違った見方が出来ると思います。

「ちゃんとやれよ!とキツく言われてショックを受けるなら、そういう自分を受け入れていないことで、昔からちゃんとやれよ!と他人に言ったり言われたりしていた人は、「ショックを受ける」とは違う反応をするかもしれません。

そのように、言葉の反応は人それぞれ違うのだと分かれば、自分が1つの反応しかしていなかったときに、別の反応もすることが出来るのだ、と考えることが出来ます。

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