ライフワークをビジネスにするために大切な9つの要素その1
ライフワークを収入に結び付けることは、人生の中でも大切なことだと思います。やはり、自分のやりたいことを仕事に出来るというのは、それだけ周りの人と共感し合えるということですし、やりがいも出てきます。
テレビを見ても、楽しそうに活躍している歌手や俳優、コメンテーターやアナウンサー、他にも色々な人を見ますが、どの人も充実しているように見えます。ライフワークでビジネスを組み立てていくときに大切な9つの要素というものがあり、ここではその中の3つをみていきましょう。
1.価格設定
自分が提供する商品やサービスの価格を設定しないと、お客さんに買ってもらうことが出来ません。どの値段が自分にとってしっくりくるでしょうか。どの値段がお客さんにとって満足するでしょうか。
これには、自分のこれまでのお金の付き合い方がしっかり現れます。「お金をもらうなんて悪い」と昔から思っている人は、自分が提供するものに値段をつけること自体出来ないかもしれません。
ここでまず基準となるのは、自分と同じような商品サービスを販売している人の値段を参考にすることが出来ます。ですが、それだけで判断すると安いか高いかしか周りと判断されなくなるので、さらに自分のオリジナリティを加えていきます。
価格競争はどのビジネスにとっても遅かれ早かれ失敗するパターンなので、そこだけは避けるように自分オリジナルのポジションというのを確立していきます。
それが出来ればブランドが出来てくるので、値段は関係ないお客さんに共感してもらうことも出来るでしょう。自分の生活と周りの人の生活を一緒にしないことも大切です。
自分はお金がなかったとしてもお金を沢山持っている人も沢山いて、そうした人たちは値段よりも経験やクオリティを重視しているので、そうした人を満足させるものを作れれば、値段を高くしても売れていくでしょう。どの価格が自分もお客さんも満足出来るでしょうか?
2.お客さんの収入
お客さんの収入は、意外と自分のビジネスに関係しています。自分が付き合いたいお客さんの収入はどれくらいでしょうか。アルバイトをして月10万円を稼いでいる女性のテニスコーチをしたいという人、月50万円以上稼いでいる会社役員の男性のテニスコーチをしたいという人、テニスでプロとして活躍している人のコーチをしたいという人、それぞれ違います。
自分がしっくりくるお客さんの収入はどれくらいでしょうか。高級ブランドであれば、お客さんの収入はそれに見合った高い収入を得ている人を対象にするのがお互いに満足するのではないでしょうか。
ここを間違うと、セールスにも影響してくるので集まってくれたお客さんがお金を払えない人ばかりということでは、ビジネスにならなくなってしまいます。ここも自分の中に制限があるとしたら、それを取り払ってどちらも満足する収入を考えてみるといいでしょう。
3.商品やサービスの品質
自分が提供する商品やサービスは、低品質なのか高品質なのか、それも重要なポイントです。低品質なものは売れないと思うかもしれませんが、アウトレットという言葉があるくらいなので、低品質でも売れる市場があります。
また、低品質の中にも程度があり高品質に見えるものもあります。アウトレットショップにいっても新品同様の商品が新品より全然安ければ、ビジネスになるでしょう。
そのような品質の差があまり分からないファッションなどの業界では、こうした品質の違いでビジネスが出来ます。高品質を徹底的に追求することや低品質なものをどれだけ高品質に近づけるかを追求すること、どれが自分にしっくりくるでしょうか。
また、品質というのはお客さんの感情を大きく変えます。安い低品質なものが高品質なもの同様であれば、それだけ嬉しいという気持ちを高めることができるでしょう。
高品質でこれ以上ないくらい素晴らしいものであれば、それは優越感や至福感などの気持ちを高めることが出来るかもしれません。お客さんの気持ちをいかに高めることができるかは、品質にかかっています。
こうした要素を1つずつ考えて改善してけば、自分が本当にやりたいライフワークである限り、遅かれ早かれ成功すると思います。やはり一番大切なことは自分が一番楽しいということで、それがないとそれをやり続けること自体出来なくなります。
それさえ見つかれば、後はそれに共感してくれるお客さんをどうやって増やしていくかというために、これらの要素が役立つでしょう。また、こうした要素を考えることが苦手であれば、コンサルティングやコーチングなどビジネスを構築することが好きで得意な人もいるので、そうした人に頼むこともいいと思います。
後はどれだけライフワークを収入に結び付けていきたいのか、その規模によってもビジネスモデルは変わってくるので、常に改善していけばいいでしょう。