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ライフワークをビジネスにするために大切な9つの要素その2

ビジネスを始める人の中には、自分が好きじゃないことをビジネスにする人がいます。そういった人がビジネスを始める理由は、嫌な仕事から抜け出したい、お金持ちになりたいという動機が多いようですが、嫌いなことをずっと続けるのは誰にとっても苦痛になるでしょう。

なので、自分が大好きなライフワークを仕事にすることが、お金持ちになる上でも幸せを感じる上でも大切なことですが、ライフワークを効果的にビジネスに結び付けるために必要な9つの要素があり、前回の続きをここでみていきましょう。

4.お客さんの数

同じビジネスでも相手にしているお客さんの人数が全然違います。ミュージシャンであれば、何万人の前で歌うのが好きな人もいれば、ムードのあるバーなどで少人数を集めて音楽を披露したいという人もいます。

セミナーを開く人でも何千人の前で講演したいという人や、普通の人が知らないような神秘的なところで少人数でシークレットセミナーなどを行うのが好きな人もいるようです。

お寿司でも、沢山の人が座って食べる回転寿司か、席が少ししかない隠れた名店のように少人数予約制の寿司屋をやりたいという人もいるでしょう。

お客さんの数は多いほどいいというわけではなく、これも自分がしっくりくる人数を選ぶのがベストなようです。大人数が苦手という人や少人数が苦手という人がいるように、人それぞれ相手にする人数にも違いがあるので、ここも自分オリジナルな人数を見極めることが出来れば、さらに自分の強みが増して他のお店と差別化することにつながるでしょう。

5.分かち合うスタイル

ライフワークを分かち合うとなると、頭を使うのか体を使うのかを選ぶことになるでしょう。頭を使う人は、ビジネスシステムを構築する人や人と人をつなぐ人、映画のシナリオを考える人や作家など、頭を使うといっても色々な業種があると思います。

体を使う人は、歌手や俳優、演劇やダンス、スポーツなど、どちらも体と頭を使いますが、どちらかといえば使っている配分が違います。

体を使うほうが良いという人と頭を使うほうが良いという人は、自分の周りの人を比べてみると違いが分かると思います。今まで自分がしっくりきていたスタイルを変えることは、最初は良いかもしれませんが時間がたつにつれてやっぱりしっくりこないとなると、本来のライフワークをやりたくなります。

自分のライフワークは体を使うこと、頭を使うことのどちらでしょうか。ここで起きやすいことは、「体を使いたいんだけど頭を使わないと成功しない」といった考えから来るライフワークへの制限です。

もし、どうしても自分のスタイルだと成功しない、でもやりたいことではないことがあれば、それをやりたい人と協力することが解決策の1つです。

どのビジネスでもマーケティングやセールスの知識は最低限持っていたほうが役立ちますが、そうした頭を使うことよりも体を使っている方がいいという人は、そういったことが好きで得意な人と組めば、ライフワークをより速いペースで進めていくことができると思います。

6.分かち合う速さ

どんなビジネスでも速いほうが良いと考えられがちですが、遅いほうに価値を感じるビジネスもあります。たとえば、美容室ではすぐにカットしてほしい人ばかりではなく、待ち時間に髪型を選んだり本を見たりするのが好きという人もいます。

また、オーダーメイドの世界に1つしかない自分1人しか持っていないような高級品が、翌日届いてしまうと価値を感じないでしょう。それが完成するまで何カ月もかかって手元に届くのが、それだけ手間暇かけて作ってくれたという感謝と満足感を手にすることが出来ます。

もちろん、遅くてイライラするビジネスがあれば、それを速くするだけで儲かるビジネスになることは多いです。髪を切るのでも、何時間も待たされるのが嫌な人のために10分程度ですぐにカットしてくれる店は繁盛します。

料理が出てくる時間が待てないという人にはすぐに料理が出せる店は繁盛します。スピードを変えるだけで稼ぐことが出来るビジネスもありますが、大切なのは、自分にピッタリなスピードです。

もし、お客さんが速いのを求めていたとしても、自分が遅い方が良いなら、どちらもストレスがたまります。これも、自分にあったお客さんを選ぶということですが、自分がしっくりくるスピードに合わせないと、ストレスがたまり、ライフワークがただの役割を背負うやりたくない仕事に変わる可能性があります。

そうなってしまうと、せっかく見つけたライフワークが分からなくなってしまうので、あくまで自分が満足するかどうかで選んでください。それに情熱があるなら、情熱に惹きつけられる人はいるはずです。

こうした要素も、やはり自分と周りの人が満足するために大切な要素です。いかに稼げるかよりもいかにどちらも満足できるかに集中するほうが、ストレスもなくずっと続けることができるでしょう。

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