> 仕事 > ライフワークをビジネスにするために大切な9つの要素その3

ライフワークをビジネスにするために大切な9つの要素その3

ライフワークをビジネスにするために大切な要素は、年齢や体験によって変わることもあるかもしれません。たとえば、今まで少人数を相手にしているのが好きだった人でも、大人数を相手にしている人の姿を見て「自分ももっと多くの人を相手にしたい!」と思うかもしれません。

そうした違いは出るかもしれませんが、ライフワークへの自分の才能は一生変わることはないので、そこはずっと意識し続けたいところですね。ライフワークをビジネスにつなげる要素の最後は何があるでしょうか。

7.分かち合う形

次に大切な要素は、提供する商品やサービスなどの形はどんなものかということです。物であればどういったパッケージ、大きさ、素材などを使うか、サービスであればどういった経験、感情をどういった時間や空間で提供するかということもあると思います。

お花でいえば、生花、造花、ブリザーブドフラワー、さらにオリジナルなお花、それを入れる鉢やカゴ、ケースなども違うと思います。それを自分オリジナルなものにするだけで付加価値がつき、周りと差別化することにもつながり自分の情熱も増えるでしょう。

あくまで自分が大好き、しっくりくる、満足と思える形を選ぶことが理想です。どれだけお客さんが望んでいたとしても、それを分かち合っている自分が無理をしていれば長くは続きません。自分が心から「良い!」と思える形はなんでしょうか?

8.触れ合う頻度

お客さんと触れ合う頻度も、人それぞれしっくりくる回数は違うでしょう。毎日人と会っているのが好きなのか、定期的に会うのが好きなのか。毎日会っていても1日何回会うのが良いのか、朝が良いのか夕方が良いのか、定期的に会うにしても、1週間に1回か1か月に1回か。

人と触れ合って話すことによってエネルギッシュになれる人もいれば、人と会わず一人で研究しているほうがエネルギッシュになれる人もいます。こうした違いは自分じゃ当たり前すぎて分からないこともあるので、他人と比べるといいでしょう。

自分は他人と比べて人と会う回数は多いでしょうか、少ないでしょうか。人と会っていると感じる感情は他の人とどう違うでしょうか。そういったことを追求していくと、自分にピッタリのスタイルを見つけることができるでしょう。

人間関係のストレスを抱えている人は増えていますが、それも接触頻度が自分に合っていないことが原因の1つといえます。

また、自分のトラウマも自分らしいスタイルを見えなくする原因の1つです。本当は人と触れ合うのが好きなのに、昔嫌な出来事があって、人と会うのが嫌いになったり。

それは、トラウマを癒すことが出来れば昔の自分に戻っていくでしょう。どうもしっくりこないと思ったら、人と接する頻度を変えてみるといいでしょう。

9.触れ合う範囲

最後は、お客さんと触れ合う範囲です。簡単にいうと狭いのか広いのかということで、たとえば地域限定の料理屋さんか全国展開しているチェーン店かの違いがあります。自分が分かち合いたい人は都道府県それぞれの地域でしょうか、それとも日本全国でしょうか、それとも世界進出でしょうか。

それも不可能なことではありません。自分の情熱がある限り、頑張ることなく夢中にやっていくうちに周りの人にもそのエネルギーが伝わっていくからです。もちろん、地域でやりたいのに世界を無理やり狙おうとすると、ストレスがかかるのでやめたほうがいいかもしれません。

あくまで自分がしっくりくる「これくらいの人と分かち合いたいな」と思う範囲はどれくらいでしょうか。自己啓発やビジネスを教えている人の中には、拡大し続けることが良いことだと言っている人もいるようですが、それもバランスが大切で自分に合わないことを続けても長くは持ちません。

あくまで大切なのは自分の幸せ感です。拡大することで周りの人から認められたいという気持ちは長くは続きませんし、人間関係も上手くいかない原因になります。

「全国なんて自分じゃ無理」と考えている人も、ライフワークを進めていく中で気持ちが変わっていくかもしれません。今までの考え方などに振り回されず、あくまで自分が進みたい方向に進むことが、ライフワークで大切なことです。

こうした9つの要素は、ライフワークが完成している人でも見なおすと、新しい可能性が見えてくる要素でもあります。ライフワークはストレスと心地よさのちょうど真ん中当たりをやる活動なので、心地よすぎて進展がないようなら、この9つの要素を見直して新たな道を進んでいくのも楽しいと思います。

お金を沢山稼ぐことが人生なのか、自分が幸せと感じることでお金を稼ぐのが人生なのか、人生の定義は人それぞれ自由ですが、人間を動かしているのはまぎれもない感情だということが分かれば、忙しい日々に押しつぶされることもなく、自分の選ぶ道もシンプルになってくると思います。

スポンサードリンク
スポンサードリンク