集中出来ない時は今の環境をパワースポットに変えるメリット
アイディアを出す仕事は、いかに集中力があるか、クリエイティブな状態になれる環境かといったことが大切です。ですが、いつも同じ環境だったり周りが散らばっていたり、いつも同じような集中力を引き出すのは、出来るようで難しい時もあるかもしれません。そんな時は今いる環境をパワースポットのようなものにすると効果があるかもしれません。
パワースポットを作る?
パワースポットはある特定の場所で、日本でも色々なところがパワースポットとされていて、あるお寺や湖、川や森林などがパワースポットであるようです。
パワースポットは元々そこにエネルギーの強い何らかの影響力があるところもあるようで、自分で作ることは出来なかったとしても、仕事をするところをより気持ちの良いエネルギーの環境に変えることも出来るでしょう。
気が散るという言葉があり、気をエネルギーとするなら自分の集中出来るエネルギーが散っていると捉えることも出来ます。それは集中出来ない環境でやっているので集中出来ず気が散ってしまうなら、集中出来る環境に整えるだけで集中力が増し、自分にとってのミニパワースポットのようなところにすることも出来るかもしれません。
イライラする職場でも、そうして自分の気持ちのエネルギーが別の方向に向かったり滞ったりするなら、自分の好きなものを置いたり、好きな匂いを嗅いだり、環境を変えることでイライラが和らぐこともあるでしょう。
人は意識が向かうところに集中してしまうので、目の前が散らかっているのにその中で仕事をしていたら、落ち着かない人にとってはうーんと悩み続けるより環境を整えてからのほうがスムーズに仕事が出来るかもしれません。
風水も同じように、自分にとって気持ち良い空間を作り、自分に良い影響を与えるためにカラーやインテリア、方角なども考慮されているようです。
どこに意識が向かうか
集中力がないという人は、元々集中力がないというより集中出来るものに巡り合っていないのでそうなっているだけかもしれません。逆にそういう人ほど集中力があり、自分にとってどうでもいいことに集中力が続かないのなら、それだけ自分には合わないものに意識を向かわせないセルフイメージが高い人といえるかもしれません。
セルフイメージが低く、自分にはこれしか出来ないと思っている人なら嫌々ながらそれをやってしまうかもしれませんが、自分には合わないからこれをやらないと選択出来る人は、ある意味セルフイメージが高いかもしれません。
物が散らばっている空間が集中出来る人と出来ない人がいますが、ようはどこに意識が向いているかの違いではないでしょうか。アイディアを出す仕事でも散らかっているところが落ち着いてアイディアが出る人は、散らかっているものに意識は向いておらず、あくまで居心地の良い環境として散らかっている場所のほうがいいのかもしれません。
逆に散らかっていると意識が散漫になる人は、文字通り散らかっているものに意識が向いているため仕事に意識がいかないのは分かります。なので、必ずしも散らかっている場所が集中出来ないというわけではありませんし、自分の好きなものに囲まれているほうがエネルギーが高まる人もいます。
やはりどれだけ自分らしいと感じてエネルギーが高まる環境を作るかが大切で、それが分かればどんな環境でも自分らしさを感じられる環境に変えることが出来るでしょう。
自分らしさの追求は人生でも大切なこと?
人生に対する見方は人それぞれ違うので、必ずしもこれが正しい間違っているという言い方はバランスを欠いてしまいますが、自分らしさを追求することは人生でも大切なことかもしれません。なぜなら、どれだけ凄い成果、結果、実績、物を手に入れても周りから認められない、自分が嫌い、退屈さや虚無感を感じるなら、それは幸せでしょうか。
それに比べて自分らしいと感じる人生は大人になってそういったものを手に入れないと感じられないかというとそうではないようです。小さい頃夢中になったこと、これはやっていて楽しい、時間を忘れて没頭してしまうということがあったら、それは大人になっても覚えておきたい感覚です。
なぜなら、幸せに人生を生きている人の多くはそうした夢中になれることをやっていて、「自分の人生って何なんだろう?」と考える暇もなくそれを楽しんでいるからです。そしてそれはいきなり1つのこと、自分はこれをやりたいと決めつけることをしなくても、小さいことから自分の気持ちが惹かれるものを追求していくといいでしょう。
なぜなら、1つしか選ばないということは同時に他の選択肢を切り捨てることになるので、多くの人は好きなことをやらずにいます。ですが、好きなことを色々体験して、集めたりして自分らしさを追求することは、ミニパワースポットを作る時にも使える方法だと思います。