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人は生まれつき豊かになるもの?豊かにならない原因とは?

10人に1人がうつ病と言われるくらい、体や気持ちが重たくネガティブな感情を感じやすい人も多いようです。世界中を見てみると幸せに暮らしている人もいますが、それもほんの数パーセントで、やりたくない仕事をしたり、付き合いたくない人間関係を持っている人も多いのではないでしょうか。

ですが、ある特定の人しか幸せになれないというわけではなく、幸せな人も最初から幸せだったというわけではないようです。

今の自分はどこがベースになっているか

今幸せに生きている人は、最初から幸せな家庭に育って幸せになる方法を教えてもらって育った人もいるかもしれませんが、どちらかというとその逆で、上手くいかない人生をどうにか変えようと思ってスタートした人が多いようです。

嫌な仕事から抜け出したい、嫌な人間関係から抜け出したい、もっと自由になりたい、もっと自分らしい人生にしたい。そんな動機がきっかけで、その人のペースで人生が違う方向へと動き始めるようです。

ですが、その動機も色々あり、その底にどんな思いがあるのかによって変わるようで、たとえばお金持ちになりたい!という動機は「お金があれば尊敬される」「お金があれば愛される」といった動機から来ることもあります。

ですが、これでは「お金がないと尊敬されない」「お金がないと愛されない」という恐怖があり、お金が増えても結局お金に気持ちが振り回されることになります。

人の問題の多くは小さい頃の家族とのコミュニケーションによって決まることが多く、家族と心の深いところで繋がりを感じ、幸せになる人生観や考え方などを教えてもらっていれば人生での考え方が違うようです。

親から「お金は持ち過ぎたらバチが当たるよ」とか「お金は沢山持っていても意味がない」と教わった人は、それに納得したり当たり前だと子供の頃に思ったら、それは大人になってもその考え方が続きます。

ですが、それは親が悪いというより、その親も親にそう教わったり、人生をよりよく生きるために教えてくれたことかもしれませんし、何の気なしにからかって言ったことかもしれません。

人は誰でも豊かになれる?

豊かに、幸せになれる人はほんの一握りで、自分は無理だと思う人もいて、人は誰でも豊かに幸せになれるという人もいます。この2つの考え、どちらが正しいのでしょうか?ここでどちらが正しくて間違っているかという考えが、自分を振り回すきっかけになることがあります。

この2つはどちらも正しく、どちらも人それぞれの生き方としてあるのではないでしょうか?そこで自分はどちらの人生を生きたいかをソフトに選ぶことが出来ます。

ですが、この人生は間違っているから絶対こうはなりたくない!と思ってしまう人ほどそんな人生になりがちです。それは、なりたくないこと、間違っていることでも、それを意識すると潜在意識はそれにフォーカスするので、自分でも気付かないうちにそうなっていたりします。

なので、そのどちらも正しい間違っているというより、自分はどちらも納得し受け入れ、そのうえでどちらかを選ぶのが、理想の方向に進みやすいようです。幸せに豊かに暮らしている人はそれが当たり前だと思っていて、逆に幸せに豊かに暮らしていない人もそれが当たり前だと思っているようです。

幸せで豊かなのが当たり前って思える?

「幸せで豊かに生きるなんて非常識だ!」という人がいたとしたら、その人はその考えが出るのはどういう思いを持っているからでしょうか?人は自分の考えや思ったことを正しい、それ以外はないと思いこむことがありますが、それを手放すと今の自分が変わることになります。

人の体は今の状態が変わるのが嫌で、そのために不快な感情を出したり思考停止になったりして、今を変えるのを防ごうとします。ただ、幸せで豊かに暮らしている人はそれが当たり前だと思っているということは、自分もそう思えるようになればだんだんと見えるものが変わり、付き合う人が変わり、考え方が変わり、人生が変わっていくのではないでしょうか。

すんなりそう思える人もいれば強い抵抗がある人もいるかもしれませんが、最終的にはどちらの人生を生きたいかで決まります。強い抵抗がある人は過去の経験によって何らかのブレーキ、たとえば今まで死ぬ気でやりたくない仕事をやってきたのが当たり前の人生だったのに、今さらこの人生を変えられるか!と思っていれば、まずはその気持ちを癒すことが大切かもしれません。

「自分らしい人生を生きるのが人生だ」という思いを持っているのか「やりたくない仕事をやってお金を稼ぐのが人生だ」という思いを持っているのかでは全然違う人生になります。あなたはどんな人生を選択していますか?

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