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話が通じないあの人。自分とは脳みそに違いがあるの?

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2013.09.28

懇切丁寧に話をしても、会話の表面だけ理解されて趣旨を理解してくれない人っていますよね。つまり話が通じない人。しかし、それは脳のフィルターを通して、同じ物を見ても、同じ話しを聞いても、認識している内容が異なるからなんです。先ずはその事を理解しましょう。

ステレオタイプ

ステレオタイプとは、会話の中に登場する特定の言葉にだけ反応してしまう事ってありますよね。つまりその言葉が一般的な印象を持ってしまっているからなんです。そのレッテルをステレオタイプと言います。それがどう作用するかというと、例えばある女性と友達のこんな会話で

友達「今度コンパがあって、相手の男性は4名で、今のところ私たち女性が3名なんだけど、良かったら来ない?来てくれたら人数がピッタリになるのよ」
彼女「えー、ゴメン、ちょっとその日は用事があるなぁ」
友達「何とかならないの?他に誘う心当たりがいなくて」
彼女「そうだねぇ。ちょっと厳しいかも」
友達「えー!何とかしてよ!お願い!結構相手はイケメン揃いだから!」
彼女「え!そうなの!イケメンなんだ!じゃあちょっと調整してみようかな!」

という風に、イケメンというステレオタイプによって彼女はコンパに出席する判断をしたのです。実際に会った事も無い男性陣に対して、イケメンという一人歩きしたレッテルだけで行動を変えた訳なんです。実はこういう思い込みの様なレッテルは、皆さんそれぞれお持ちですよね。そういった事も円滑なコミュニケーションを阻害する要因です。

脳は自分に必要な情報だけをフィルタリング

更に他にも重要な要因があります。人間の脳は自分にとって重要な情報しか選択収集をしておりません。例えば、同じ場所にいても得ている情報は人それぞれ違うのです。

3人で喫茶店に入ったとします。コーヒー好きの一人はコーヒーの香りと味わいを楽しんでいて、陶芸好きの一人は出て来たコーヒーカップの作風や質感を楽しみ、絵が好きな一人は店内に飾られている額を鑑賞してコーヒータイムを楽しんだとします。

後から、そのうちの一人が
「いいお店だったね、香りの良いコーヒーで味わい深かったね」
と言っても、他の一人が
「え?そうだった?香りや味わいまで意識してなかったよ。陶器ばっかり見てたから。でもあの陶器のカップの右淵が盛り上がっていた形って面白かったよね」
なんて答えに。それに対して最後の一人が
「え?カップって盛り上がってたっけ?私は飾られてた花の絵ばかり見てたから気付かなかったよ」
と言うと、二人が
「えー花の絵なんてあったんだー」

という様に、同じお店の同じ席で時間と空間をともにしているにも関わらず、脳は自分にとって興味のある情報や意識をした情報、自分にとって都合の良い情報しか取りません。フィルタリングしてしまうのです。

誤解の無い話し合いのために

誤解無く話し合いが出来る、相手にちゃんと自分の話を理解してもらうためには、そういう相手と自分の得ている情報が違うという認識を先ずは最初にしなければなりません。それを前提として、コミュニケーションの中で相手はどういう情報を取っていて、どういう風に思考しているのだろうか?と常に疑問を持ちながら会話を進めましょう。

そして、懇切丁寧に説明をしても理解していなさそうな相手であれば、途中でその理解の度合いを測定するための質問をしてみるのも効果的です。質問に答えてもらうと相手の理解のレベルが分かりますし、自分の話した内容をインプットした相手が、今度はそれをアウトプットする事によって理解が深まります。

しかし、それでもまだ十分とは言えません。なるべくなら大事なコミュニケーションは、視覚に訴える話し方をしましょう。出来るならイメージと一緒に伝わる様に、その内容を紙にイメージ図の様に書きながら話しましょう。

人間は会話をする時の認識として、ビジュアルからは55パーセント、聴覚からは38パーセント、会話の内容からは8パーセントの情報を収集するそうです。ですので、会話の内容の7倍もの情報をビジュアルから取るのです。

ですので、なるべく視覚に訴える方法を使いながら、相手との会話をしましょう。そして、あなたが一工夫した事によって相手はあなたの話の内容が理解しやすくなって、あなたは相手にとって話が分かりやすい人というステレオタイプが形成されるかも知れませんね。

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