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朝食はちゃんと摂りましょう。朝食の効用と歴史をご紹介

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2013.11.21

みなさんは、朝食は食べていますか?朝食は、1日を働くエネルギーの源。ぜひ摂りたいですね。しかし時間がなくて、なかなか食べられないという方も多いはず。そこで今日は、朝食の歴史と効用を理解して、朝食に興味を持ってみましょー。

1.朝食の歴史

まず、そもそも昔の人は、朝食を食べていたのでしょうか。この点については諸説あるようですが、一般的には、日本人は昔から朝夕2食、食事をしていたようです。むしろ、昼食を食べるようになったのが鎌倉時代から江戸時代にかけて、ということのようです。

では、日本人は古来、どのような朝食を食べていたのでしょうか。この点についても、平安時代には朝食に何を食べていたのかは、明確な資料は残っていないようです。ただ、少なくとも天皇については朝食を食べていらしたそうです。「朝餉(あさげ)」という言葉の由来は、略式の天皇の朝食を意味したそうです。

平安時代の食事という観点に絞っていえば、平安貴族はかなり豪華な食事をしていたようで、ごはんの他に魚や雉、鴨などの肉、タケノコなどの山菜やミカンなどを食べていたようです。これらのうちのどれかを朝食に摂っていたと思われます。

鎌倉時代・室町時代になってきますと、資料も少しずつ多くなってきます。鎌倉時代の武士は、戦争になれば野山で寝食をしなければならないので、普段からあまり豪華なものは食べていなかったという話です。

具体的には、玄米を1日5合、おかずに焼塩、みそ、梅干しのどれかと焼き魚を2食に分けて食べていたそうです。現代からすればかなり質素な生活をしていたようです。やはり戦を意識した食事をしていたようです。

江戸時代には、東の江戸では朝に炊いた米や雑穀を夜は茶漬けなどにして食べていた、という記録があります。一方西の京都では、夜に炊いた米や雑穀を朝、粥にして食べたという記録が残っています。

江戸時代も庶民はやはり質素で、1日のご飯を一気に炊いて、それに御御御付けを作り、漬物を添えるだけ、というのが一般的で、たまに豆などを煮たものや納豆を食べていたそうです。

有名な川柳に、「納豆と蜆(しじみ)に朝寝起こされる」というものがあります。意味は、朝食を売り歩く売り子のいい声に朝起こされる、というものです。御御御付けの具は日々様々なものに変わったらしく、天秤棒で軒先まで売りに来る商人から2種類以上の新鮮な具を購入していたそうです。

現代のことは説明不要でしょう。現在では和食から洋食まで、様々なものが食べられています。現代人の好きな朝食の1位は、パン(トースト・菓子パン)であり、ご飯(おにぎり)は第2位に転落しています。

このように、朝食だけとっても、それぞれの時代で様相が異なります。時代に合わせて変わっていったということでしょうね。

2.朝食の効用

では、朝食にはどのような効用があるのでしょうか。

(1)体温の上昇

まず、朝食を摂ると、食事をする結果、体温が上昇します。このことにより、睡眠によって低下した体温が活動に適した体温となるのです。つまり、体を1日の運動に適した状態にする効力があるのです。

実際に、朝型人間と夜型人間の体温と能力を比較するという実験があるのですが、それによると、夜型人間は午前中の体温と能力は極めて低いという結果が出ています。

したがって、午前中からしっかり仕事や勉強をしたい人は、ぜひ朝食を食べた方が良い、という結果になります。特に学生の方は、朝から試験があるので、なるべく朝食を摂るようにしてください。

(2)エネルギー補給

また、朝食にはエネルギー補給作用もあります。我々は眠っている間、特にエネルギーを消費していないような気がしています。しかし、脳は眠っている間も起きている時と同様に働いています。脳が起きて働いており、睡眠中に食事をしないのですから、朝起きた時は、すでに脳はエネルギーが不足している状態になっているのです。

実際に、アメリカの実験でこのようなものがあります。20代の男女に朝食を食べた人と食べていない人との間でテストの成績を比較したところ、朝食を食べている集団の方が圧倒的に成績が良かったそうです。

同様の実験は日本でも行われており、同様の結果が得られているようです。全寮制の大学生について、朝食を食べた者と食べなかった者の出席率と成績を比較した結果、やはり朝食を食べている者の方が成績が良かったという結果が出ています。つまり、朝食はやはり摂った方が良い、というのが定説なわけです。

(3)体内時計の調整

さらに朝食は、体内時計のリズムを合わせるという意味でも極めて重要な役割を果たします。人間は、起きる前の午前4時ごろに副腎皮質ホルモンを分泌すると言われています。また、朝食前にも代謝関係の酵素が増加しているとも言われています。

このような状態にある結果、朝食を摂ることによってこれらの働きをより活発にし、規則正しい生活を促すという効用があるのです。

3.終わりに

以上、朝食の歴史と効用についての記事でした。

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