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眠るだけでやせる?驚異のホルモン、レプチンって何?

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2013.03.24

ホメオスタシスという言葉を聞いたことはあるでしょうか?ホメオスタシスとは体を一定の状態に保つ為に備わっている機能の一つです。例えば運動をして汗をかいたりするのも、ホメオスタシスが働いて運動によって上がった体温を一定に保つために冷却させようとしているからです。

このシステムのおかげで私たちの体は本来であれば太らないように出来ているのです。にも関わらず最近は体重増加に悩んでいる人が巷にあふれているのはなぜでしょうか。

その原因としてホルモンバランスの乱れが考えられます。ここでは脂肪量の管理と食欲を抑制するホルモンである「レプチン」の働きと活性化の仕方について紹介していきます。

体重増加を防ぐ番人。レプチン

そもそも肥満とは脂肪細胞に余計な脂肪が増えた状態のことをさします。しかし脂肪細胞には脂肪がたまったりするときちんと脳に知らせる仕組みがあるので、脂肪がたまりすぎると減らすシステムが動き出します。このときに重要な役目を果たすのが脂肪細胞から分泌されるレプチンです。

脂肪が増えるとレプチンの分泌も増えて脳に「脂肪が増えすぎだ!」という情報を送ります。このレプチンからの情報に基づいて脳は食欲を抑え、睡眠時のエネルギー代謝を増やして摂りすぎたカロリーを消費する環境をつくりだします。

このレプチンがしっかり働いている限りは理論上では太りません。それでも太ってしまうのには2つの理由が考えられます。レプチンの効き目が低下している場合と睡眠不足によるレプチンの分泌量の低下です。

レプチンの効き目が低下して抵抗性が起きる原因は分かっていませんが、肥満体型の人の大半でレプチンの抵抗性があるといわれています。睡眠不足とレプチンの分泌量の低下については根拠となるデータが揃っています。

7時間以上の睡眠で肥満を回避しよう!

肥満と睡眠時間の関係を調べた海外の研究によると7~8時間の睡眠をとる人の肥満度が1番低く、4時間以下の睡眠は1番肥満度が高くなるという研究報告が発表されています。

「ずっと起きているほうが活動している分エネルギーの消費量が多くなるんじゃないの?」と考える人も多いかもしれませんが、レプチンの睡眠時におけるエネルギー代謝の方が夜中起きているよりも効率的にエネルギーを消費するのです。

さらに睡眠時間が短いとレプチンが減り、食欲を増進ホルモンである「グレリン」の働きが盛んになるという弊害があります。夜中に無性にお腹が減って夜食を食べてしまう人などはグレリンに動かされている可能性が高いでしょう。

レプチンは食欲のコントロールとためた脂肪を代謝するのに必要なホルモンです。しっかりと7時間以上の睡眠をとってレプチンを分泌させましょう。

睡眠不足が原因でレプチンとグレリンのバランスは崩れてしまいますが、数日間ゆっくり寝るとバランスは元に戻るようです。効果的なダイエットを考えている人は運動や食事制限の前に質の良い睡眠をとることから始めてみてはどうでしょうか。

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