> 趣味・ライフスタイル > 今やっていることを100回やったら理想の人生に辿り着けるか?

今やっていることを100回やったら理想の人生に辿り着けるか?

そこら辺を歩いている人を見ると、それぞれ違った人生を生きているように見えます。都会であればギターを背負っている若者がいればスーツを着て忙しそうに歩いている人もいる。オシャレな格好をして歩いている人もいればコスプレをして歩いている人もいたり、人それぞれ自分の個性が発揮されています。

ですが、その中でそれをやり続けることで自分らしい人生にすることが出来る人と、それを何回やっても理想の人生には辿り着かない人がいるようです。

100回やったらどうなる?

100回というのはたとえですが、もし趣味でギターを始めてそれを100回やって楽しくなったり自分らしいと感じるのであれば、それはどれだけ大きな結果を出していてもやりたくない仕事をしている人より幸せな気持ちが強いと思います。

どんなことでも最初の1回から10回程度までは今までの自分を変えることであればあるほど心のブレーキが働き「本当はやりたくないことなのかな」と自分を疑ってしまうこともあるでしょう。そして、そういうやりたいと思っていることに起こる心の動きは、不安や恐れです。

ワクワクが強いものほどそうした気持ちも強くなりますが、それだけやりたいことである可能性は高いでしょう。だからこそ失敗したらそれだけ心のショックは大きくなるかもしれませんが、成功した時の喜びも大きくなるでしょう。

まずはそれを100回やってみて、もしそれでも心があまり動かず心からやりたいと思えることじゃないとしたら、別の方向に目を向けてみてはどうでしょうか。

これは仕事でもいえることで、仕事を転々と変えるのはよくないと思われがちですし、それだけ長続きしない人だと思われるかもしれませんが、起業家やフリーランスの人の中には色々な仕事を手掛けている人が多くいます。もしやりたくないことなのに、それを5年も10年も続けないといけないとしたら、それは自分にどれだけの影響を与えるでしょうか。

人生のノリを変える

人生には人それぞれ違ったノリのようなものがあります。普段から人の愚痴を言うことで周りの人と調和を取ろうとしている人は、周りの人を褒めることしかしない人の中に入ったら居心地が悪く感じるでしょう。その逆もあり、またそれぞれの趣味のサークルのような中にはそのノリ以外の人が入ったら居心地悪く感じると思います。

そのように、人にはそれぞれノリのようなものがあり、どのノリになると自分らしい幸せな人生になるかを見つけることが出来れば、それは幸せな人生のスタートといえます。

その鍵の1つは、小さい頃自分はどんなノリで生きていたかということです。

もし冒険のように色々なところに行って遊ぶのが好きだった人は、小さなオフィスでパソコンをタイピングする仕事よりも色々なところに行けるバスガイドのような仕事についたほうが自分らしくて楽しめるかもしれません。逆に小さいころから家で本を読んでいたような人は、図書館などで働くと毎日静かな幸せを感じながら生活出来るかもしれません。

どんな人でもそれぞれ才能を持っていますが、それを発揮できる場所、発揮しても周りが受け入れてくれるところに行かないといつまでも才能を発揮することが出来ず、中には才能が分からない人も沢山います。

今世界中で活躍しているプロスポーツ選手が、自分の才能が分からずコンビニの店員をしていたとしたら、自分らしい人生だと感じて生きているでしょうか。その人がどれだけ凄くてもいる場所を間違うとそれだけ世界からしても感動を生む人がいないことになるといえます。

必要以上に頑張る必要がない

自分の好きなことをしている時は、頑張っているという感覚はあるでしょうか。それより、夢中になって取り組んでいる感覚に近いと思います。また、必要以上に頑張ることで人生のノリを変えることが出来ると思いますが、そのノリはいつまで続けることが出来るでしょうか。

やりたくないことをずっと続けることも出来ますが、そういう人は違うところでストレスを発散したり、健康状態や人間関係が悪くなる人も多いようです。逆に仕事を自分のペースで幸せにやっている人はストレスを必要以上に溜めることが無いので、健康にもいいですし周りの人にストレスをぶつける必要もありません。

また、やりたいことをやっているのに頑張ってしまい、やりたいことなのかを見失うこともあるので、やはり自分の感情に正直になりながら、頑張らないといけないことはすぐ終わらせるか手放すかをして気持ちのバランスを取ることが、周りに振り回されず自分らしい幸せを手に入れる方法でもあります。

今の人生のノリのまま続けることで理想の人生になるでしょうか。理想の人生にするにはどういうノリをするとなりやすいでしょうか。それをゆっくりと紐解いていくことも、自分らしいペースで楽しみながらやると、だんだんと感覚的に分かってくると思います。

スポンサードリンク
スポンサードリンク