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商談やプレゼンに!講師指導に学ぶ相手に伝わる話術のポイント

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2013.08.24

私は小さな塾を経営しているが、今は三人の学生を一人前の講師とするのに躍起になっている。近隣の懇意の塾を訪ね授業見学させていただいたり、授業のDVDを何枚も見てもらったり、話し方に関する本を乱読してもらったり、模擬授業をしたりしている。

研修や指導を積み重ねていると、ビジネスマンとしてプレゼンをやっていたことと共通点が多いことに気付く。もちろん生徒への語りと取引先へのPRでは話す性質や話術が異なるが、塾講師のスキルも多く使えそうだ。

塾講師とプレゼン演者の共通点から見た使えそうなスキル

二者の共通点は次の通りだろう。それぞれの共通点で参考になるスキルを具体的に挙げてみる。

① 多数の前で話す

公衆の授業もプレゼンも多数の聴き手の前で話す。何枚かの講習風景のDVDを見ていると上手な人と下手な人の差が判る。それは動きだ。手を使い話す場所を変えている。その結果、ポイントや抑揚が生まれている。スピーチ台の前で動かない講師は、抑揚なく淡々とした講習になっている。

当然ながら話す内容が頭の中にきちんとインプットされていないと資料の前から動くわけにはいかない。きちんとインプットして手足を使ったプレゼンは効果的になるだろう。

② 相手の理解を得たい内容がある

雑談ではない。ポイントやPRしたいことがあるはずだ。様々な授業の様子を見ていると、分かりやすいと評判の授業は共通点がある。それは一番言いたいことを先に言っている点だ。長々と説明した後に言っている授業は評判が良くない。聴き手が説明を聞いている間に飽きてしまっている。

一番のPRポイントを先に話しているのだが、それでも下手な授業になっているものもある。リズムが悪い。テンポよく話していない。一つの言葉がやけに長いのだ。説明に入れば、短文で説明していく方がリズムが良い。

③ 説明すると質問する人がいる

授業中に質問をしてくる生徒がいる。明らかに授業の進行を遅らせる目的の質問もあるが、質問は授業の最後が多い。講師は想定内の質問にはてきぱきと簡潔に答えている。このてきぱきとした受け答えが生徒の信頼を得ている。

難解な説明を聞いた後、質問に明快な答えをしていれば一挙に信頼できる男になるだろう。逆に、あたふたとした返答であれば、信頼は失墜してしまう。事前に質疑応答の準備をしてこそ、信頼に値する相手となる。

④ どちらも話すことが主体

目線を落とし、滑舌悪く、口の中で喋っている講習は何を言っているのかわからない。そんな授業で生徒たちは内職をし始めている。やがて生徒が父兄に話しクレームの電話になる。

分かりやすく話す人は、口をきちんと動かしている。鏡の前で話してみるとよい。口がどれだけ動いているかがよくわかる。聞き取りにくい、滑舌が悪いと言われている方は、ぜひ鏡の前で話す練習をしてみると効果的だ。

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