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結果を出す3ステップ読書法。本を読んで結果が出る人と出ない人の違い

あなたはどんな読書をしていますか?漫画なら早く読める人でも小説なら遅く読む、その逆もあるでしょう。特に興味がない本は、開いたら眠くなって1時間かけて1行も進まないことや、寝る時に本を読んでいたら自然と眠くなったり、寝る時に使えるのも本かもしれません。

その中でもビジネス書や資格に関する本、自己啓発書など読むだけで納得するよりそれを活かすための本もあり、その活かし方のシンプルな3ステップがあります。

ステップ1:知ること

まずはどんな分野でもどんなことでも知ることがステップ1で、全く知らないことを見たり聞いたりして興味が出てきたら本で知りたいと思うかもしれません。その知識を活かすまでのステップは、まず知ったりイメージしたりして知的創造があり、それを活かすことの物的創造の2つの創造によって活かされます。

ただ本を読んだだけで満足するのは知的創造の段階でストップしてしまうので、それを普段からイメージしたり活かそうとしないと物的創造に繋がりません。また、本を読んで「あっそうか」といった気付きがあることで、自分の中の物事に対する見方が変わり現実に活かせることもあります。

その中で、知ろうと思っても本を開くだけで見る気がなくなったり眠気が襲ってくる本もあるかもしれませんが、その時はそれを見ることのメリットよりデメリットのほうが大きくなっているかもしれません。理想は自分が好きな分野を見つけて夢中になることで、恋愛小説が好きな人はメリットデメリットを考えなくても読みこんでしまうでしょう。

ですが、読みたくないけど読まないといけない本などがあれば、それを読むことでどんなメリットがあるのか、読まないことでどんなデメリットがあるのかを考えてみるといいでしょう。

ですが、読まないといけないという役割ベースで読書をしても自分の気持ちを無視することになるので、好きな本を読んでいる時と同じノリで本を読むこともポイントの1つです。

ステップ2:分かること

次のステップは、なぜそれはそうなのかが分かることで、ただ全体像や部分を知るだけよりも深い理解になります。ここで「あっそうか」という気付きがあり、その気付きが自分の観念を作るほど強力なものもあり、その本を見て人生観が変わったという人はそうした気付きがあると思います。

なので、自己啓発書やビジネス書、セミナーなどで人生が変わったという人はこの時点で現実の見え方が変わることで人生が変わると自覚出来る人もいるようです。分かるというのも幅があり、それはもっと広い視野から見ているのか、それとも部分に集中しているのかによっても違います。

たとえば、ダイエットの仕方にも色々な方法がありますが、これを飲めばこういう理由で痩せますということを聞いて「あっそうか」と分かる人もいます。ですが、それをやっても痩せなかったら、そういうサプリメントで痩せない理由はこうですと聞いて「あっそうか」と分かるでしょう。

これは、痩せるということについて広い視点から見ているのか狭い視点から見ているのかの違いで、広い視点から見えている人は狭い視点のメリットデメリットが分かったり別の角度から見ることが出来ます。

ステップ3:出来ること

そして最後は出来ること、このステップの流れはシンプルで当たり前のように思えますが、中身を深く見ていくとこうした区別があります。出来るといってもステップ2の「分かること」で、何が分かって何をするのかによって結果が変わり、そのやっていること自体が成功というより成功への学びになることもあります。

痩せるサプリメントを飲んでも痩せなかったら、それは痩せないサプリメントだという学びになり、もっと深くダイエットについて知るステップ1からスタートすることが出来ます。学びなのか失敗なのかは人それぞれ違った捉え方ですが、学びと捉えると失敗に気持ちが落ち込むことも少なくなると思います。

その分野でも一流の人と二流の人では出来ることが違い、見た目は変わりなくても心の中で出来ることが違うかもしれません。それだけその分野の小さなことから大きなことまで知り、分かり、出来ることを繰り返して多くの経験を積んでいるかどうかの違いではないでしょうか。

また、出来ることにも無意識有能状態と有意識有能状態があり、無意識で有能だと他の人に説明することは出来ませんが、有意識で有能だと説明することが出来ます。そして、出来ることの理由が分かっていると応用もしやすく、たとえば空手の達人でも凄いけどなんで凄いか自分でもよく分からない人は応用しづらいと思います。

これらの学びの3ステップを意識的に使うと、自分が今どのステップでどうすればもっと深く身につけられるかが分かると思います。

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