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成功する恐れは死の恐れと同じくらい怖いもの?一歩先ゆく人の影響力

失敗する恐れがあり行動出来ない人がいる理由は分かりますが、成功する恐れがあるから行動出来ない人がいる理由は分からないかもしれません。「成功する方法が分かってるならやればいいじゃん」と思う人ばかりではなく、成功するのは分かっていても先に進めない人もいます。

成功の恐れ=死の恐れ?

ある心理学者のデータによると、成功することに対する恐れは死の恐れと同じくらい強いものというデータがあるようです。もちろん失敗する恐れも強いものがあることは分かりやすいことですが、成功する恐れがそれほどまで心に影響があることはあまり知られていません。

周りにも成功しそうなのに先に進めない人、あるいはすでに成功しているのに成功しているように見えない人は成功する恐れに影響されているかもしれません。

あと一歩踏み出せば思い描いていた成功に辿り着くのに先に進めない、それは先に進んでしまうとゴールが見えてしまうような気がしてその先がないような感じがする人もいるかもしれません。成功してしまったら周りの成功していない人、自分らしく生きていない人から批判されたり嫌な眼で見られたり嫉妬される恐れがあるかもしれません。

すでに成功しているのに成功しているように振る舞わない人も、幸せな人でそう振る舞っている人もいれば、もっとありのままの自分でいたいのに無理に自分を閉じ込めている人もいるかもしれません。成功というラインは人それぞれで、お金があるだけが成功じゃないという人もいればお金が沢山持っていることが成功だという人もいます。

価値観は人それぞれですが、自分で成功すると周りに悪いとか人生で悪いことが起こるんじゃないかといったブレーキがかかるのが成功への恐れです。

家族で何かの分野で自分らしく幸せな人生を送っている人がいれば、自分もそれが当たり前だと思い成功するブレーキも少ないでしょうが、親がやりたくないことを努力してストレスを抱えながらやっている家庭に育った人は、「自分だけ自分らしく幸せに生きるのは悪いな」と遠慮してしまうかもしれません。

そうした人それぞれ違う理由で成功への恐れがあり、自分でも気付きもしないブレーキがあるかもしれません。

一歩先ゆく人の影響力

ですが、どんな分野でも一歩先ゆく人がいて、それを基準に周りの人も人生を生きる選択肢が増えるのではないでしょうか。野球選手で憧れの人を見て「自分も野球選手になりたい」と思う人もいれば、芸術の分野で心惹かれる作品があり「自分もあんな作品を作りたい」と思う人もいます。

そうした先ゆく人がいるから後から同じ道を辿りたい、そういう人生にしたいと思う人がいることを考えると、成功への恐れが和らぐかもしれません。

自分が成功することは周りへのマイナスになると思っているうちは行動しづらいものですが、周りへのプラスになり、それも多くの人のインスピレーションになると思っていればもっと早く行動しないとと思うかもしれません。

生まれてからある時点で成功への恐れが湧いてきても、そうした後から違う出来事によって恐れを和らげることが出来ます。「あっそうか」という1つの気付きが自分がこうだと思っていることの方向性を変えて、成功はいけないと思っていた人も成功に対する考え方を変えることが出来るでしょう。

自分はどうなりたいか?

自分らしいと感じる分野ですでに一歩先ゆく人がいればその人についていくことも出来ますし、メンターになってもらうことも出来るでしょう。ですが、本当に自分だけのオリジナルな世界を作り出そうとすると、それぞれ自分の得意なことを掛け合わせることも大切です。

すると、全てピッタリ当てはまるお手本のような人がいなくて自分だけの世界を創りだすことが必要な時もあるかもしれません。その時に、先の方向が分からないから進まないのか、自分らしさを周りの人と分かち合いたいと思って先に進むのかでは結果が変わってきます。

リーダシップという言葉がありますが、自分は別にリーダーなんかどうでもいいと思っても、自分らしさを追求していく中でどう進めばいいか分からない道は出てくると思います。そこで直感を頼りに自分を信じて進んでいけるかどうか、その行動自体が周りの人にとってはリーダーに映るのではないでしょうか。

もちろん自分らしく感じる収入や環境があり、それを達成したらそれ以上無理やり追いかける必要はありませんが、そこまで行くことでも周りの人の人生のコンパスになることがあります。

それでいて自分らしいと感じる活動をずっと続けていく姿勢や理想の現実を作り出そうとする情熱などが、周りの人を惹きつける一歩先ゆく人の特徴ではないでしょうか。

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