有名人が欲しいと思っている、普通の人が当たり前に持っているものとは
有名人が欲しい意外なもの。それは高級マンションや車、バッグなどではありません。それらは彼らにとって普通に手に入るものです。そうではなく、普通の人が当たり前に、そして生まれながらにして持っているもので、なおかつ物ではありません。
有名になりすぎると失うもの?
ですが、これは失ってもそこまでダメージがない人もいて、逆にそれがいいという人もいるかもしれません。ですが、多くの有名人がこれが無くなったために自分らしい生活から遠ざかる人もいるようです。それは何かというと、プライベートです。
プライベートなんて誰でも持っているのが当たり前で、休みの日や自由な時間は自分の好きな行動をして好きなところへ出かけ、自由に行動するでしょうが、有名人になると普通に出来ていたことも周りの人が寄ってきたり何かするだけで雑誌に取り上げられたりと、常に自分の行動に気を使いながら生活をしないといけなくなるようです。
もちろんそれで人に注目されるのが好きな人はいつもファンから握手を求められたりすることがいいかもしれませんが、それが嫌で休みぐらいはプライベートでゆっくり過ごしたいという人からすればいつも人から見られていると思うと気がめいる人もいるかもしれません。
それは、芸能人や歌手だけじゃなく、テレビに出る起業家や投資家もそうで、何らかのメディアで注目された人はそういう可能性があるようです。
普通の人はそうした有名人が持っている高級なものや地位、名誉が欲しいと思っているかもしれませんが、有名人からすれば普通の誰もが持っているプライベートを欲しいと思っているなんて、少しおかしな感じがするかもしれません。
そのため、ビジネスをしている人の中にはプライベートも自由にするために自分の写真や動画を載せずに興味がある人たちだけに商品サービスを展開している人もいるようです。
プライベートと有名のバランスを取るには?
テレビに大々的に出ている有名人でも帽子やサングラスをして気付かれない、気付かれたとしても話に上がるだけの人も多いのではないでしょうか。何万人の前でライブをしている人が素顔で歩いていたらたちまち沢山の人に囲まれるかもしれません。そういう企画のテレビもあり面白いですが、やはりそのバランスを取りたいと思う時に取れないとストレスが溜まるかもしれません。
もちろんテレビやその他のメディアに出ることが好きで、人から注目されることでエネルギーが高まる人はプライベートもオープンにして人から注目されるのがいいという人もいるかもしれません。ですが、人から注目されたくない人は戦略的に周りの人に広める方法を取っている人もいます。
アーティストでもメディアには出ず各地のバンドハウスなどで活躍し、そこでファンを沢山集めて活動している人もいて、中には1曲をCMで流してもらってそこから大きくヒットしたアーティストもいるでしょう。
ビジネスでも自分の地位や名誉を誇張している人はどれだけ良い内容の本を書いてもそれに興味がない人から批判を受けることはよくありますが、それが分かり自分の商品サービスに興味がある人だけを集めて批判を最小限に抑えて自分も周りも静かな幸せを感じながらビジネスをしている人は、自分の顔写真すら載せず本を書いている人もいます。
プライベートは自分だけじゃない
プライベートの気になるところは自分だけじゃなく家族や友人にも影響があることではないでしょうか。もちろんそれで羨ましがられたり新しい繋がりが出来ることもあるでしょうが、何事もバランスが大切で尊敬や憧れは嫉妬や妬みを生む原因でもあります。
人間のそうした気持ちの動きのメカニズムが分かっていないと、極端に支持する人がいれば極端に批判する人が出たり、なぜそんなことをする人がいるのか分からないことで悩むかもしれません。
人は誰でも周りから認められたいというニーズは持っていますが、メディアに出ない人でもそのニーズを主張している人は厚かましいと思われたり自慢ばかりする人だと思われて毛嫌いされることもあるのに、メディアに出ている人がそんなことをしたらインターネットなどですぐに悪い噂が広がるかもしれません。
ですが、それはあくまで自分で作りだした現実ということが分かれば、変に誇張することは自分の中のニーズがそうしていることが分かれば、自分以外の全ての人はそれぞれ才能を持っていてみんな凄い人だと思うような気持ちがあれば、変に自分を誇張しようという気持ちも少なくなるのではないでしょうか。
プライベートをしっかりすることが家族や友人に影響を変な形で与えないことなら、それも考え方によっては使える方法だと思います。