疲れている現代人の為に、効果的に疲れが取れる8つのテクニック
「毎日夜遅くまで残業」「土日も出社して仕事」「接待の飲み会で深夜まで付き合わないと行けない」など現代人にとって、「身体が疲れる機会」というのは、数え切れないくらいあります。
では、あなたは身体の疲れを取る為にどういったことをしていますか?「甘い物を食べる」「冷たいビールを飲む」「たまの休みに半日以上寝る」など、独自の対策をしているでしょう。
ですが、もしかすると、その「疲れを取る方法」は間違っているかもしれません。そこで、効果的に疲れを取ることができる8つのテクニックを紹介します。
1.乳酸を除去するためにビタミンB1やクエン酸を取る
疲れの元の多くが乳酸です。この乳酸が身体に溜まってしまうと、肩が凝ったり、怠く感じたりします。そこで、ビタミンB1やクエン酸を取って、乳酸を除去しましょう。
ビタミンB1は豚肉や大豆に豊富に含まれています。豚汁などは疲れに効くと言えるでしょう。クエン酸はレモンなどの柑橘類や梅干しで手軽に取ることができます。この2つは疲れた時に良く効くと昔から言われています。
2.甘いお菓子や菓子パンを控える
「疲れているときは甘い物を食べると良い」といいます。確かに、甘い物は血糖値を上げて、疲労を回復します。ですが、これは一時的なものです。しかも、お菓子や菓子パンなどの甘み成分は量が非常に多く、血糖値が急激に変化します。
これらは、即効性があるので食べてから短時間で体力が回復して、元気になったように感じますが、しばらくすると逆に疲労感を覚えます。疲れている時は、お菓子や菓子パンなどの甘い食べ物が食べたくなるかもしれませんが、なるべく控えた方がいいでしょう。
3.冷たい飲み物を控える
「冷たい飲み物を飲んで気分をリフレッシュする」「冷たいビールを飲んで嫌なことはパーッと忘れる」など、夏場でよくやってしまいがちな行動ですが、これも避けた方がいいでしょう。
冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまって、身体を怠くさせてしまいます。また、疲れている身体にはアルコールもあまり良くありません。飲むのなら、体温と同じくらいに温めた牛乳やスープなどがいいでしょう。
4.毎日軽く運動をする
「疲れている時に運動すると、もっと疲れるのでは?」と思うかもしれませんが、軽い運動なら、リフレッシュ効果があり、疲れを緩和します。
運動と言ってもジョギングやエクササイズなどの軽めの運動をベッドに入る3時間以上前にするのがいいでしょう。体温を上げてしまうと、眠りが浅くなってしまうので、寝る直前に運動をするのは避けた方がいいでしょう。
5.腹式呼吸をする
ゆっくりとする腹式呼吸は身体と心を適度にリラックスさせる効果があります。コツは、鼻から吸ってお腹に息を溜めて、ゆっくりと口から吐き出すことです。身体の力を抜いて、リラックスして呼吸をして下さい。
6.瞑想を取り入れる
腹式呼吸と合わせて、瞑想するのもいいでしょう。座布団やクッション、ヨガマットなどにあぐらをかいて、15分ほど目を閉じます。この時、呼吸を腹式呼吸に切り替えると、瞑想の効果がより上がります。
15分ほど瞑想をするだけで、気分は非常に落ち着きます。また、瞑想によって免疫力が高まり、健康で疲れにくい身体になるという研究結果もあります。瞑想は手軽に始められるので、今日からでも試してみましょう。
7.寝る前にリラックスする
疲れを取るなら、やはり良く寝るのが一番です。寝る前にストレスを感じたりしていると、なかなか質のいい眠りにはなりません。なるべく、就寝前はリラックスするように心がけましょう。
軽くストレッチをして身体をほぐしたり、ハーブ系のアロマを焚いて香りからリラックスするのもいいでしょう。また、パソコンや携帯の強い光は睡眠の妨げになるので寝る前は電源を切ってしまいましょう。
8.どうしても疲れが取れないなら、早めに病院へ
上記の7つの事を試しても、疲れが取れないなら早めに病院へ行ったほうがいいでしょう。内臓系の病気などが心配なら少し大きな病院の総合内科へ。ストレスが原因なら心療内科へ早めに行きましょう。
疲れることが多い現代人へ
日頃から「疲れ」を感じている頑張っているあなたは今回紹介した8つの事を実践して、1日もはやく疲れを癒やして下さい。「疲れ」から体調を崩し、身体を壊してしまっては、せっかくの頑張りも水の泡になってしまいます。
1日もはやく、あなたのあなたの身体から「疲れ」を追い出せるように、この記事を参考にしてみて下さい。