音楽の力を使って原動力にする方法、さらに色々な場面で使い分ける方法
音楽を聴くと、気持ちが高まったり癒されたりしませんか?音楽を聴くだけで気持ちが変わるのは不思議なことのように感じます。それも、誰が歌っているということも大切ですが、曲調が明るかったり暗かったりすることが、自分の気持ちを変えるほどの力を持っています。
また、スポーツ選手でも自分の気持ちを高めるために試合前に音楽を聴いたり、リラックスするために聴くこともあります。これは、スポーツ選手だけではなく各分野の人もそれぞれ自分に合わせた音楽を聴くので、どんな人にも当てはまることといえるでしょう。これをどう使い分けて自分のプラスにするのかをみていきましょう。
行動力を上げる音楽
人間には、精神的エネルギー、肉体的エネルギー、知的エネルギー、感情的エネルギーから成り立っているといわれています。エネルギーというのは馴染みのない言葉でオカルト的に聞こえるかもしれませんが、人間の体はエネルギーで出来ているといったのは、世界で最も天才といわれたアインシュタインでした。
これは、最新の科学である量子力学でもいわれていることで、感覚的には体の内側からこみ上げてくる感情ともいえるでしょう。たとえば、寒気がする、やる気が出てくる、イライラするなど、体の外では何も変わっていないのに、体の内側は今までの自分と違うものが出てきています。これをエネルギーと捉えられます。
体はこの4つのエネルギーから出来ているということから考えると、肉体的エネルギーを高めることで行動力を高めることが出来ると考えられます。
自分のやる気を高める音楽は人それぞれ違いますが、人それぞれ自分専用に聴いているのではないでしょうか。それを聴くたびにやる気が沸々湧いてくるような感覚がすれば、肉体的エネルギーが高まっていることになります。
豊かな感情を上げる音楽
感情的エネルギーとは、人と接するときや自分が大好きなことをするときに出てくる感情で、愛や友情などが当てはまります。これを感じる音楽でいうと、例えばラブソングやバラードなどがあるでしょう。
切ない気持ちが出てくるものもあるかもしれません。自分の中でつながりを感じたいときに聴くといい音楽は、感情的エネルギーを高めてくれる音楽になるでしょう。
好奇心を上げる音楽
たとえば、テクノなどのテクニカルな音楽、聴いていて面白いと感じる音楽は知的エネルギーを高めてくれる音楽です。知的エネルギーとは、何かを考えたり頭の中で作り上げたり、行動するときに物怖じせずに好奇心で行動出来るようになるエネルギーで、このエネルギーが弱まっているときは好奇心を感じずに退屈などを感じてしまいます。
好奇心が高い状態だと、不安や恐怖を感じて動けないときでも行動出来るようになる便利な感情なので、感じる必要のない以上に不安などを感じている場合に聴くといいでしょう。
自分の深いところとつながれる音楽
最後は精神的エネルギーです。精神的エネルギーは最も大切なエネルギーで、自分が生まれてきた原点を知るためのエネルギーともいえます。これを聴くことによって自然と涙が出てきたり、感謝の気持ちが出たり、無償の愛を感じたりすると自分の心の深い部分とつながれていることになります。
この気持ちを出すために聴く音楽は人によって違います。ですが、何か神聖な感じがする音楽や不思議だけど暖かい感情を感じる音楽などがそれに当てはまるでしょう。
それを1人で聴いていると、日々の煩悩から解き放たれて、自分は本当は何をやりたいのか、何をするために生まれてきたのかということが分かるところまでつながれるでしょう。
これには、自分の過去の信念が邪魔をすることがあります。たとえば、自分はやりたくなくても安定した仕事をするんだ、という信念で生きてきた人にとっては、自分が本当にやりたいことを見つかったら信念に反することになるので、嫌な気持ちが出てくるかもしれません。
そこから先はどうするかは自分の自由ですが、勇気をもって自分の信念を変えるために自分に正直になることも大切でしょう。
今回は、少しスピリチュアルのほうに話が偏った感じがするかもしれませんが、これは科学的に話されていることです。科学とスピリチュアルは深い部分では同じようなことにつながる感じもしますが、それまでの過程は人や流派などによって違うでしょう。
ですが、音楽が人間に影響を与えるということは事実として体験している人も多いでしょう。それは、人が人に伝えたいメッセージを心から伝えている歌や、楽しませたい歌、感動させたい歌などを聴くことによって心から響くことがあるからです。
人と人とは言葉でも心が繋がり合うことが出来るという不思議さと、深い部分ではつながっているということが分かることでもあるでしょう。