男の気概を失くしやすい社会で男を貫く為に必要なものとは?
女性の社会進出も様変わりしました
女性の社会進出もあたり前の時代になりましたが、それに伴って会社の空気も以前の男社会というような雰囲気が薄くなったところが多いかと思います。
私が社会に出た頃には、もう既に女性の社会進出は珍しくなかったのですが、まだまだ男社会という雰囲気が残っていました。
どこどこの企業で、初の女性役員が誕生!という記事が出るぐらいでしたから、今とはけっこう違った部分も多かったかと思います。
セクハラという言葉も出だしたばかりで、パワハラというような言葉はまだ無かったと記憶しています。女性はまだ、男性の仕事の補助をするという認識の時代だったのでしょう。
女性の顔色をうかがうのにビクビクしていませんか?
今と比べて、いい面もそうではない面もありましたが、いい面としては男性が今と比べるとイキイキとして働いている人が多かったような気がします。
昔と比べ、今はなんとなくビクビクしながら働いている男性が増えたのかな?という感がありますが、いろいろ昔と変わったからな~とつい思ってしまいます。
まぁ、全体的に社会の変化に合わせて、段々と正常な状態に近づいていっているのでしょうが、それに対応できないというか女性に圧倒されている男性も少なくはないのかもしれません。
女性に対して必要以上に気を遣ったり、女性からの評価を気にし過ぎたりという男性もけっこう多いかと思います。女性のほうが、発言力が大きいという会社も珍しくなくなってきましたからね。
しかし、それによって男としての気概が段々と無くなっていってしまい、却って男らしくないという評価を得てしまうというようなパターンもあるでしょう。
男としての気概が無くなってしまいますと、その他大勢として周りとの調和のようなものがとれるかもしれませんが、本当の調和との違いは、単に人の背中に隠れているといった感じでしょう。牙を折られた獣といったところかもしれません。
男性らしさを自然に発揮してみましょう
じゃあ、いったいどうすればいいんだ?と思う人もいるかもしれませんが、こんな場面を見たことはありませんか?女性社員が、「やっぱりこういうことは男性じゃないとね~」というような場面です。
○○らしさのらしさというのは嫌悪されるという風潮もありますが、現実には男のほうが向いているということもあります。
いい様に使われるだけだと思う人もいるでしょうが、それもまた良しと考えたほうが男女共に上手くいく場合がけっこうあったりもします。
そのような場面には、なるべく自分から進んで行い、自分の中の男としての部分や役割をしっかりと認識してみましょう。そうすることによって、無機質な調和のようなものから脱却し、男女がお互いに無理なく共存できる職場へと近づくでしょう。