自分の自慢ばかりするウザい人が感じている、心の底にある心理
あなたの周りに自慢ばかりするウザい人はいませんか?自慢じゃなくてもウザいと感じることを情熱的に話し続けたり、いわゆる空気が読めない人というのはどこでも一人はいると思います。ですが、そんなウザい人も自分では気付いていないような心の底にある気持ちがあるようです。
無価値感
「自分には価値がない」そんな明確に自分の気持ちを表現する人はあまりいなく、それを「自分はだめだ」とか「自分は出来ない」という言葉で表現するかもしれません。自分に価値がないと思う人はどんな行動をするでしょうか。
価値がないものは捨てられる、嫌われると思っている人は、そうなりたくないために自分の得意なことを周りに話して自分には価値があることを証明するかもしれません。
ですが、そうした人をウザく感じるのは、その人が感じている「嫌わないで欲しい」「自分には価値があると思われたい」という気持ちが見え隠れするからではないでしょうか。
本人からすればそれは普通な振舞いでしょうが、周りの反応から学べることは「そんなに無価値じゃないよ」ということかもしれません。これは人間であればどれだけ価値を証明したとしても出てくる気持ちで、これから逃げようとしてもいつまでも感じることになります。
だから、それを感じないために感情を感じないようにするのですが、それは全ての感情につながっているので他の感情も感じなくなり、人生の喜びも幸せも感じるレベルが低くなったり、人によっては食べたり動いたりする身体的な気持ち良さ以外はあまり感じなくなる人もいるようです。
どんな人でも無価値感を感じますが、それを感じる度合いが強ければより自慢や熱く語ることでウザくなる人か、それを感じすぎてベッドから起き上がるのも辛くなる人もいるようです。
無価値感の対処法
どれだけ大きな実績を出している人でも無価値感を感じる人がいると考えると、逆に無価値感から逃れるために大きな実績を築きあげ続ける人、もしくは本当にやりたいことをして大きな実績を築きあげ続ける人の違いは似ているようで違います。
外から見ると分かりませんが、その人の考え方、感じ方、行動の仕方を見ていると、その人は無価値感から逃れるために行動しているのか、そうじゃないのかが分かるでしょう。
自慢ばかりしている人は分かりやすいですが、中には自慢していないように見せかけて、本人からすれば自己価値を高める話し方だったりと、人によって違いますが、やはりどんな人から見ても人の感情的なズレには気付くようで、無価値感から逃れようとして行動している人には支持する人と批判する人の分かれ方が大きいようです。
それだけ周りに影響を与えるということでしょうが、自分のやりたいことをやって大きなことをしている人はそこまで人に影響を与えないようです。
もちろん商品サービスという形では周りの人に影響を与えますが、良い意味で他人に熱くるしく貢献するよりも自分のやりたいことに集中しているので、変に影響を与えないということから、不満を持つ人とはあまり関わりを持たず、それを支持してくれる人がゆっくりと増えていくパターンが多いようです。
なので、隠れ名店のようにあまり公には知られないような店や人でもファンが沢山いるところもあり、そうした人や店は行動の原動力は無価値感を感じないためではないことが分かります。
ですが、どんな人でも無価値感は感じてしまうので、それに対処するには行動して何とかしようとしないことです。それより、その感情を感じ尽くすことで無価値感は和らいでいきます。
物理的な成功or精神的な成功
成功と聞くと、何かとビジネスやお金での成功ばかり目につきますが、そんなことはないと思っている人も多いかもしれません。ビジネスはスポーツに例えられることもあり、それだけ1つの分野といえるでしょうし、スポーツでも趣味でも自分が満足するレベル、またはそれ以上を目指す人は成功しているといえるのではないでしょうか。
物理的に周りが羨むような生活をしている人の中にも無価値感から逃げるためにずっと行動し続けている人や、もはや感情を感じなくなり周りの人の気持ちに寄り添えず家族から見放された人など、物理的な成功ばかり求め続けた結果そうなっている人もいるようです。
物は人が作り出したものですが、精神は人が作り出したものではなく、人が作り出したのであれば、それを追い求めることはいつまでも終わりはありません。
逆に人間をとりまく環境や精神などについて学ぶことは、自分の行動のもとになっている感情に振り回されなくなることも学べ、むやみに物理的な成功を求める自分の行動自体を理解することが出来ると思います。
また、物理的な成功のためにはいくらお金があっても足りないかもしれませんが、精神的な成功のためにはそれほどお金がなくても学べることからも、先に大切な方を学ぶ事も大切かもしれません。