片付かない部屋は服のせい!?衣服で溢れる汚部屋から脱出する方法
日々自宅と職場を往復し、生活しているという男性の皆さん、ご自宅は綺麗に保てていますか?
家事が得意な彼女と同棲している、個人的にやや潔癖で、常日頃から整理整頓を心掛けているから大丈夫、結婚している、そんな場合でもなければ、基本的に男性の部屋というのは雑然としているものですよね。
特に独身男性、趣味に仕事に遊びと何かにつけて忙しい男性にとって、部屋の片付けというのは、やらなければならないと分かってはいるものの、どうにもやる気が出てこない、学校の宿題のような存在です。
ご自分の部屋を見渡してみて、「うん、綺麗に片付いている」と断言することが出来ない男性は、毎日とは言いませんが適度に部屋を片付ける方法を覚えましょう。
今回は、そんな部屋の片付けの中でも部屋が服で溢れて困っている、という男性の方々に向けたお部屋片付け術をご紹介させていただきたいと思います。
服というのはとてもかさばる
男性というのは、女性ほどにはファッションに熱心でないという方が多いと思います。それは別に悪いことでもないのですが、時に男性らしい服装への無頓着さ、もしくは衣服に対する並々ならぬ情熱というのは、見た目の良くない汚部屋を招く一因となってしまいやすいのです。
衣服というのは、基本的に布で出来ています。ごくまれに生肉でドレスを作るような方もいらっしゃいますが、そういった服装を日常的に着こなしているという訳ではありませんので、やはり例外です。
そして、服というのはどうしてもかさばってしまいやすいものなのです。Tシャツにしろスーツ用のワイシャツにしろ、丁寧に畳んでも結構スペースを取ってしまいますよね。
持っている服がシャツ一枚ということは中々ありませんから、服というのは結構皆さんたくさん持っていらっしゃるものなのです。
特に衣服に無頓着な男性というのは、「まだ着られるんだから勿体無い」とこれまで購入してきた服を貯めこんでしまう傾向が。お洒落に熱心な男性だと「この服は限定ものでもう手に入らないし、こっちは来年またブームが来るから当然キープ」という状態になってしまうのです。
日本には四季がありますので、少なくとも夏物と冬物だけでかなりの服の数に登りますし、冬物の衣類というのはどれも分厚いのでますますかさばってしまいます。
そんな中でつい街中で見かけた服を買ってしまったりすると、どんどん服が増えて生活スペースが圧迫されてしまうのです。そして、服がたくさんあるということは、いざ私服を着る時に選択肢が多いという状態を生み出してしまいます。
やれあれが良いのではないか、いやいやこっちの方がお洒落で、とあっちこっちの服を出しては合わせ、ちょっと違うと考えてはそこら辺に放り出す。そんなことを続けてしまえば、部屋が雑然としてしまうのは当然なのです。
衣服を処分するルールをつくろう
そういった事態を避けるために出来ることとしてオススメさせていただきたいのは、定期的に衣服を処分するためのルールを設けることなのです。
服というのは、虫食いにでも合わない限りは何年置いていても腐ったりしないものです。だからこそ、皆自分の衣服を処分することが出来ず、在庫ばかり膨れ上がってしまいます。
とはいえ、自宅の収納スペースは無限ではありませんので、どうしてもどこかで衣服の総量に制限を掛けなければなりません。しかし、衣服というのは大体自分で選び、似合うと思って購入したものです。
繰り返しになりますが、置いていても腐ることはありませんので、今年着なかったとしても来年着るかもしれない、そんなふうに考えて結局服を処分出来ないことが多いのです。
だからこそ、感情に流されないようにしっかりとした服を処分するためのルールが必要になります。
少し具体的なルールを考えてみましょう。一つ目のルールは、アイテムごとに最大数を決めてしまう、という方法です。例えば、一週間毎日着回せるように、一つのアイテムは最大で七つまでしか持たない。
七つ以上あるものは全て捨てるか売るかして処分する。そんなルールです。特にジーンズやアウターなどのかさばる衣類は、最大数を決めて、それを越えるものは全て処分することでスペースを確保することが出来るようになります。
もう一つルールを考えてみます。それは、一年以上着ていない服は処分する、という方法です。これが半年だったり一シーズンごとでも構いません。要するに、着ない服は着ないのだから、処分してしまえ、ということです。
基本的には、今使っていないものというのは、これから先も使う機会は余りありません。環境が劇的に変化でもしない限りは、生活スタイルというのは変わらないのです。ですので、いかに限定品であろうと愛着のある服であろうと、今使っていないものは処分してしまいましょう。
衣類で埋まった汚部屋から脱出するには、衣服を処分してしまうのが一番効果があるのです。