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借金が減らない人へ。自分の見方を変えることで借金を減らす方法

「借金が中々減らない」20代から本格的に仕事をするようになると、学生のころに比べてお金の自由度がグンっと上がることで、カードなどで借金をしてしまう人も多いようです。

ですが、初めのうちは借金といっても借りれる額は決まっているので、すぐに返せても気軽に借りれるようなら、ある種の癖がついて借金がどんどん増える傾向があります。ですが、これは物と関係しているより自分の心の状態に関係しています。

借金は気をつけないと増え続ける

借金をしても「返せばいいよ」と思う人がほとんどではないでしょうか。ですが、そう思うからこそ借りるのであって、最初から「借金自体が嫌だ」と借金自体を嫌っていると、よっぽどのことがない限り借りることはしないでしょう。これは、金額によって決まるというより自分の心が決めるといえます。

借金は、すぐに借りて欲しいものを手に入れることが出来て、返すまでに余裕を持って返せることが出来るため、非常に快感が得られます。なので、自分の心に注意をしていないと中毒に似た癖がついて、その流れが身につくと中々体から取れることがなくなります。

借金をして自己破産をする人が多いのはそれも関係していますが、借りすぎて「まずい」と気づいたときは返す額が多すぎて払えなくなる、もしくは生活がとても苦しくなるということになります。

こうなると、感情の管理が上手い人、もしくは楽しく仕事をやっている人じゃないと、毎月借金に払ってばかりで借りることで得ていた快感が得られなくなり、払うことのストレスばかり感じ、そのギャップに苦しむことになります。

借金を気をつけたほうがいいとよく言われますが、その理由は返す金額が大きくなるだけではなく、借りている快感と返す痛みのギャップが大きいので精神的ダメージが大きくなることを気をつけないといけません。

外に求めると借金が増える

借金が増える原因の1つとして、「もっと欲しい」という欲求が強すぎるためということがあります。

ある程度、衣食住や自分の趣味などにお金を使うことは自分が仕事で提供した価値の対価として得たお金を使って、他の人が提供している商品やサービスなどの価値と交換するために使うのは、お金の流れを生み出す健康的な使い方といえますが、手元にある以上のお金を使ってもっと欲しいという感情で色々なものを買うというのは、その感情がなぜ出ているのか、ということを突き詰めることが大切です。

それは「これを買うことで自分の○○がもっと良くなる」という感情が多いと思います。○○には服や車、家や趣味など人それぞれ違う言葉が当てはまりますが、ここで注目したいのは「自分の○○」という言葉です。

これは、自分と他の物を自己同一化している表現になり、自分の体の一部という表現をしています。こうなると、その○○自体が壊れたり無くなったりすると、自分の体の一部が無くなったような感情が出てきて、とても苦しくなります。

元々は健全で健康な体に生まれてきたにも関わらず、それに外の物を同一化しないといけないという感覚は、自分にはもっと足りないものがある、というありのままの自分を受け入れられない自信の欠如が原因となっていることが多いです。

借金をなくすためには、「ありのままの自分でもいいんだ」という自信を取り戻すことで借金を寄せ付けなくなります。逆に、借金を返せてもありのままの自分を愛せていない状態だと、また同じような状況を引き寄せることにもなりかねません。

人間の感情はとても大きな力を持っているので、自分でも気づかないうちに予想外の展開になっているということも少なくないでしょう。なので、外に物を求めるよりも、今自分が持っているものに感謝出来るようになると「足りない」という感覚が少なくなってきます。

感謝の反対語は「当たり前」ということを聞きますが、自分が当たり前に持っているものは沢山あります。手や足、耳や目、口や体などがあることは当たり前と感じますが、それがなくても生きている人がいます。

その人は自分が持っている体を持っていたらどれだけ幸せになれるだろう、と感じているかもしれません。自信がない自分を埋めるためにブランド品や車、家などを買っても、物はいつか形が崩れるのと、その癖がつくといくら物を持っていても自信を得ることが出来ないのも、自信欠如の嫌なところです。

恋愛でも相手に好かれたいがためにブランド品を沢山買っても、気に入られなければさらに買い込み、さらに買い込みの繰り返しになる人も少なくありません。

こういった負の連鎖から抜け出すために、嫌われても良い、ありのままの自分でいられるだけで満足、という感覚を得るまで自分の持っているものに満足できるように感謝をすると効果が現れ始めます。

借金=セルフイメージ

結局のところ、借金は自分で自分のことをどう見てるかで決まります。セルフイメージが健全で高い人の借金は、自信がない自分を埋めるためではなく、いついつまでにきっちり返すという計画を立てた上でしっかりと返すことに集中するようです。

ですが、セルフイメージが低い状態の借金は、自分のセルフイメージを高めるために物を買うということになり、物はずっと高めてくれるものではないので、負の連鎖になるということです。健全にセルフイメージを高めるためには自分のやりたいことをやること、自分のありのままを愛することから始めるといいでしょう。

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