お金が増えない人は気持ちだけを豊かにしてくれるものを買っているから?
お金持ちもそうじゃない人もどちらもお金を使います。ですが、お金の使い方を見ていたら似ているようで全く違う、だからお金が貯まるんだ、貯まらないんだというシンプルな共通点がありました。
お金が増えない人は○○にお金を使う
お金が増えない人が何にお金を使うか、イメージしてみると何が思いつくでしょう。それはお金が増えることに関係ないもの、趣味や好みのもの、家具やブランド品を買うことなどあるかもしれません。
面白いことにお金持ちはブランド物を持っていないのにバイトをしている学生のほうがブランドを持っていることもあるようです。
お金持ちがブランドを買う時はブランドが好きかブランドに思い入れがある時で、人に見せびらかすためにブランドを買う人は少ないようです。
ですが、ブランド品があれば自慢出来る、かっこよく見られるといった所有している欲が満たされるために、ブランド品を買うために働いている人もいます。
ブランド品を買ってもお金が増えることはなく、それを誰かに提供して気にいられたり何らかの協力関係が出来ればビジネスなどお金を産むことに繋がるかもしれませんが、ブランド品を所有することでお金が増えることはないかもしれません。
ですが、ブランド品や趣味、好みなどにお金を使うことは自分の気持ちを豊かにしてくれます、日常と違う気持ちにしてくれることもあるでしょう、そこに買い物に行くことがいつもと違う気持ちを味わせてくれるかもしれません。
豊かな気持ちにしてくれることにお金を使う、それはお金持ちも同じかもしれませんが、お金持ちはそれだけじゃないことが得られることにお金を使っているようです。
お金持ちは○○にお金を使う
では、お金持ちはどんなことにお金を使うのでしょう。お金持ちというぐらいなのでお金が増えることにお金を使っていることは分かりますが、そこにはビジネスだけじゃなく投資や増えたお金を守る知恵など、お金に関することを誰よりも学んでいるようです。
お金持ちとそうじゃない人どちらもお金を使いますが、お金持ちの人はお金を稼いだり増えたりお金自体が豊かになることにお金を使い、そうじゃない人は気持ちが豊かになることにお金を使うようです。
どちらも豊かになることにお金を使いますが、一方はよりお金を増やすために、もう一方は気持ちを満たすために使うという違いがあるようです。
もちろんお金持ちも心を豊かにすることにお金を使い、それは趣味だったりプレゼント、自分へのご褒美や旅行だったりに使うようですが、それは増えたお金の一部だったり稼いだお金の一部といった、また増やすために資金を減らすようなことはしないようです。
投資した金額のリターンが毎月5%入ってくるなら、そのうちの1%程度に抑えて残りの4%はまた投資に使ったりと、全てのお金を使ってまた来月稼いでという切り詰めたお金の使い方はしないようです。
お金持ちでもそうした使い方をする人もいるようですが、大きく稼いで大きく使うので、毎月お金が残らず稼ぐことは出来ても増やす投資はしていなかったりします。
もちろん投資をしないといけないというわけではありませんが、複利で掛け算式に増えていく便利な仕組みは増えるところまで増えてしまうと複利で得た数パーセントのお金だけで暮らせるようになるぐらい、大きなお金になることも出来ます。
バケツの水を飲むか、バケツから溢れる水を飲むか
よく使われる例えにバケツの水があります。それは、バケツにポタポタと落ちる水があったらバケツの水をそのまま飲むか、それとも水が溜まったバケツから溢れる水を飲むかといったものです。
我慢出来ない人はバケツに水が溜まる前に飲んでしまいますが、我慢出来る人はバケツから水が溢れるようになってから飲みます。
どちらも飲める量は変わらないとしても、それだけバケツに水が溜まっていれば豊かな気持ちになりますし、溢れる範囲が広まることで飲める人も増えるかもしれません。
水は複利で増えるわけではありませんが、これをお金に例えたら溜まったお金から溢れるお金ではなく、複利であれば倍々と増えていくので、原資をすぐに使うのかそれとも増やすのかでは全く変わってきます。
お金を使うことで気持ちの豊かさを感じる人も、お金が増えることでお金の豊かさが増える楽しさや豊かさなどを感じたら、そういう考え方にシフトすることも出来ます。
お金は生活の大きな一部になるものなので、それに振り回されるのか自分で意識的に動かしていくのかでは、違う結果になるのではないでしょうか。