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お金と健康的に付き合うために身につけておきたい考え方とは?

お金は喜びも感じやすいし嫉妬や怒りも感じやすい、人の心を大きく揺り動かすものです。普段からいつも接しているお金ですが、その量に応じて自分の気持ちが変化することは誰でも一度は経験したことがあるかもしれません。

今の子供が一番欲しいものは何?と聞いたら「お金が欲しい」と答える子供がいるほど、お金があれば好きなものが手に入るという感覚は小さな子供でも持っているようです。

ですが、よくよく考えるとお金の増減によって自分の気持ちも増減しているようでは、どこか不自由な感じがしませんか?

お金に自分の気持ちが振り回されている感じで、感性が強い人はその振り回されるゲームから抜け出そうとしているかもしれません。

お金を使った後に後悔する時間

例えばお金を使った後に「あぁ、あれに使わなければよかった」と後悔することはありませんか?セール品を買う人はその感覚が分かると思いますが、もしセール品など安くなっているものじゃないものをすぐに買える人は使ったお金を後悔することは少ないかもしれません。

ですが、正規の値段で買うよりお得だから、イコール正規の値段で買うと損する、後悔するからセール品を買う人もいるでしょう。

セール品を買うのが悪いというわけではなく、もしセール品を買って他でその商品を見たらもっと安かったら、「こっちで買えばよかった」と後悔するかもしれません。

お金の後悔はセール品を買う人だけじゃなく、投資をしてリターンが得られなかった人や損をした人、自分が期待していた効果が得られなければ後悔することが多いようです。

ですが、ちょっとピントを外して考えてみた時に、使ったお金に後悔している時間はどれくらいでしょうか、それも長さではなく自分の落ち込んだり怒ったり、嫉妬などに感じる時間はたった5分でもとても長く感じるかもしれません。

それだけ気持ちのエネルギーをもうないお金に注いでしまい、自分を疲れさせるぐらいなら次に稼いだお金、増えたお金のことにフォーカスするほうと比較してみると、どちらがお金に気持ちを振り回されないか分かりやすいでしょう。

お金にイライラするのは健康的?

お金にイライラする時はどんな時でしょう、欲しいものが高くて買えない時?タクシーに乗ったら思ったように進まなくて料金が高くなった時?自分だけじゃなく誰かにお金を使わないといけなくなった時?

お金だけじゃなくイライラに共通していることは、足りないと欠乏感を感じるときで、お金は特に生存本能を動かすものなので、思っているよりお金が減ったり少なかったり、借金があっていつもギリギリの生活をしていると、やはりイライラしたりやる気が出なかったりするかもしれません。

ですが、お金にイライラしてもどうにもならず、さっきも出てきた後悔と同じく気持ちのエネルギーを大幅にロスするものでもあります。

もちろん人によっては大きな損害があった時はがっくり落ち込むかもしれませんし、それによって何日も寝込んでしまう人も実際にいるようです。

それだけお金に期待していた分、失望が返ってくることもあり、お金に過度な期待をするのもお金のトラブルが起こる可能性となります。

お金と健康的に付き合うには?

小さい頃からお金があれば好きなものが買えるという考えが身につくと、それが大人になっても魅力的すぎるものに見えるかもしれません。その魅力にとりつかれて、「お金さえあれば」という考えになると、期待が失望を産む可能性は高くなります。

では、お金と健康的に付き合うにはどうすればいいのでしょうか、それは過度に期待しすぎず、信頼して楽しみ、周りと分かち合うことと話すお金持ちの人がいます。

お金に振り回されるのか、それともお金を振り回して奴隷のように扱うのか、それともお金と仲の良い友達のように接するのか。

お金は使い方によって自分を喜ばすことも出来ますし他人を喜ばすことにも使え、どちらにしても自分を喜ばせられます。

人に貢献することで自分の気持ちが満たされるのは、貢献のニーズは誰もが持っていることだからで、誰かに何かを与えることで欲しいと思っていた気持ちが満たされることになります。

例えば、欠乏感は人間である以上色々な形で出てきますが、お金が足りないと思った時に欲求不満になるなら、今持っているお金の1割程度を誰かのために使うと、欠乏感が和らぎます。

それは、与えるほど自分には余裕があると自分に言っているようなもので、自分の欲しいものばかりに目がいっていれば、欠乏感が出てきた時に「もっと欲しい、もっと欲しい」となりがちです。

自分が欲しいものを人に与えてみる、お金もその1つでお金と健康的に付き合うためにはとにかく稼ぐことでもなく使いすぎることでもなく、貯めすぎ見ないふりしすぎることじゃなく、自分と周りを喜ばせるためにバランスよく使うことではないでしょうか。

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