すぐに儲けたい人、長い間儲けを待てる人、どちらがお金持ち?
お金持ちの行動を見ていると、やりたくない仕事を嫌々やっている人と比べて違う行動が分かってきます。
そして、そうした行動を教えてくれるのが書店に置いてある本だったりセミナーだったり、スポーツが上手くなりたい人にスポーツ選手が教えるような、お金持ちがお金持ちになりたい人に教えるようなものがあります。
早く儲ける?ゆっくり儲ける?
そうした本やセミナーで話すことの1つに、お金を儲けるスピード、儲けたいスピードについて話しているものがあり、そこではお金持ちの人とそうじゃない人のお金に対するスピードが違うことが分かります。
スピードといえば早いか遅いかですが、お金持ちになる人はお金を儲けるスピードが早いでしょうか、遅いでしょうか。
イメージとしてはやはりお金のセンスも実力もあるからすぐに儲けることが出来て、だからお金持ちになれるんだというイメージを持っている人もいるかもしれません。
もちろんそういう人もいて、0の状態から何ヶ月間で億単位ものお金を稼ぎ出す人もいたり、普通に考えたらありえないようなことを成し遂げている人もいます。
ですが、全てのお金持ちがそうかというとそういうわけではなく、ゆっくりと時間をかけてお金を稼いでいる人もいます。
なので、一概に早いから、遅いからお金持ちになれるというわけではないようで、自分がどうしたいかによって変わってくるようです。
そう聞くと「じゃあ出来るだけ早く大きく稼いだほうがいい!」という人もいるかもしれませんが、そこで気をつけたいポイントがあるようです。
儲ける時に注意したいポイントとは?
早く儲けたい人、ゆっくり儲けたい人、どちらもポイントがあるようで、やはりバランスが取れているほうが人生を楽しみやすいようです。
例えば、ゆっくり儲けるのが好きな人で資産を沢山持っていて、まだ増やすために後10年かけて増やそうと思っている人が70歳、80歳なら、周りからするとそこまで貯めなくても自分の好きなことに使えばいいのにと思うかもしれません。
もちろんお金を貯めることが好きで才能があり、それをやり続けることに夢中になれる人はそれをしていること自体が楽しいでしょうが、もし貯めるためにしょうがなく嫌なことをしているのであれば何かに使ったほうがバランスが取れるかもしれません。
また、ゆっくり稼ごう、増やそうと思っている人の中にはそれをブレーキにして「まだいいや、まだいいや」と言っているうちにどんどん日が過ぎていくという人もいるでしょう。
じゃあ早く儲けたい人のほうがいいかというと、早く儲けたいという気持ちが強いと焦りや不安に駆り立てられることがあるかもしれません。
なぜそんなに早く儲けたいのかという自分の中にある気持ちが分からないとそれに振り回されることにもなりかねません。
盗みなどの犯罪も、早くお金を儲けないとといった焦りや不安から他に手段がないため、そういう行動に出る人もいるようです。
また、しっかりビジネスをしようとしても早く稼ごうとするなら、そもそもビジネスは自分が提供出来る価値を周りと分かち合う、価値を提供するということが根本にあるので、早く稼ごうということは自分が得ることをメインに考えているので、与えようとする価値がメインになっていない可能性があります。
それが詐欺や期待値の低い商品サービスへのクレームなどにも繋がっているようです。
どっちがいい?
投資などでお金を増やそうという人も、やはり早く儲けたい人は短時間で儲かったとしても、もっと欲しいという気持ちが出るなら焦りや不安から気持ちのコントロールが上手く出来ず、結局負けたり大きく勝っていてもそれを上回るような損失をしたりする人もいるようです。
じゃあ、長く待てるほうとすぐに儲けたいほうではどちらが儲けやすいかというと、それは教えている人によって違いますが、安定して稼ぐ、増やしていきたいなら長く待てる人が多いようです。
ビジネスも、やはり短期間にドカンと儲けようとすると、ブームが起こるような商品を考えたり、沢山のお客さんを一気に集めてその人たちに一大プロモーションをやることで、短期間に大きく稼ぐ人もいるようです。
ブームを作るとその商品サービスはずっと続かないといわれていて、短期間でドカンと稼ぐプロモーションをやるにも、それだけ期待値を上げるなら期待通り、もしくはそれ以上のものを提供しないとクレームなどに繋がることもあるようです。
期待通り、それ以上のものを定期的にプロモーションで販売している人は、定期的にプロモーションをして新しいものを提供している人もいます。
それもやはり長い目で自分が分かち合えるものを見て、定期的にプロモーションが出来る人は長く成功しているようで、ゆっくり待てる人はビジネスでも投資でも腕に磨きをかけて一流になると、それだけ根が深くなりブレが少なくなり、安定して稼げる人も多いようです。