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高校生の借り入れ、可能かどうかを徹底検証!

近頃、すっかりハードルが低くなったと言われる「キャッシング」ですが、どれくらいハードルが低くなったのでしょうか?

厳密にはちょっと語弊のある表現ですが「誰でも借りれるよねー」などと言われることもあります。もちろん本当に誰でも借りられるわけではありませんが、毎日忙しく働いている社会人にとってはおおむね利用できるだろうという程度には「誰でも使える」状態になっていると言えるでしょう。

ではこれが高校生だったら?高校生ともなれば10代の後半。すでに半分オトナになりかかっている彼らは好奇心も旺盛です。行動範囲も広くなっていることもあり、何かとお金が欲しいと思うことも多いですが、彼らがキャッシングすることは可能でしょうか?

オトナであれば誰でも使えるような状況にあるキャッシングなら、案外イケるのではないだろうか…と思えることも多いと思います。

高校生でも借り入れできるだろうか、という声もよく上ってきますし、ここは一つ、高校生が借り入れできる可能性を徹底検証してみましょう!

まずはごく一般的なキャッシングを高校生が利用することを考えてみます。ハードルも低くなっているんだから案外イケるんじゃ…と思いきや、実はさっそく問題発生。

この手のキャッシングには実は「年齢制限」が設けられていることがほとんど。心身はオトナになりつつあるとはいえ、まだ社会的には子供と扱われることの多い高校生。果たして年齢制限に引っかからず利用はできるのでしょうか?

いえ、残念ながらアッサリと制限に引っかかってしまうのです(笑)。キャッシングの相場では、利用は二十歳からとなっていることがほとんどなのです。たいていの高校生はまだ10代の後半ですから、この制限に引っかかり無条件でアウトに…。残念でした。

仮に浪人したりダブったりしてすでに20歳になった高校生だったとしたら…?そのときは年齢制限はクリアできるのですから可能性が出てきますね。

しかしそれは「年齢制限には引っかからない」だけであって、それだけでキャッシングが利用できるわけではありません。20歳なだけの高校生で他にやっている仕事はなく、収入はゼロという状態だと恐らくは厳しいでしょう。キャッシングは無収入で利用できるものではないからです。

というわけで、巷で人気のキャッシングは、高校生にとっては少々相性の悪いサービスであると判明しました。これをスマートに利用するためには、成人して就職するときを待ちましょう…。

もし高校生でどうしても借り入れがしたいというのであれば、別の方面から攻めることをオススメします。オススメなのは比較的融通の利きやすい銀行といった機関の融資。こういうものであれば条件を調節することで利用させてもらえる可能性があります。

まったく無収入で借りるのはやはり厳しいでしょうが、アルバイトなどで多少は収入があって、その上で保護者の同意付きなら貸してもいいというケースなら多少は考えられます。

保護者の同意というのは事実上の連帯保証人ですね。こういう制限付きなら高校生でも借り入れできる可能性はあると言えます。