リスクを抑える!IG証券のノックアウト・オプションを徹底解説!
IG証券のノックアウト・オプションは、投資家から熱い注目を集めるトレードオプションです。ノックアウト・オプションを目当てにIG証券で口座開設をする人もいるほどだとか。
投資家なら絶対に無視できないスペックを備えたノックアウト・オプションには。どのような特徴があるのでしょうか。本記事では、IG証券のノックアウト・オプションについて徹底解説します。
ノックアウト・オプションとは?IG証券の目玉サービス!
ノックアウト・オプションはIG証券の目玉ともいえるサービスです。リスクを限定した取引が可能であることや、幅広いスタイルの取引に対応できることが魅力だと言えるでしょう。
- リスクを限定した取引が可能
- 取り扱い通貨ペアが100種類以上
- 株価指数・コモディティの取引もOK
ノックアウト・オプションにはこのような特徴があります。次項から詳しく説明します。
【概要】リスクを限定した取引ができる!
ノックアウト・オプションは、リスクを限定した取引が可能なオプション取引です。トレーダーが選択した決済(ノックアウト)価格に達した場合、自動的にポジション決済が行われる仕組みになっています。
簡単に言えば、「最初に損切りラインを決めてトレードする」というオプションです。自動で必ず強制決済されるため、損切りラインを逃す心配がありません。スリッページが起きにくいのも嬉しいですね。
【豊富】100種類以上の取り扱い通貨ペア
IG証券のノックアウト・オプションでは、非常に豊富な種類の通貨ペアを取り扱っています。その数はじつに100種類にも及び、業界でも最多の部類に入るでしょう。
主要取引通貨をはじめ、ブラジルレアル、南アフリカランドなどのプロ向け通貨も。エキゾチック通貨として注目を集めるトルコリラやハンガリーフォリントなどもあり、幅広いトレードスタイルに対応できます。
株価指数やコモディティのトレードもできる
ノックアウト・オプションではFX以外の取引も可能です。株価指数、コモディティが豊富に用意されています。
項目 | 取り扱い内容 |
---|---|
株価指数 | 日経平均、ダウ、ナスダック、S&P500、FTSE、DAX30、CAC40、VIX指数など約40種類 |
コモディティ | 金、銀、原油、ガス、小麦など |
FX以外にも多くの取引項目がありますので、興味がある人はぜひチェックしてみて下さいね。
ノックアウト・オプションのメリットは?
ノックアウト・オプションには投資家にとって多くのメリットがあります。
- 発注時に最大損失量が分かる
- 少額取引が可能
- 下降相場でもポジションが持てる
- 国内口座なので税率が一律20%
特に大きなメリットはこの4つです。次項から詳しくチェックしてみましょう。
1:発注の時点でオプション料(最大損失額)が分かる
最大損失額はノックアウト価格と注文数量で決定されます。事前に予測できるため、余裕を持った取引がしやすくなるでしょう。最大損失額は発注時に「オプション料」として通知されます。
2:少額から取引ができる
ノックアウト・オプションは資金効率が良い特徴があります。少額のオプション料で高額の取引ができるのです。
FXの場合、法律でレバレッジが最大25倍までと決められています。ノックアウト・オプションはレバレッジという概念がないのであくまで比較ですが、場合によっては数百倍のレバレッジに相当する倍率で取引が可能です。
少額でもかなり大きな利益を狙える可能性がある取引方法ですね。
3:下降相場でも買いポジションが持てる
ノックアウト・オプションは、上昇(ブル)だけではなく、ベア(下降)でも買いポジションを持つことができます。上昇相場だけではなく、下降相場でも利益が狙えるため、チャンスの幅が増えるでしょう。
4:安心の国内口座でお得な税率
ノックアウト・オプションの資金効率は海外FX並のため、「もしかすると海外業者なのでは…税金が高いのでは?」と心配になるかもしれませんね。でも、その心配はありません。
IG証券はれっきとした国内業者です。金融庁の認可をもしっかりと受けていて安心ですよ。もちろん、ノックアウト・オプションも国内口座の取引にあたります。
海外口座の取引では最大55%にもなる税率ですが、IG証券は国内口座ですので、海外FX並の利益を上げても税率は一律20%です。
ノックアウト・オプションのデメリットは?
多数のメリットがあるノックアウト・オプションですが、デメリットがないわけではないようです。
- スプレッドが広い
- 成行注文しかできない
- 注文後はノックアウト価格の変更ができない
- ノックアウトプレミアムが必要
上記のように、ユーザーがデメリットだと感じた点についてご紹介します。
FXと比較してスプレッドが広い
IG証券のノックアウト・オプションでも、もちろんスプレッドが発生します。このスプレッドの幅が「FXよりも広い」と感じる人がいるようです。
実際にIG証券の公式サイトで確認したところ、ノックアウト・オプションにおけるスプレッドは米ドル/円で0.6銭、ユーロ/円で1.1銭と記載されています。
いっぽう、FXのスプレッドは米ドル/円は0.2銭、ユーロ/円は0.5銭です。確かにノックアウト・オプションと比較すると広いと言えそうですね。
新規発注は成行注文しかできない
新規発注の場合、ノックアウト・オプションでは成行注文しかできません。指値注文や逆指値注文、OCO注文、IFD注文、IFO注文も不可能です。
あまり多くの取引時間を捻出できない人は指値注文を使いたくなるものですが、ノックアウト・オプションの場合はできないため、時間調整を考える必要がありそうですね。
ノックアウト価格は変更できない
ノックアウト価格の変更は注文前のみです。注文してから変更したいと思っても対応されません。注文前にしっかりと相場を予想し、後悔しない計画を立てた上での設定をおすすめします。
スリッページ防止のためノックアウトプレミアムが必要
ノックアウトの際、スリッページが出てしまう可能性が否定できません。
その防止策として、IG証券では「ノックアウトプレミアム(有料)」を設けています。いわゆるスリッページ保証料にあたります。取引コストを削減したい人には気になる部分かもしれません。
ただ、ノックアウトプレミアムはノックアウトが発生した場合にのみ適用されます。通常はかからない費用であることも踏まえて考えましょう。
IG証券のトレードならノックアウト・オプションも視野に!
IG証券のノックアウト・オプションは、リスクを抑え、少額から最大限の利益を狙える特徴を持っています。メリット・デメリットを把握し、満足できる取引を実現して下さいね。
※記載の情報は2022年7月現在のものです。