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照明を使って自分の心と身体をコントロールする方法

電気が実用化される前の時代の話。人々は日が沈めば仕事を終え、早々に床についていたそうです。しかし、文明の発達によって、すなわち街灯や照明器具の登場によって、人々の生活は180度変わりました。深夜まで起きて活動するなんて、現代では当たり前のことですよね。それらは人間の生活に多くの影響を与えました。そう、人間は環境に影響されやすい生き物です。どうぜならこの環境に影響されやすいという特性をもっと上手く利用して、より良い生活を手に入れませんか?

手作り照明のすすめ

さて、今回は生活の中心である自分の部屋、さらにその中にある「照明」に着目しました。ずばり、手作り照明のすすめ!手作り照明、ここでいう照明とは、照明空間のことです。例えば、街のお洒落なカフェや個室居酒屋を想像してみてください。それらの店舗では、雰囲気でもお代をとっていますよね。その演出のひとつに照明が大きく貢献しているのです。

では、どのように照明空間を演出していけば良いのでしょうか?現在使っている部屋の蛍光灯はそのままに、別途、間接照明等の照明器具を設置するのが手っ取り早い方法です。お近くの電気店やインテリアショップ、ディスカウントストアの電気コーナー等をのぞいてみましょう!今話題のLEDを中心に多種多様の照明器具が販売されています。

1.手軽にレトロな雰囲気を得られる白熱球

もっとも手軽なのが白熱球です。いわゆる裸電球ですが、設置するうえで手軽なクリップライトや、手元でON・OFFの操作ができるものがおすすめです。金額的には1000円前後で購入できるでしょう。部屋の蛍光灯をつけずに、この白熱球ひとつを点灯するだけで大きく雰囲気が変わります!ワット数が小さくても十分な光量を得ることが出来るので生活に支障もきたしません。

2.カラーバリエーションをつける

白熱球の生明かりでも十分に雰囲気が出るのですが、もう少し変化をつけてみましょう。例として、電球自体にもともと色味が付いているものをご紹介します。色のバリエーションは、定番のもので、赤、青、黄色などがあります。筆者の主観ですが、赤はラブホテルのような雰囲気が演出できます。ぜひ、恋人が家に来たときに使ってみてください!青は、想像以上に光量が抑えられます。寝る前などに使うとリラックス効果が得られるでしょう。黄色に関しては、裸電球と大きく変わらないのですが、部屋の全体が多少黄味を帯びて見えます。あえて壁に向けることで、間接照明として使用するのもアリでしょう。

さて、上記のように、もともと色味がついている電球を購入するのは効果的です。しかし、日々運用していくには多少手間が必要になります。例えば、色を変えるためにいちいち電球の取り外しをするのは億劫ですよね。また、その面倒を避けるために、すべての色の電球を複数設置しておくにしても、スペースとコストの面から見て、いまいちです。そこで、オススメしたいのが、舞台照明でよく使われているカラーフィルターの存在です。

カラーフィルターは一般的ではありませんが、種類も優に100色を超え、値段も高くはありません。素材感は身近なもの例えるとセロファンが近いでしょうか。もちろん、舞台照明用に作られていますので、燃えにくい素材になっています。一度インターネットで、「照明 カラーフィルター」を検索してみて、気に入った色があれば何枚か購入してみるのと良いでしょう。通常、舞台上で使うスポットライトにはシート枠と呼ばれるフィルターを設置するための枠があるのですが、電球の明かりがフィルターを通過するように設置できれば形はどんなものでも構いません。ただし、フィルターへの引火を防止する意味で、電球から一定距離をおくように注意しましょう。

手作り照明のメリット

手作り照明のポイントとしては、部屋全体を明るくする蛍光灯とは逆で、部分的な明かりや、暗めの雰囲気を作ることです。冒頭に述べたように、現代人である私たちは、ついつい深夜まで活動してしまうもの。照明を自分でコントロールすることによって、心が落ち着き、日頃の睡眠不足なども解決します。普段より心地良い空間を作ることで、自分の心と身体をコントロールしていきましょう!

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