恋愛におけるリスク分散とは?ひとりの女性への執着は危険ですよ!
世界が君と僕だけになればいいのに……
こんなことを思ってしまう時期は確かにあります。愛する女性以外の女性が全ていなくなっても全く苦に思わないくらい人を大好きになってしまうことが。確かにロマンチックですし、憧れてしまうシチュエーションであることは確かです。
しかし、こんな気持ちはいつまでも続くものではありません。そうでなければ離婚なんて起こるはずがありませんし、現実に照らし合わせれば土台無理な話です。もちろん、延々とこういった気持ちを持ち続けられる方もいるでしょうが、それは本当に稀な事例です。
ですので、恋愛においては相手がいようといまいと、好きな人がいるのであればあなたの「好き」という気持ちを分散させることをおすすめします。これはすなわち、恋愛におけるリスクを分散する役目も持っています。
浮気しろってこと!?
恋愛におけるリスクの分散は、決して浮気を助長するものではありません。どこまでを浮気と線引きするかは個人の自由によるところですので言及はしませんが、あまり誉められた行為ではありませんからね。
どんなことでもそうですが、ひとつのものに執着し、全てを注ぎ込んでしまうことは危険極まりないことです。それは恋愛に関しても同じことです。ひとりの女性に固執しすぎることはあまりにリスクの大きいことです。
たとえば途方もなく好きな女性がいたとしても、別れの危険はいつだってつきまとっています。この状態を100%相手に注ぎ込んでいるとすれば、彼女が去ってしまった後のダメージは計りしれません。
恋愛は人生の全てではありません。人によってはそれ以上大切なことはない!なんて言う方もいるでしょうが、価値観のヒエラルキーの最上に恋愛が位置していたとしても、他にも大切なことはたくさんあるでしょう。
浮気ではなく、複数の女性と親しくなる
本命の女性はもちろん本命のままで良いでしょう。しかし、恋愛はきれいごとだけではすみません。できれば相手に自分の嫌なところは見せたくないものですが、あなたにとってその人しかいなければどうしてもそういう嫌な部分も見せつけてしまわざるをえません。
男性だって人間です。ときには甘えて、愚痴だって聞いてもらいたいもの。こればかりはどういう理屈か、男性に聞いてもらうのと女性に聞いてもらうのでは、女性に聞いてもらった方が気の晴れるようなこともあるもの。
ですので、あなたの本命の方がもし話を聞いてくれないで自分のことばかり話す女性だと仮定した場合、あなたの話を聞いてくれる子、甘えられる子などをストックしておくことが非常に重要になってくるというわけです。
もちろん、決してこの女性たちと浮気に発展しろといっているのではありません。あくまで本命との関係を長く良好に保つためにはこういった工夫も必要、ということですね。こうすることであなたは本命の前で理想の相手として側に居続けることができるのです。
逆に相手があなたの話をなんでも聞いてくれる女性であるのならばこういった工夫は必要ないか、というとそういうわけではありません。どんなにいい女性でも、やはり飽きはきます。ですので、本命の女性とは真逆の親しい女性の知り合いを作ると、本命女性ともうまくいく可能性が高くなります。
日常的なリスクとは
ひとりの女性に固執することのリスクは別れによる落ち込みだけではありません。あなたの嫌な部分と同じくらいに、相手の嫌な部分を見ることもあるでしょう。その度にいちいちイライラした日には心がいくつあっても足りません。
大事なことは、リスクを分散するということです。相手のイヤな部分が見えたらぐっとこらえ、他の女性と食事をするなど息抜きをすることで気を紛らわせましょう。全てが恋愛に引きずられてしまっては元も子もないというものです。
これだけはやってはいけない!
このように、本命以外にも女性と親しくしているとどうしても他の女性の話もしたくなるものですが、これはやってはいけないことです。あなたにとって本命ではないとはいえ、相手はあなたの話を聞いてくれる以上、あなたを憎からず思っています。
これから恋愛に発展するかはさておき、今目の前にいる女性の口から他の男性の話が出てきたらあまり良い気分はしませんよね。それはあなたにとっても同じことなのです。女性とふたりでいるときは、たとえそれがただの友達だったとしても他の女性の話はしないことはマナーのひとつです。
適度に息抜きをしていると、本命女性との関係もより良好に保てるというものです。繰り返しますが、恋愛がすべてではありません。本命女性と付き合っている場合も、そうでなく恋焦がれているだけだったとしても、その女性に心の全てを捧げてしまうことは危険です。うまく自分の心をコントロールすることが恋愛においては重要なことなのです。